生命誌ジャーナル 2005年冬号
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形づくりを支える分子の形の変化
JT生命誌研究館 小田広樹
 生命現象を支えるさまざまな分子。分子がはたらくには、その形が重要だ。多細胞動物にとって大切な細胞接着分子の形の変化を通して動物の進化を探る。
  (1) 細胞と細胞をくっつける構造に注目する理由
(2) 細胞と細胞をつなぐカドヘリン分子の形の違い
(3) 遠い過去の変化を探る
(4) 変化の方向を考える
(5) 形の変化の意味は?
1. さまざまな動物のカドヘリンの形
カドヘリンのアミノ酸配列をもとに分子系統樹をつくり、特徴的な構造ごとに色分けして、模式的に示した。
生物の系統的に離れているヒトデとクモやエビのカドヘリン分子の形が全く同じ。
→昔から形の変わることのなかった祖先型と想定できる。

2. それぞれのカドヘリンは祖先型から短くなった。
カドヘリンのアミノ酸配列をもとに分子系統樹をつくり、特徴的な構造ごとに色分けして、模式的に示した。
ヒトデやクモやエビのカドヘリン分子を祖先型とすると、他のカドヘリン分子は独立に短くなったと考えるともっとも簡単に説明ができる。
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