生命誌の広場

みなさんからのご意見

研究について

生命誌とは

投稿日:2019.04.06 ニックネーム:野菜畑のどんぐり

このところ、思考が少し深化している気がします。人間と人間の関係を中心とする相互作用を人間社会と呼ぶとしたとき、この社会の概念でもって、過去を記したのを歴史と、私たちは呼んでいるのですね.。
ところが、人間は生きものであるにも関わらず、歴史には、人間以外の生きものがほとんど登場しない。これはおかしい。

歴史は、時間軸のものさしで計測して、江戸時代と称したりします。一方、時間軸のものさしは、虫や動物の歩みも、時間軸のものさしで計測できる。生命誌とは、歴史に相当する、人間社会の変化の在り様に、対置すべく、歴を生命に置き換え、史を誌におきかえた概念とも理解していいでしょうか?

もし、そういう理解でよいとすると、環境という概念を(定義付ける)ことがやりやすくなるように思います。環境は、時間軸上で折り重なって現存しているので、「改ざん」ができっこない前提に立てることになるはずですね。

お返事

投稿日:2019.05.07 名前:中村桂子館長

自然と向き合いながらじっくり考える生活、羨ましいです。確かに「歴史」となると人間以外の生きものは登場しませんね。それどころか歴史の教科書は、いわゆる「えらい人」のことばかりで、庶民とくに女性や子どもなどはほとんど登場しません。そこで「史」から「誌」ですべての生きものの物語にしたいと思いました。おっしゃる通りです。生命誌を始めてから、時の流れこそ大事で早く早くは無意味と実感しています。

「人間は自然の一部」について

投稿日:2018.10.13 ニックネーム:ほっかいどう

先日、生命誌研究館で、生命誌絵巻・蟲愛づる姫君の屏風・ゲノムの歴史物語などにより、「人間は自然の一部」という大切な考え方についての理解をいっそう深めることができました。そして、このことはこれまでにアイヌの人々から教えていただいた「人間は自然の一部。自然に支えられてこそ生きることができる」という考え方やその考え方に基づくアイヌの人々の伝統的なものづくりにも重なりました。生命誌研究館での時間はとても貴重なものとなりました。心から御礼申し上げます。

お返事

投稿日:2018.10.15 名前:中村桂子館長

研究館へいらして下さったとのことありがとうございます。生命誌を理解していただくにはやはり来館していただくのが一番だと思っていますので、本当にありがたく思います。アイヌと重なるとのお話その通りだと思いますし、暫く前までは日本人の誰もがそのような考え方を持っていたのではないでしょうか。「生きものとしての人間」について考えていきますので、またお気づきのこと書き込んでいただけると嬉しいのです。

密教と科学における生命観と平等論

投稿日:2018.09.22 名前:太田 隆

上記のテーマが高野山大学大学院での研究テーマです。先生のお考えと同じであることを先日Eテレで曼荼羅のことで先生がご出演され非情に興味をもちました。ただ、有情無情のすべての元は「素粒子」にあるとかんがえました。宗教と科学と相容れぬでしょうが、たとえば「ニュートリノ」は目に見えないが地球をもとおりぬけるさまは、まさに摩訶毘盧遮那仏(大日如来)の慈悲の光と考えるようになりました。これらの点について間違っていたら、ご教示下さい。
よろしくお願い申し上げます。

お返事

投稿日:2018.09.25 名前:中村桂子館長

生命誌マンダラへのコメントありがとうございます。生命誌の世界としてこのようなものが描けるということですので、宇宙を基本にして描くとまた違ったものになるのだと思います。元は素粒子とお考えになってのマンダラを描かれたら是非ここに投稿していただきたく楽しみにしております。

アインシュタインの言葉

投稿日:2018.05.29 ニックネーム:ユリア

「いきもののつながり」というのは、子どもたちが深く感受するのでしょうね。
アインシュタインが『牢獄からの解放」という言葉を書いていること知りました。
「人間とは、わたしたちが宇宙と呼ぶ全体の一部であり、時間と空間に限定された一部である。わたしたちは、自分自身を、思考を、感情を他と切り離されたものとして体験する。意識についてのある種の錯覚である。
この感覚は一種の牢獄で、個人的な欲望や最も近くいる人々への愛情にわたしたちを縛り付けるのだ。
わたしたちの努めは、この牢獄から自ら解放することだ。
それには、共感の輪を、すべての生きものと自然全体の美しさに広げなければならない。
実質的に新しい思考を身につけなければ、人類は生き延びることはできないだろう」
この言葉の核心はどこだろうと思っています。また「新しい思考」ってどんなこと言っているのだろう。知っていきたい。できれば、関心のある人たちと。

お返事

投稿日:2018.06.04 名前:中村桂子館長

アインシュタインの言葉。お教えいただきありがとうございます。私は何でも生命誌に結びつける悪癖がありますが、人間が自然の一部であることを基本に考えるという気持ちに重なっていると感じます。アインシュタインが「ひとはなぜ戦争をするのか」という本で言っていることなど、天才科学者の思いに学ぶことはたくさんあるように思います。

キジの好きな場所

投稿日:2018.05.14 ニックネーム:ピッピ

中村館長さま

コメントをいただき、嬉しく思います。

私は群馬県に住んでいます。市長はハコモノが好きなようで、建物が増えました。道路の工事も盛んです。住まいは駅に近い場所ですが、昔は養蚕農家をしていた方が多かった土地のせいか、桑畑が普通の畑になる場合が多いようです。同じ苗字が集中していますし、城跡もありますから一族だったのかもしれません。近所に広い草原があります。そんな草原にキジが住んでいます。キジは用心深くコンクリートの道を渡り、昔ながらの農家の畑にオス1羽、メス2羽がやってきては朝ごはんを食べています。オスは活発で朝の5時前からケンケン鳴いてくれます。良いモーニングコールです!
キジの鳴き声にはパターンがあります。いつか、超音波などを計って地震とキジの鳴き方の関係を調べてみたいと夢見ています。

お返事

投稿日:2018.05.15 名前:中村桂子館長

キジについて詳しい御報告ありがとうございます。広い草原を思い浮べながら拝読しました。以前、庭の池に息子が釣ってきたフナを入れていましたら、それがある日ものすごく高く跳び上って外へ出てしまったことがありました。直後に地震。動物は敏感です(外へ出てはダメですけれど)。

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