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発生学 細胞情報科学 線虫 中部、北陸
  C.elegansにおけるゲノムの発現パターンマップ
顔写真
氏名   小原 雄治
name Yuji Kohara
e-mail なし。
住所1 国立遺伝学研究所 生物遺伝資源情報研究室
住所2 なし。
telephone 000-0000-0000
facsimile 000-0000-0000
住所3
こはら・ゆうじ/1951年京都生まれの京都育ち。1974年京都大学理学部生物物理卒業。小関研究室で分子遺伝学のインプリンティングを受けた。大学院は名古屋大学理学部分子生物・岡崎令治教授の元へ進学。しかし1年後のM2の夏に岡崎教授は白血病で死去。最後の院生として残されてしまった。以後、「先生」なしでやってきたようなものである。大学院での仕事は岡崎フラグメントの開始点のマッピングなど。ポリメラーゼ、キナーゼなどの酵素は自分で精製した世代。組換えDNA技術の誕生、広がりの渦中にいた。1980年名古屋大学理学部分子生物助手。1985年に遺伝学とDNAの橋渡しの練習のつもりで大腸菌ゲノムの物理地図作成を始めた。ほとんどのデータは半年で得たが最後の詰めに時間がかかり1987年発表。このような手法を多細胞生物に応用したくて、1988年から2年間英国ケンブリッジMRC分子生物学研究所で客員研究員として線虫C.elegansに親しんだ。この間に国立遺伝学研究所遺伝情報研究センター助教授に移籍。
1990年からC.elegansゲノムの発現パターンマップの研究を開始した。1996年改祖に伴い構造遺伝学研究センター教授。現在にいたる。岡崎先生が亡くなった年齢を1つ越した。
なし
スライド、この一枚

  遺伝情報はゲノムDNAという1次元上に並んでいます。一方、生物には発生、分化、老化といった時間軸、および個体の中の位置や細胞系譜という複数の次元があり、その中で遺伝情報の発現が絶妙にコントロールされています。この仕組みの全貌を理解するために、私たちは線虫の一種C.elegansを用いて、どの遺伝情報が、どの時期に、どの細胞で、読まれているかというゲノムの発現パターンマップ作りを進めています。C.elegansは細胞数はたった1,000個ですが、神経系など動物としての基本的な体制を持つ優れたモデル系です。受精卵から成虫までの細胞分裂パターンが明らかにされてきましたので、個々の細胞レベルで遺伝子発現を研究することが可能です。私たちは、これまでに全遺伝子の1/3にあたる4,500の遺伝子をつかまえ、500以上の発現パターンを明らかにしてきました。図はその一例です。全ゲノムのDNA塩基配列が1998年末には明らかになる予定でもあり、このような情報を蓄積することにより、ゲノム軸、(発生)時間軸、細胞系譜(空間)軸などのいろいろな軸での検索が縦横にできることをめざしています。
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