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![]() "歩く宝石" と言われているオサムシは世界中広く分布している。その美しさに惹かれているのか、この虫の愛好者も世界中多くいる。オサムシ (subfamily Carabinae) は形態的特徴、特に交尾器の構造によってまず 2 族 (Cychrini and Carabini) に分けられ、後者 (Carabini) はまた 2 亜族 (Carabina and Calosomina) に分類されている。各族或いは亜族内には多数の属(genus) 或いは亜属 (subgenus) が認められている。しかし、形態の比較には、研究者の主観的な判断が入りやすく、どのような形態的特徴を重要視するかという研究者の立場によって結論が食い違うことが多い。従って、オサムシの系統関係はほとんど解明されていないのが事実である。客観性を持つ分子マーカーを用いて全世界のオサムシの系統関係、オリジン及び進化の道筋を明らかにすることが本研究の目的である。この図はミトコンドリア ND5 (NADH dehydrogenase subunit 5) 遺伝子による代表的な日本産オサムシの系統樹である。 |
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