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生態学・行動学 細胞生物学 動物 関東
  アゲハの見る世界を探る
顔写真
氏名   蟻川 謙太郎
name Kentaro Arikawa
e-mail Arikawaarikawa@yokohama-cu.ac.j
住所1 横浜市立大学理学部神経行動学研究室
住所2 なし
telephone 000-0000-0000
facsimile 000-0000-0000
住所3 なし
ありかわ・けんたろう/
1957年東京生まれ。自由学園卒。上智大大学院修了、理博。横浜市立大学助手、助教授を経て、現在同大学理学部教授。
修士課程の学生のころにアゲハのお尻に“目”があることを発見して以来、一貫して動物の光感覚の研究に取組んでいます。現在の中心的なテーマはアゲハの色覚で、電気生理学、光顕・電顕の組織学、生理光学、分子生物学、行動学など、さまざまな方法を使ってアゲハの見る世界を探っています。趣味は、フルート演奏とネイチャーフォト。
なし
スライド、この一枚
   
 この写真は、かみそりで切り取ったアゲハの複眼に切り口から光をあて、目の表面から撮影したものです。6角形は複眼を構成するひとつひとつの個眼です。赤や黄色は、それぞれの個眼にあるフィルターの色です。

 アゲハ複眼には6種の色受容細胞が見つかっています。一方、1つの個眼には9つの視細胞があります。9つの視細胞がそれぞれ何色の受容細胞かを丹念に調べた結果 、個眼には色受容細胞の組合わせの違う3つのタイプがあることが分かりました。写真の赤、黄、白(薄いピンク)はそれに対応しています。色フィルターは、個眼内部の色受容細胞の性質をきめるのに欠かせないものです。
 アゲハの行動をよく観察すると、蜜を探すときに色がとても大切な情報であることも分りました。どのようなしくみで脳が「色」を作っているのか、なぜこんな複雑な複眼が発達したのか、疑問は尽きません。そういう疑問にひとつひとつ答えて行きたいと考えています。
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