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細胞生物学 細胞情報科学 コンピュータ 細菌 関東
  コンピュータ上に細胞を再構築する
顔写真
氏名   冨田 勝
name Masaru Tomita
e-mail mt@sfc.keio.ac.jp
住所1 慶応義塾大学 環境情報学部   
住所2 なし。
telephone 000-0000-0000
facsimile 000-0000-0000
住所3
とみた・まさる/1981年 慶応義塾大学工学部数理工学科卒業後、渡米。ペンシルバニア州カーネギーメロン大学コンピューター科学部大学院博士課程留学。その後カーネギーメロン大学助手、助教授、準教授、同大学自動翻訳研究所副所長歴任。「Tomita LR法」という高速な構文解析手法を考案し、米国立科学財団大統領奨励賞授賞(1988)。

取得学位:Ph.D(情報科学、カーネギーメロン大学、1985)、工学博士(電気工学、京都大学、1994)、医学博士(分子生物学、慶應大学、1998)。

現在、慶應義塾大学環境情報学部教授、慶應義塾大学医学部教授(兼担)。 専門分野: 生命情報科学、遺伝子情報解析、バイオインフォマティクス、言語処理、人工知能
 教員が学生を「指導」しているうちは、たいしたことありません。本当に21世紀の学問をやろうと思ったら、教員と学生が一緒になって 研究する必要があります。冨田研究室では私のことを「先生」と 呼ぶことを禁止しています。新分野を開拓するときには手本となる教科書が存在しません。だからすべての学生は、福澤諭吉のいう「半学半教」を実践し、学びながらそれを後輩や仲間に教えます。 私自身も例外でなく、教えながら学生から多くのことを学びます。そこには「師弟」の関係はなく、私は学問や研究を行なっていく上 での「先輩」にすぎないと思っています。
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スライド、この一枚

  21世紀は遺伝子(ゲノム)情報に基づく新しい生命科学の時代だ。現在世界中で進められているゲノムプロジェクトによって、すでに30種を越える生物種のDNA配列が読み取られ、パブリックのデータベースに格納されている。20世紀の生物学は実験・観察が中心の経験的な学問だったが、21世紀は生命の設計図をコンピュータで解読しながら生物のしくみや振る舞いを考える、極めて論理的な学問へと大きくパラダイムシフトがおきるだろう。

 E-CELLプロジェクト
細胞全体をまるごとコンピュータ上に構築することを究極の目的として96年に発足した。E-CELLは酵素反応や膜輸送、遺伝子発現などの化学反応をルールとして個々に定義するとそれらを疑似並列に実行し全体の振る舞いをシミュレートする。このE-CELLシステムを用いて、我々は昨年までに127個の遺伝子からなる仮想の「自活細胞モデル」を完成させた(図参照。参考記事Science 284:5411 p80-81)。この細胞はブドウ糖を取り込んで、蛋白質や細胞膜を作り生命を維持するだけの最小の細胞である。また最近ではE-CELLを用いてヒト赤血球細胞のシミュレーションを完成させた。現在ではこのモデルの酵素活性を人工的に阻害することによって、先天性貧血の原因であるG6PD欠損症などの遺伝病における赤血球細胞の状態をコンピュータ上に再現することを試みている。
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