動物はそれぞれの生活に適した脳をもっています。さまざまな行動をコントロールしている脳は、いつ誕生し、どのように進化してきたのでしょうか。
はじめは単細胞のゾウリムシ。「脳の話なのになぜゾウリムシ?」と思われるかもしれませんが、ニューロン(神経細胞)の最大の特徴である電気的な変化を使って、ゾウリムシは泳ぐ方向を判断しています。ゾウリムシが「泳ぐ神経」と呼ばれる由縁を、楽しいパペットアニメで見ていきます。昆虫や軟体動物の脳も登場します。磯で見かけるアメフラシは、肉眼で見えるほど大きいニューロンがたくさんあります。「軟体動物の神経線維は、体が伸び縮みしても切れないのはなぜ?」こんな疑問にも答えます。ヤツメウナギからサメへ、霊長類からヒトへと進化していく脳についても考えます。ここでは食物の採り方に注目して、脳がどうして大型化したのか仮説を立てます。歴史の中で見ると、私たちの脳のことがよくわかるのです。
第45回 科学技術映像際 文部科学大臣賞
【内容】
- 第1部:単細胞の見事な環境適応
- 弟2部:脳の誕生
- 第3部:大型化した脊椎動物の脳
- 第4部:さまざまな脳の進化
- 第5部:器官に過ぎない脳


- 協力者
- ・秦羅 雅登/日本大学医学部 ・勝山 成美/日本大学医学部
・中岡 保夫/大阪大学大学院基礎工学研究科 ・木村 文隆/大阪大学大学院医学研究科
・小泉 修/福岡女子大学人間環境学部 ・美濃部 純子/福岡女子大学人間環境学部
・阿形 清和/理研神戸発生・再生科学総合研究所 ・畠 義郎/鳥取大学医学部
・市川 敏夫/九州大学大学院理学研究院 ・山脇 兆史/九州大学大学院理学研究院
・黒川 信/東京都立大学大学院理学研究科
- 撮影協力
- ・標津サーモン科学館 ・浦堂保育園
・東京都渋谷区立本町中学校・日産自動車株式会社 栃木工場
- 制作協力
- ・ソニーPCL株式会社 ・キャプテン・マック海洋研究所
・有限会社 山口進事務所 ・株式会社 テイク・オーシャン
・Studio HB
- 監修
- 鳥居信夫・工藤光子・中村桂子/JT生命誌研究館
- 企画・制作
- JT生命誌研究館