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生態学・行動学 動物 近畿
  ○○
顔写真
氏名   松良 俊明
name Toshiaki Matsura
e-mail なし。
住所1 京都教育大学・生物
住所2 なし。
telephone 000-0000-0000
facsimile 000-0000-0000
住所3
まつら・としあき/1947年大阪府生まれ。京都大学農学部農林生物学科(昆虫学)卒業。同博士課程単位取得退学。1977年に生物学 教室の助手となり,現在同大学教授。修士論文では故井上民二京都大学生態学センター教授とともに,カマキリ の生態を共同で研究した。以後一貫して,捕食性昆虫(カメノコテントウ・アリジゴク・ヤゴ)の生態と行動 を追いかけている。いつか,アリジゴクを採集しながら,南太平洋の島々をのんびりとめぐってみたいと夢想 している。好きなこと:旅行,山歩き,芸術鑑賞,研究と関係ない分野の読書。
なし
スライド、この一枚
 私が長年つき合っているアリジゴク(クロコウスバカゲロウ幼虫)。本種は日本全国の海辺の砂地に,巣穴をつ くって餌動物の到来を待っている。捕食者の餌は空間的・時間的に変動し,その変化に対して捕食者がどのよ うに対応するかにより,個体が得る餌量も違ってくる。捕食性昆虫が,変動 する餌量に反応してどのような捕食戦略を採用しているのか,また個体が獲 得した捕食量の多少は生活史や増殖力にいかに影響するのか,ということに 興味を持って研究している。
 アリジゴクとは脈翅目(アミメカゲ ロウ目)の幼虫をさす。世界に約2000種,日本に17種産する。私は京 都府の北部の海岸砂丘に多数生息するクロコウスバカゲロウ幼虫を用いて, 巣穴移動に関係する生物的・物理的環境条件というものを探ってきた。とこ ろで,巣穴をつくるアリジゴクはごく一部の種であり,ほとんどの種は巣穴をつくらず,砂の表面下で大顎を開いて待ち伏せしているにすぎない。巣穴形成種は,巣穴をつくらない種から進化してきたものと考えられている。ア リジゴクはこのように巣穴非形成種 と,すり鉢状の巣穴をつくる種の2グループが存在するが,近年オーストラリアにおいて第3の種が発見された。
 それは,すり鉢状の巣穴から四方八方に溝を掘り,それゆえ車軸状というか星形の巣穴をつくる。本種は進化的に見てどう位置づけられるべきかを,行動観察などから考察している。なお,この奇妙なアリジゴクについての行動は,生命誌博物館のビデオライブラリ ーで見ることができる。
 私が長年つき合っているアリジゴク(クロコウスバカゲロウ幼虫)。本種は日本全国の海辺の砂地に,巣穴をつくって餌動物の到来を待っている。捕食者の餌は空間的・時間的に変動 し,その変化に対して捕食者がどのように対応するかにより,個体が得る餌量も違ってくる。捕食性昆虫が,変動する餌量に反応してどのような捕食戦略を採用しているのか,また個体が獲得した捕食量の多少は生活史や増殖力にいかに影響するのか,ということに興味を持って研究している。
 アリジゴクとは脈翅目(アミメカゲロウ目)の幼虫をさす。世界に約2000種,日本に17種産する。私は京 都府の北部の海岸砂丘に多数生息するクロコウスバカゲロウ幼虫を用いて, 巣穴移動に関係する生物的・物理的環境条件というものを探ってきた。ところで,巣穴をつくるアリジゴクはごく一部の種であり,ほとんどの種は巣穴をつくらず,砂の表面下で大顎を開いて待ち伏せしているにすぎない。巣穴形成種は,巣穴をつくらない種から進化してきたものと考えられている。アリジゴクはこのように巣穴非形成種 と,すり鉢状の巣穴をつくる種の2グループが存在するが,近年オーストラ リアにおいて第3の種が発見された。それは,すり鉢状の巣穴から四方八方に溝を掘り,それゆえ車軸状というか星形の巣穴をつくる。本種は進化的に見てどう位置づけられるべきかを,行動観察などから考察している。なお,この奇妙なアリジゴクについての行動は,生命誌博物館のビデオライブラリーで見ることができる。
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