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ミニコーナー:脳の生命誌

環境を認識し、うまく行動できるように指令を出す脳。
生きものによって形が違います。
脊椎動物の脳の模型や、昆虫の脳標本を手にとって比べてみましょう。

2004(2019.8リニューアル)〜 1F展示ホール

まわりの様子を知り、適切な行動をとることは生きていく上でとても大切です。その役割を担うのが脳です。この展示では脊椎動物の脳の基本構造と生きものごとの違いを模型とパズルで知ることができます。さらに、無脊椎動物の仲間である昆虫の脳標本を観察するコーナーが2019年にできました! とっても小さい昆虫の脳、あなどれません。

みどころ01

脊椎動物の脳の模型
「基本は同じ脳の形」

脳をつくる基本的な部位は脊椎動物に共通です。でも各部位の占める割合や受けもつ機能は生きものによって異なります。サケやヒキガエル、クサガメ、ギボン、ペンギンなど8種類の脳模型(実物の4倍)とパネルを見ながら、それぞれどの部分が発達しているか比べることができます。

みどころ02

脊椎動物の脳のパズルに挑戦!

大脳・小脳・間脳など5種類の基本部位のピースを組み合わせて脳を完成させるパズルです。ちょっと難しいかもしれませんが、生きものの暮らし方や特徴をおさらいしながらゆっくり組み立ててみてください。

みどころ03

小さくてもムシできない
虫の脳

チョウ、ハチ、ナナフシなど6種類の昆虫脳の標本を観察することができます。虫たちの優れた身体能力と大繁栄を支えているのが、小さくて効率的な脳のはたらきです。虫たちはどんな世界を生きているのでしょうか。脳の標本から虫の暮らしを考えるコーナーです。
標本作製:宇賀神 篤 研究員(チョウが食草を見分けるしくみを探るラボ

みどころ04

だれの脳? 標本を見て解く
「昆虫脳クイズ」

昆虫脳の標本コーナーの最後はクイズです。「カブトムシ」、「セミ」、「トンボ」、それぞれの虫の特徴を考えながら標本を観察し、どれがだれの脳か当ててみてください。

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