生物学に詳しい音楽家とまで言われた岡田節人名誉顧問が19回にわたり、思いのままに音楽を語った名エッセイです。音楽も科学も優れた知であることが浮かび上がります。
書斎で語る岡田先生。あるテレビ番組に出ていたら「生き物のことに詳しい音楽家」と視聴者に誤解されたほどの音楽マニアで知られる。オーディオルームを兼ねた書斎の棚には、世界各地で買い求めたLPやCDが並ぶ。
(写真=田中耕二)
1.
オペラの中の蝶
1993年2号
2.
北欧の人の心と鳥たち
1993年3号
3.
シュトラウスの昆虫
1994年4号
4.
ハイドンの『天地創造』に生命誌を聴く
1994年6号
5.
マルチヌーの『胡蝶と極楽鳥』
1995年7号
6.
シベリウス『樹の組曲』
1995年9号
7.
かげろうの哀れ—ルーセルの『クモの宴』
1995年10号
番外編
音楽のなかの昆虫たち
1996年11号
8.
ラヴェル『マダガスカル島民の歌』
1996年12号
9.
琥珀のしじまの音
1996年13号
10.
ダーウィンの時代精神 ヴォーン・ウィリアムス『海の交響曲』
1996年14号
拡大版
音楽の架け橋で科学へ
1997年15号
11.
ハイドンのシンフォ二一
1997年16号
12.
鴎の死に生命自然の霊を聴く—ラウタヴァーラの「至福の島」
1997年17号
13.
女性作曲家の作品を聴く
1998年18号
番外編
音楽に聴く生命誌
1998年19号
14.
発掘された音楽—ブラウンフェルスのオペラ『鳥たち』
1998年20号
15.
科学者と音楽家の幸福なデュオ マルチヌー『五つの連作マドリガル』
1998年21号
16.
春の寿歌—ブリテンの『春の交響曲』
1999年23号