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季刊「生命誌」は音楽などの文化を最新の科学と同居させ、新しい知の表現を試みる冊子として、開館と同時に創刊しました。
2019年に100号を迎え、記事数は800を越えます。生命誌の本棚を巡る気持ちで自由に記事を行き来してみてください。

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検索結果を表示しています。(791 件の記事が該当しました)

TALK

土と和する芸術と科学

樂 吉左衞門✕中村桂子

1949年、樂家十四代覚入の長男として京都市に生まれる。1973年東京藝術大学彫刻科卒業後イタリア留学。父、覚入の没後,1981年に十五代樂吉左衞門を襲名し現在に至る。2007年には滋賀県守山市の佐川美術館に樂吉左衞門館が新設され、館ならびに茶室を自身で設計した。当代の造形は、伝統に根ざしながらも現代性へと大きく踏み出している。

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季刊「生命誌」93号和 | なごむ・やわらぐ・あえる・のどまる

NHKの子どもの時間の「にほんごであそぼ」で、「和のどまる」という言葉を知りました。辞書に、のどかになる、しずまる、おちつく、とあります。今年のテーマに加えます。最近の社会の動きには、しずまり、おちついてほしいと願うことが多いので。

樂吉左衞門さんが、悩んだら自然の中に入ってその静けさを感じ、そこからの目線を持つことで次の仕事へ移れると話して下さいました。生命誌は、科学を通して人間は自然の一部という視点から生き方を探しています。そこで、しずまり、おちつくには、やはり自然の中にいる感覚が大切と考えています。その翌日、AI(人工知能)の研究会に参加し、人間を越えたポスト・ヒューマンの時代を予測する議論に違和感を覚えました。

今回のリサーチは無脊椎動物。昆虫など小さな生きものに学ぶのは生命誌の基本です。難波啓一先生も顕微鏡で観る小さな世界に学ばれています。

「和まる」。よい言葉だとお思いになりませんか。日々の暮らしにこれを生かすお仲間になって下さい。ホームページの「ちょっと一言」にも書きましたので、覗いてお考えを書き込んで下さい。

2017年6月1日 中村 桂子

RESEARCH

幼虫が昇る「大人への階段」

大原裕也

2009年静岡県立大学食品栄養科学部卒、2014年同大学院生活健康科学研究科博士後期課程修了。博士(食品栄養科学)。カリフォルニア大学リバーサイド校研究員などを経て、2015年より静岡県立大学食品栄養科学部助教。

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季刊「生命誌」93号和 | なごむ・やわらぐ・あえる・のどまる

NHKの子どもの時間の「にほんごであそぼ」で、「和のどまる」という言葉を知りました。辞書に、のどかになる、しずまる、おちつく、とあります。今年のテーマに加えます。最近の社会の動きには、しずまり、おちついてほしいと願うことが多いので。

樂吉左衞門さんが、悩んだら自然の中に入ってその静けさを感じ、そこからの目線を持つことで次の仕事へ移れると話して下さいました。生命誌は、科学を通して人間は自然の一部という視点から生き方を探しています。そこで、しずまり、おちつくには、やはり自然の中にいる感覚が大切と考えています。その翌日、AI(人工知能)の研究会に参加し、人間を越えたポスト・ヒューマンの時代を予測する議論に違和感を覚えました。

今回のリサーチは無脊椎動物。昆虫など小さな生きものに学ぶのは生命誌の基本です。難波啓一先生も顕微鏡で観る小さな世界に学ばれています。

「和まる」。よい言葉だとお思いになりませんか。日々の暮らしにこれを生かすお仲間になって下さい。ホームページの「ちょっと一言」にも書きましたので、覗いてお考えを書き込んで下さい。

2017年6月1日 中村 桂子

RESEARCH

線虫が親から子に伝える「記憶」

宇野雅晴

2006年、京都大学理学部卒、2013年、京都大学生命科学研究科博士課程修了。2013年より京都大学生命科学研究科シグナル伝達学にて研究員。環境ストレスと個体の関係について線虫を用いて様々な視点から研究している

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季刊「生命誌」93号和 | なごむ・やわらぐ・あえる・のどまる

NHKの子どもの時間の「にほんごであそぼ」で、「和のどまる」という言葉を知りました。辞書に、のどかになる、しずまる、おちつく、とあります。今年のテーマに加えます。最近の社会の動きには、しずまり、おちついてほしいと願うことが多いので。

樂吉左衞門さんが、悩んだら自然の中に入ってその静けさを感じ、そこからの目線を持つことで次の仕事へ移れると話して下さいました。生命誌は、科学を通して人間は自然の一部という視点から生き方を探しています。そこで、しずまり、おちつくには、やはり自然の中にいる感覚が大切と考えています。その翌日、AI(人工知能)の研究会に参加し、人間を越えたポスト・ヒューマンの時代を予測する議論に違和感を覚えました。

今回のリサーチは無脊椎動物。昆虫など小さな生きものに学ぶのは生命誌の基本です。難波啓一先生も顕微鏡で観る小さな世界に学ばれています。

「和まる」。よい言葉だとお思いになりませんか。日々の暮らしにこれを生かすお仲間になって下さい。ホームページの「ちょっと一言」にも書きましたので、覗いてお考えを書き込んで下さい。

2017年6月1日 中村 桂子

SCIENTIST LIBRARY

生きもののしくみを構造に観る

難波啓一

1952年兵庫県生まれ。1980年大阪大学大学院基礎工学研究科博士課程修了(工学博士)。1981年 米国ブランダイス大学博士研究員。1984年米国ヴァンダビルト大学博士研究員。1985年米国ヴァンダビルト大学講師。1986年米国ブランダイス大学上級博士研究員。1986年新技術事業団ERATO宝谷プロジェクトグループリーダー。1992年松下電器産業(株)国際研究所リサーチディレクター。1997年科学技術振興事業団ERATO難波プロトニックナノマシンプロジェクト総括責任者(兼任)。2002年大阪大学大学院生命機能研究科教授。2002年科学技術振興機構ICORP超分子ナノマシンプロジェクト研究総括(兼任)。2013年大阪大学特別教授。2017年大阪大学大学院生命機能研究科特任教授、大阪大学名誉教授、大阪大学栄誉教授。

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季刊「生命誌」93号和 | なごむ・やわらぐ・あえる・のどまる

NHKの子どもの時間の「にほんごであそぼ」で、「和のどまる」という言葉を知りました。辞書に、のどかになる、しずまる、おちつく、とあります。今年のテーマに加えます。最近の社会の動きには、しずまり、おちついてほしいと願うことが多いので。

樂吉左衞門さんが、悩んだら自然の中に入ってその静けさを感じ、そこからの目線を持つことで次の仕事へ移れると話して下さいました。生命誌は、科学を通して人間は自然の一部という視点から生き方を探しています。そこで、しずまり、おちつくには、やはり自然の中にいる感覚が大切と考えています。その翌日、AI(人工知能)の研究会に参加し、人間を越えたポスト・ヒューマンの時代を予測する議論に違和感を覚えました。

今回のリサーチは無脊椎動物。昆虫など小さな生きものに学ぶのは生命誌の基本です。難波啓一先生も顕微鏡で観る小さな世界に学ばれています。

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2017年6月1日 中村 桂子

TALK

やわらかに和して同ぜず

中村桂子✕長谷川 櫂

1954年熊本県生まれ。東京大学法学部卒業。読 売新聞記者を経て、俳句に専念。「朝日俳壇」選者。俳句結社「古志」前主宰、東海大学特任教授。『俳句の宇宙』で第十二回サントリー学芸賞受賞。句集『虚 空』で第五十四回読売文学賞受賞。句集以外に『「奥の細道」をよむ』『和の思想』『文学部で読む日本国憲法』ほか著書多数。

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RESEARCH

ボルボックスの仲間から多細胞化を探る

野崎久義

東京都立大学理学部卒。博士(理学)。慶應義塾高校教諭(その間筑波大学で論文博士取得)、国立環境研究所生物圏環境部主任研究員を経て、1995年より東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻准教授(助教授)。

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RESEARCH

植物の世代を切換えるスイッチ遺伝子

榊原恵子

2003年総合研究大学院大学にて博士(理学)取得。山口県立萩高等学校教諭(臨時)、日本学術振興会特別研究員(PD)、オーストラリア・モナシュ大学博士研究員、科学技術振興機構ERATO長谷部分化全能性プロジェクト技術参事、東京大学大学院理学研究科助教などを経て、2016年より立教大学理学部准教授。

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SCIENTIST LIBRARY

対称性を破る動物の形づくり

濱田博司

1950年香川県生まれ。1975年 岡山大学医学部 卒業。1979年 岡山大学大学院医学研究科博士課程修了(医学博士)。1979年 (財)癌研究所生化学部流動研究員。1979年 アメリカ国立衛生研究所(NIH)研究員。1985年 ニューファンドランドメモリアル大学医学部、アシスタントプロフェッサー。1988年東京大学医学部生化学教室助教授。1993年(財)東京都臨床医学総合研究所化学療法部部長。1995年大阪大学細胞生体工学センター教授。2002年大阪大学大学院生命機能研究科教授。2015年理化学研究所多細胞システム形成研究センター長。

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TALK

見えない世界に自由を描く

森 重文 × 中村桂子 

1951年愛知県生まれ。京都大学理学部卒業、同大学院修了。理学博士。京都大学理学部助手、ハーバード大学助教授、名古屋大学教授、京都大学数理解析研究所教授、同所長などを経て、京都大学高等研究院特別教授、院長。専門は、代数幾何学の研究。1978年ハーツホーン予測を解決し、その後「代数多様体の極小モデル理論(森理論)」で1990年フィールズ賞を受賞。現国際数学連合総裁。

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SCIENTIST LIBRARY

分子と分子が出会う、減数分裂を追いかけて

山本正幸

1947年
兵庫県生まれ
1975年
東京大学理学系研究科博士課程修了(理学博士)
ウィスコンシン大学酵素学研究所 研究員
1979年
京都大学理学部 助手
1981年
東京大学医科学研究所遺伝子解析施設 講師
1985年
東京大学医科学研究所遺伝子解析施設 助教授
1989年
東京大学理学系研究科 教授
2011年
かずさDNA研究所 所長
2013年
自然科学研究機構 基礎生物学研究所 所長

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TALK

物語りを生きる民話と生命誌

小野和子 × 中村桂子

1934年岐阜県生まれ。1958年より宮城県仙台市在住。東京女子大学日本文学科卒業。1970年から東北地方の民話採訪活動、民話集の編集、編纂に従事。1975年に「みやぎ民話の会」を設立し、現在は同会顧問。編著書に『長者原老媼夜話』『みちのく民話まんだら —民話のなかの女たち』ほか。1993年宮城県児童文化おてんとさん賞受賞。2004年地方教育行政功労者文部科学大臣表彰。2013年宮城県芸術選奨受賞。

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RESEARCH

高度な触覚センサとして活躍する小さな細胞

仲谷正史

2008年東京大学大学院情報理工学系研究科修了。博士(情報理工学)。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科訪問研究員、コロンビア大学医療センター博士研究員などを経て、2016年より北海道大学電子科学研究所学術研究員。共著書『触楽入門』(朝日出版社)を2016年1月に刊行。

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RESEARCH

睡眠の進化を語る細胞の発見

林悠

2008年東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻博士課程修了。理化学研究所脳科学総合研究センター研究員(糸原重美チーム)、筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 若手フェロー、助教を経て、2016年より同大学准教授。
写真:研究室のメンバーと(筆者:前列中央)

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SCIENTIST LIBRARY

花の性から広がる多様性の世界

矢原徹一

1954年
福岡県生まれ
1977年
京都大学理学部卒業
1982年
同大学院理学研究科博士課程中退
1983年
東京大学理学部附属植物園助手
1987年
同理学部附属植物園日光分園講師
1991年
同教養学部助教授
1994年
九州大学理学部教授
2000年
同大学院理学研究院教授

1998年
松下幸之助花の万博記念賞
2009年
みどりの学術賞

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TALK

地上の光と生きものと

内藤 礼 × 中村桂子

1961年広島県生まれ。1985年武蔵野美術大学卒業。1997年ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館にて《地上にひとつの場所を》を発表し注目を集めた。恒久設置作品に《このことを》(2001年、家プロジェクト 「きんざ」)、《母型》(2010年、豊島美術館)がある。2015年には30年にわたる仕事を包括した作品集『内藤礼|1985-2015 祝福』(millegraph)が刊行された。

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RESEARCH

トマトの実を育む細胞壁の変化

岩井宏暁

花は受粉が終わると、次世代を生む種子を育む実をつくる。この過程で、役目を終えた花は「落花」により、熟した果実は「落果」によって茎を離れる。これは劣化や衰えによる現象のように見えるが、実はここに植物細胞の巧みなしくみがあることをトマトで明らかにした。

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SCIENTIST LIBRARY

ゆらぐ自己と非自己―制御性T細胞の発見

坂口 志文

1951年
滋賀県生まれ
1976年
京都大学医学部医学科 卒業
京都大学大学院医学研究科 入学
1977年
愛知県がんセンター研究所実験病理部門 研究生
1980年
京都大学医学部免疫研究施設及び附属病院
輸血部 医員
1983年
京都大学医学部 博士号取得
ジョンズ・ホプキンス大学 客員研究員
1987年
スタンフォード大学 客員研究員
1989年
スクリプス研究所免疫学部 助教授
1992年
新技術事業団「さきがけ21研究」
研究員
1995年
東京都老人総合研究所免疫病理
部門 部門長
1999年
京都大学再生医科学研究所生体機能調節学分野教授
2007年
京都大学再生医科学研究所 所長
2011年
大阪大学免疫学フロンティア研究センター実験免疫学分野 教授
2013年
大阪大学 特別教授
2016年
同 特任教授

1986年
ルシル・P・マーキー生物医学賞
2003年
持田記念学術賞
2004年
ウィリアム・コーリー賞
2005年
武田医学賞
高峰記念三共賞
2007年
文部科学大臣表彰科学技術賞
2008年
上原賞
慶応医学賞
2009年
紫綬褒章
2012年
朝日賞
日本学士院賞
米国科学アカデミー外国人会員
2015年
Maharshi Sushruta Award
ガードナー国際賞
中日文化賞
トムソン・ロイター引用栄誉賞
吹田市長賞

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季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。

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シンポジウム

5/18(土)13:30〜15:45

虫の会(拡張版)第三回 「ピン留め」と「退縮」で作る昆虫の鋭い構造