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19.07.28

小田ラボの論文が国際学術学会誌 Developmental Biology の論文賞に選ばれました

アメリカの発生生物学会学会誌Developmental Biologyに2018年に掲載された293編の原著論文の中から、小田ラボの論文が論文賞(DB Outstanding Paper Award 2018)に選ばれました。論文の質やインパクトなどが評価されての受賞です。この論文賞は若手研究者の支援を目的としており、第一著者の逸見なつきさん(大阪大学大学院理学研究科、生物科学専攻、2014年修士号取得)が受賞します。逸見さんはこの7月にボストンで開かれるアメリカ発生生物学会年会に招待されています。受賞論文の研究は逸見さんの「グラフが描きたいです」という意思表明からスタートしました。

 

※論文はこちらでご覧いただけます。

■受賞&学会参加報告

2019年7月26日〜29日にボストンで開催されたアメリカ発生生物学会第78回年会(Society for Developmental Biology 78th Annual Meeting)に逸見なつきさん(元大学院生、大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻)が招待され、論文賞(DB Outstanding Paper Award 2018を受賞した研究に関して発表しました(発表内容はこちら)。300人規模の会場は立ち見が出るほどの盛況で、オオヒメグモの写真や動画が現れるたびに聴衆が心動かされている様子が伝わってきました。仕事をしながらの準備は本当に大変だったと思いますが、英語での発表を立派にやり遂げました。最終日の懇親会では授賞式があり、「おめでとう」「動画がすごかった」など、声をかけていただきました。秋山-小田康子も学会でポスター発表をしました。クモの研究を初めて見る人が大多数でしたが、20時から23時までの発表時間をフルに使って説明し、多くの人に興味をもって聞いていただくことができました。また、そんなに夜遅くでも、会場は大きな声でディスカッションする人々であふれており、アメリカのパワーを感じた夜でした。(秋山)

 

 

 

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