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JT生命誌研究館 コミュニケーションルーム
サイエンティストライブラリー:特別編

サイエンティストライブラリー:特別編 〜日本の生命研究を築いた科学者〜

20世紀、独自の研究によって日本の生命研究の基礎をつくった科学者が、自らの研究と人生を語ります。豊富な写真と図版もお楽しみ頂けます。
※記事は、季刊「生命誌」掲載のScientist LibraryをWeb用に編集したものです。科学者の所属等は季刊「生命誌」掲載当時の情報となります。

遺伝学 細胞生物学 神経科学 生化学 生態学・生物学 発生学 生物物理学

遺 伝 学

通巻 2号

無の発見

大澤省三

大澤省三
生命誌研究館特別研究員

「人が面白いということや、今面白いことはやるな、自分で考えたテーマを面白くせよ」と、故江上不二夫博士は常々学生たちに話していたという。大澤博士は学生時代にこの言葉に強くひかれ、...

木村資生

木村資生
国立遺伝学研究所名誉教授

分子進化の中立説で、世界的に知られる木村資生博士の哲学は「サバイバル・オブ・ザ・ラッキエスト」。ダーウィン流の適者生存ではなく、...

志村令郎

志村令郎
京都大学理学部教授

どの科学者にもその人なりの研究スタイルがある。新しい発見に出合えるかどうかは、そのスタイルに負っていることが多い。...

小関治男

小関治男
京都大学名誉教授

分子生物学の幕開けに研究のスタートを切った小関博士は、その奔流の中で研究人生を歩んできた。新しい分野にあっては、いつも自分自身で考えなければならない。...

森脇和郎

森脇和郎
総合研究大学院大学副学長

マウスとの出会いが森脇博士の研究人生を決めた。生き物の仕組みに強い関心をもつ博士は、マウスの遺伝学に取り組む。さらに関心は、実験室からフィールドに広がり、...

豊島久真男

豊島久真男
東京大学名誉教授

がんの原因と治療法の研究は、生物学、医学の最大のテーマの一つである。20世紀後半、細胞のがん化の原因とそのメカニズムの解明に第一線の研究者がしのぎを削った。...

通巻26号

私の偶然と必然

松原謙一

松原謙一
大阪大学名誉教授

生物に興味を抱いた少年が、DNAに出会い、生命に共通の問題を解き明かせると、学問への目を開く。それからの松原博士の研究は、そのままDNA研究の歴史に重なった。...

岡崎恒子

岡崎恒子
藤田保健衛生大学総合医科学研究所教授

生物好きの少女が,生命の基本を明らかにしようと意欲に燃えた若い生物学者に出会い,ともに研究の道を歩み始める。折しも分子生物学の黎明期、世界中の研究者がしのぎを削るなかで,...

杉村 隆

杉村 隆
国立がんセンター名誉総長/東邦大学名誉学長

70歳代になって、子供のころから大好きだったチョウの幼虫に、盛んに増殖するがん細胞をアポトーシス(ある種の自殺)に導く物質を見つけ、興奮している杉村先生。...

花房秀三郎

花房秀三郎
米国ロックフェラー大学名誉教授/大阪バイオサイエンス研究所所長

自らを増やすという生物の基本を、もっとも単純な形で見せてくれるウィルスに魅せられ、これによって、生き物の原理を解きたいと思った花房先生は、分子生物学の新しい流れの中で、...

吉川 寛

吉川 寛
JT生命誌研究館顧問/大阪大学名誉教授/奈良先端科学技術大学院大学名誉教授

無類のチョウ好き。イモムシを育てるのが好きで、生きものを見つめてきた少年が研究者になる時、DNAが登場していた。...

吉田光昭

吉田光昭
東京大学大学院客員教授/東京大学名誉教授

高校の時の科学クラブで、錯体化合物がさまざまに発色するのに惹かれました。田舎だったので村の演芸会があったのです。...

岸本忠三

岸本忠三
大阪大学大学院教授/元大阪大学総長

医学には二つの道があります、一つは個人の技術で患者を助けるという、いわゆる名医への道です。もう一つは、基礎的な研究を治療に結びつける道で、...

審良静男

審良静男
大阪大学免疫学フロンティア研究センター

免疫と言われて思い起こすのは、一度かかった病気にはかかりにくい現象でしょうか。これは免疫の一面を捉えたにすぎず、本来、免疫には二つの大きな柱があります。、...

長谷川政美

長谷川政美
復旦大学教授、統計数理研究所特命教授

生まれは新潟の燕です。スプーンやナイフなどの生産量が日本での90パーセント以上を占めるという金属洋食器の産地で、僕の家もその販売関係の仕事をしていました。...

岡田清孝

岡田清孝
自然科学研究機構理事/基礎生物学研究所所長

生まれは大阪天王寺です。両親共に大阪の人間でしたから血筋としては浪速っ子です。でも、大阪の記憶はあまりありません。...

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遺伝学 細胞生物学 神経科学 生化学 生態学・生物学 発生学 生物物理学

細胞生物学

樋渡宏一

樋渡宏一
石巻専修大学理工学部教授

小学生が中学生時代に、顕微鏡の下で泳ぎまわるゾウリムシの愛敬ある姿をみたことのある人は多いのではないだろうか。では、単細胞生物のこの生き物にも「性」があることを知っていますか。...

石崎宏矩

石崎宏矩
名古屋大学名誉教授

幼虫から蛹、蛹から成虫へと変態する昆虫。蝶や虫の美しさに心をうばわれた少年が、絵筆を試験管に持ちかえ、昆虫変態のかぎを握るホルモンの研究に半生をかけた。...

濱 清

濱 清
元・岡崎国立共同研究機構生理学研究所教授

光学顕微鏡から電子顕微鏡へ。さらに超高圧電子顕微鏡へ。神経の結合の姿を、顕微鏡を駆使して、みごとに掲示した濱清博士。細胞の微細な構造とその機能−顕微鏡下、...

岡田善雄

岡田善雄
千里ライフサイエンス振興財団理事長/大阪大学名誉教授

世界で初めて細胞融合に成功した岡田善雄博士の細胞に挑むバイタリティ溢れる研究人生。 細胞融合――それは世界における体細胞遺伝学の幕開けだった。...

増井禎夫

増井禎夫
トロント大学名誉教授

生物学は、生体の物理学でなければならない。自然に親しみ、生き物に対する興味を論理的に解き明かすのが、ラスカー賞を受賞した増井博士のサイエンスの姿勢。...

柳町隆造

柳町隆造
ハワイ大学医学部教授

たった1個の細胞である受精卵から個体が生まれてくる過程は、誰にとっても不思議だ。柳町博士は、その出発点である受精の研究を魚を使って始め、さらに哺乳類の生殖の研究に挑んだ。...

黒岩常祥

黒岩常祥
立教大学理学部生命理学科教授/東京大学名誉教授

学生時代にウニの卵割を観察したスケッチに、分裂中の割球間のくびれ部分から線が引き出し、これはなんだ?と記した。それから約40年、顕微鏡を使って「分裂の形」を細胞とオルガネラで追い続け、...

柴岡弘郎

柴岡弘郎
大阪大学名誉教授

「キミ見てみんか?」 ヒマワリは本当に日に向かって廻るのかを尋ねたとき、これが先生の答えだった。本を読んだり、人に尋ねることだけが知識を得る方法ではない。...

柳田充弘

柳田充弘
京都大学大学院特任教授/沖縄科学技術研究基盤整備機構 主任研究員

小学校2、3年の時だったかな、2000年前の地層から出た蓮の種が美しい花を咲かせたという大賀一郎博士の研究を新聞で知り、そんなに長い間種が生き続けていたんだということに強い印象を受けた覚えがあります。...

廣川信隆

廣川信隆
東京大学大学院特任教授

生まれ育った横須賀は、都会ですし住宅街でしたが、自然は結構残っており、お寺や山がいい遊び場でした。近所の友だちと駆け回って、クワガタやセミを捕りましたよ。...

大隅良典

大隅良典
東京工業大学特任教授

いろいろな生きものを見ていると、面白い現象に気づいてはっとする機会はいっぱい転がっています。博物学の時代に戻れというわけではありませんが、多様な生きものを見て、...

長田重一

長田重一
京都大学大学院教授

アポトーシスという言葉は専門外の人も知っている言葉になってきました。プログラムされた死とも言われ、体ができてくる時あるいは新陳代謝時に死ぬことが求められる細胞があり、...

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遺伝学 細胞生物学 神経科学 生化学 生態学・生物学 発生学 生物物理学

神経科学

通巻 4号

馬の念仏抄

中井準之助

中井準之助
生命誌研究館顧問

神経と筋肉を同時培養し、世界で初めて神経―筋接合に成功した中井準之助博士。古風で武骨、独歩な学者人生は、「最後の帝国大学教授」といわれるのにふさわしい。...

伊藤正男

伊藤正男
理化学研究所脳科学研究センター所長

「脳の世紀」「脳科学の時代」と言われるが、脳の研究はようやく緒についたばかりだ。ここに至るまでに多くの学問分野の積み上げが必要だった。...

中西重忠

中西重忠
大阪バイオサイエンス研究所所長

動物の遺伝子工学が可能になった時、この手法の利点がもっとも生かされる問題は何かと考えた。内分泌学から神経科学へ、新しい方法論を組み立てながら未知の原理の発見に挑み続ける姿は、...

	坂野 仁

坂野 仁
東京大学大学院教授

神経科学という学問がめざすゴールは2つあります。一つは、アルツハイマー病やパーキンソン病など神経疾患の治療法を探る、医学としての目標です。もう一つは、われわれは何者であるか...

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遺伝学 細胞生物学 神経科学 生化学 生態学・生物学 発生学 生物物理学

生 化 学

今堀和友

今堀和友
三菱化学生命科学研究所名誉所長

タンパク質の構造解析から、酵素、そしてアルツハイマーの研究まで、テーマはダイナミックに変わった。大きな流れの中で、その時、その時の研究目的をはっきりと打ち立てる...

堀越弘穀

堀越弘穀
東洋大学工学部教授

化学における発見にはさまざまなきっかけがある。「偶然」もそのひとつ。夕暮れの中、フローレンスの街を見下ろしているうちに、ふと思い浮かんだ考え...

茅野春雄

茅野春雄
北海道大学名誉教授

昆虫はあんな小さな体でどうして飛べるのだろう? 休眠する昆虫の卵の中でエネルギーはどうなっているのだろう? 流行には乗らないという信念のもと、...

丸山工作

丸山工作
元千葉大学学長

筋肉はどのようにして伸び縮みするのか、わくわくするようなその仕組みの解明には、多くの辛抱強い実験研究があった。...

通巻28号

運・純・根

早石 修

早石 修
京都大学名誉教授/大阪バイオサイエンス研究所所長

研究は探偵小説と同じで、生命現象を探る楽しみだったという早石博士は、生化学の黄金時代に精力的に研究を進め、それを築く一人となった。...

石坂公成

石坂公成
ラホイヤ・アレルギー免疫研究所名誉所長

アレルギーの仕組みを明らかにすることを生涯の研究テーマにする中で、その原因となる免疫グロブリンE (IgE)を発見。そこから、外界から自分自身を守り、...

本庶 佑

本庶 佑
京都大学大学院医学研究科教授

医者を志して入った大学で分子生物学に出会い感動した青年は、2年生の頃から早石博士の研究室に出入りするようになる。基礎研究者の道を選び、...

大島泰郎

大島泰郎
東京薬科大学教授/東京工業大学名誉教授

80℃という手も入れられないほど高温の温泉に暮らす好熱菌。この変わり者が生命の起源に近い頃の生きもののしくみを教えてくれるのではないか。...

通巻44号

酵素に恋して

アーサー・ コーンバーグ

アーサー・ コーンバーグ
スタンフォード大学医学部生化学科 名誉教授

86歳の今も研究の現役。貧しい中での選択であった医学で出会った酵素。ATP合成からDNA複製へ。生命を支える酵素を追い続けた今も無名の酵素が、呼んでいる...

[Fell in Love with Enzymes(英語版)]

谷口直之

谷口直之
大阪大学産業科学研究所寄附研究部門教授/理化学研究所基幹研究所グループディレクター/大阪大学名誉教授

生まれは東京の永福町ですが、三歳の時に空襲を逃れ祖母の果樹園のある札幌郊外の藤野へ母に連れられ疎開しました。1000本のリンゴの木と四季折々...

	御子柴克彦

御子柴克彦
理化学研究所脳科学総合研究センター チームリーダー/東京大学名誉教授

クロード・ベルナールの「実験医学の原理」を山口知子先生と一緒に翻訳する機会にめぐまれました。1542年、コレージ・ド・フランスの教授だったベルナール...

吉田賢右

吉田賢右
京都産業大学教授・東京工業大学名誉教授

「?・・・・・!」、これが定年退官の時の最終講義のタイトルです。私の科学に対する姿勢が込められているのですが、音読できないタイトルに、紹介する方としては困ったでしょう。...

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遺伝学 細胞生物学 神経科学 生化学 生態学・生物学 発生学 生物物理学

生態学・行動学

通巻 7号

私の夢と遍歴

西村三郎

西村三郎
京都大学名誉教授

少年時代から海にあこがれ、海を相手に生きることを夢見ていた西村博士。やがてその夢がかなったとき、海は若き博士にとって久遠の恋人となった。...

岩槻邦男

岩槻邦男
東京大学名誉教授

植物は控えめで無口だが、しっかり話し込んでいくと、少しずつその姿を見せ、心を開いてくる。彼らの話に耳を傾け、丁寧につきあってきた植物分類学者がそこに見たものは...

通巻14号

蝶愛ずる日々

白水 隆

白水 隆
九州大学名誉教授

飛翔し、静止し、漂流するチョウチョウを追った少年の記憶 あこがれと夢とそれ以上の不思議を少年はそのままに待ち続けた。日本のチョウ研究を常にリードしてきた白水博士の七十余年。...

河野昭一

河野昭一
京都大学名誉教授

暮らしの中の身近な植物への興味が少年の一生を決めた。河野博士にとって植物の研究は生きる営みそのものだった。そして種とは植物の生きる姿そのものだと考えた。...

杉山幸丸

杉山幸丸
京都大学名誉教授/東海学園大学教授

日本の霊長類学は,草創期からその独特の方法論で世界の中で群を抜いていた。第二世代の杉山幸丸博士は,それを踏まえながらも学問としては新展開が必要と考え,...

青木淳一

青木淳一
横浜国立大学名誉教授/神奈川県立生命の星・地球博物館館長

何の研究をしてらっしゃるんですかと聞かれたとき、僕の答えは簡単、「ダニ」です。ダニ? それでどんな研究を? とお思いになるでしょうね。...

赤澤威

赤澤威
高知工科大学教授

テニスで鍛えた体と、学生時代に学んだ柔軟な発想。2つをあわせ、フィールド調査に挑戦し続けた。ネアンデルタール人の正体に迫る化石の発掘と復活プロジェクト。...

和田英太郎

和田英太郎
海洋研究開発機構 地球環境フロンティア研究センター プログラムディレクター/京都大学名誉教授/総合地球環境学研究所名誉教授/ロシア・シベリア 地区 科学アカデミー名誉教授

地球が誕生して以来、進化を続けてきたシステムには2つあります。1つはもちろん生命で、38億年間かけて多様な生物を生み出しました。...

塚本勝巳

塚本勝巳
東京大学大気海洋研究所教授

「動物はなぜ旅をするのか?」研究人生のほとんど、この問いに向き合ってきました。僕は生き物の動く姿が好きなんです。でも個体の中へあまり深く入っていきたくはありません。...

松沢哲郎

松沢哲郎
京都大学霊長類研究所所長

東京深川の教員寮で、小学校教師の両親と男の子3人がちゃぶ台を囲んで食事をしている。それが子ども時代の記憶です。...

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遺伝学 細胞生物学 神経科学 生化学 生態学・生物学 発生学 生物物理学

発 生 学

通巻 9号

ホヤから私へ

藤田晢也

藤田晢也
京都府立医科大学名誉教授

人間が頭で考えて突き詰めたことは、なぜ自然の法則に合致するのだろうか? 心は神から与えられたものなのか? 多くの哲学者が考えてきたこのテーマを科学は解明できるのだろうか?...

通巻13号

フナに学ぶ

小野里 坦

小野里 坦
信州大学教授

大沼のフナはメスの遺伝子だけで子供を生んでいた...。自然の不思議に強く惹かれた小野里博士はそのしくみを解明する一方で、いつも人間の暮らしに貢献したいと考えている。...

岡田益吉

岡田益吉
筑波大学名誉教授

アメリカに渡った岡田益吉博士は、ショウジョウバエに出会う。時あたかも、別々の道を歩んできた発生学と遺伝学が、再び邂逅しようとしていた...

杉山 勉

杉山 勉
石巻専修大学教授

分生生物学が華々しく開花した60年代のアメリカ。若い杉山博士は、その渦中で企業の研究所に入り、競走にしのぎを削った。...

岡田節人

岡田節人
生命誌研究館館長/京都大学名誉教授

生命誌では,科学を文化として捉え,香り高い文化の中でこそ進められ,語られるものだと考えています。今回のサイエンティストライブラリーは, 岡田節人館長が自身の人生をりながら文化を語ります。...

勝木元也

勝木元也
岡崎国立共同研究機構 基礎生物学研究所 所長

星空と幾何と工作が好きな青年は、居眠りに行った講演会で分子生物学と初めて出会い進路を変更した。カイコ、マウスと研究システムの確立を進めてきたが、...

堀田凱樹

堀田凱樹
東京大学名誉教授/大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構長

子供時代はラジオ少年。だから生きものへの興味はメカニズム。ヒトもハエも基本は同じというDNAを基本にした遺伝学に惹かれそこから脳のなぞ解きに挑んだ。...

藤澤 肇

藤澤 肇
名古屋大学大学院特任教授

悠々と飛ぶチョウに見とれた少年が大学生になって、眼と脳をつなぐ仕組みを知りたくなる。神経の一本一本が見えた時、謎解きが始まった。生きているとは、複雑でしなやかなこと。...

竹市雅俊

竹市雅俊
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター長

ムシやトリやサカナを飼うのが大好きだった少年時代。「生きものは趣味」と割り切ろうと、理工学部を受験してみたり、就職活動もしたけれど、やはり生物から離れられなかった。...

佐藤矩行

佐藤矩行
京都大学大学院教授

京都大学の助手になって間もなく、胚の切片を作っていた僕に、白上謙一先生(元教授・故人)が当時非常に珍しかった微速度カメラで撮影したヒキガエルの卵を自慢げに...

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遺伝学 細胞生物学 神経科学 生化学 生態学・生物学 発生学 生物物理学

生物物理学

通巻12号

カルシウムと私

江橋節郎

江橋節郎
東京大学名誉教授

地球上どこにでもあるありふれた無機質のカルシウム。そのカルシウムが筋肉収縮の鍵だった。江橋博士に孤立無援の中で自説を貫かせたのはなんだったのだろうか―。...

宮田 隆

宮田 隆
京都大学大学院 理学研究科 教授

子どもの頃は数学が好きで、大学では理論物理にのめり込む。時代の流れとともに生物物理に進み、いつのまにか「進化」という生命現象の中でももっとも難解な問いに、...

郷 通子

郷 通子
お茶の水大学学長/長浜バイオ大学特別客員教授/名古屋大学名誉教授

数学の論理と学問の世界に憧れた少女は、生きものをつくる分子を調べようと生物物理学へ。物質としてのタンパク質と進化の結果としてのタンパク質。どちらも本質、どちらも魅力。...

大沢文夫

大沢文夫
名古屋大学名誉教授/大阪大学名誉教授/愛知工業大学客員教授

物性論、泥、合成高分子から筋肉と幅広いテーマで分野の垣根を越えた研究を進め、物理学から生物学に足を踏み入れた。ちょっとした条件で状態が変わる生きもの相手に、...

近藤孝男

近藤孝男
名古屋大学大学院教授

生まれ育った愛知県の刈谷市は、東に行くと岡崎市、北に行くとすぐ名古屋です。僕の生活圏はこの3つにおさまってしまい、こんなに動いていない研究者も珍しいでしょう。...

柳田敏雄

柳田敏雄
大阪大学教授

戦後生まれで高度成長期に育った僕らが小さい時に抱いていた夢は、いわゆるいい大学を出て、大きな会社に入りエンジニアになること。欧米のような豊かな生活を夢見ながら、...

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