生命誌の広場

生命誌は“生命“を基本に置き、最先端の生命科学の知見に基づき、「生きる」について考えています。このホームページを読んで思ったこと、研究館の活動について、みなで語り合う場を設けました。いろいろな方の考えを出し合ってこれからの生命誌につなげていきたいと思います。あなたの考えをお聞かせ下さい。

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みなさんからのご意見

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〈あるじ〉は冷たい土の中に

投稿日:2014.07.29 ニックネーム:hon no mushi

…勝手に書き進めるのは誠に忍びないのですが…
今朝、道端でナナフシが死んでいるのを見かけ、この辺りにもいたんだな…メズラシイ…と思いました。
奇妙な出会いは2週間以上前にもありまして、カシの木の間から輝くような白い斑紋が際立つ黒いアゲハが悠々と飛び出してきて、目の前をかすめて脇道に飛び去りましたが、またそこを通りかかったところ、デジャヴかと思われるぐらい同じパターンで、同様のシーンが再現されました…
もう一つ、生命の不思議さに驚かされたのは、昨年掘り起こし寒さにあてないで冬を乗り切らせたサツマイモに、芽が生えてきたことです。水も遣ってないのになんという生命力だろう、と感心しました。…ただ、よく考えてみると、サツマというのは、元々水の少ない地方の産物で、地下茎を自ら太らせることによって、冬では枯れてしまうような地上部の寒さにも土の中で耐え、組織を密にして毛細管現象のように保水力を獲得しているのではないか、と…

土の中…15cmも掘ればそこは別環境…冬の-15度の冷気も幼虫が越冬できるぐらい緩和され、夏の炎天下でも15度ぐらいで安定してひんやりしている…

…昨日は、一つの始まり(生え際)があると、そのてっぺん(生の行き着く先の…極大値)が規定される、という数学の公理も交え、今を生きている者達の存在を、白日の下に晒された竹林に譬え、それを認識しているのが覚醒している状態…と申しましたが、そこは一度始まってしまえばDNAのシークエンスに従わざるを得ない世界…
それに対し、光の届かない水底にも似た、無意識にも当て嵌められる土の中は、遺伝子の乗り換えがいつ起きていてもおかしくない、横のつながりもたくさんある世界で…モザイク的に生存の可塑性、可能性が担保され…ただそこは意識の光が届きにくく、まるで物理学で云うディラックの海のよう…

…本当に毎回失敬ですが…すみません…

お返事

投稿日:2014.07.30 名前:中村桂子館長

小さな虫たちには本当にあちこちで出会いますね。動いているのも死んでいるのも。でも都会の人たちはそんなものはないと思って見もしませんでしょう。見るようになるとよいのだがと思います。

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つながりをつかんで

投稿日:2014.07.27 ニックネーム:hon no mushi

先に紹介致した、想像力を掻き立てられる文体の『ニンジャ…』に「その日キョートは雲ひとつない快晴で、たいへんな暑さであった…」というくだりがあったのですが、懲りずに投稿申しているこちらも関東のど真ん中、内陸なので既に37℃を超え…今は胸をかきむしられる様な天気の急変に遭遇しています…

…本当にいつも独り善がりなことを申してしまいますが…どうしても伝えたいことがある時は、無視されるのがわかっていても書き切るつもりで臨んでいます…
以前申したようにそれが私の目が覚めている状態で、うだる暑さも忘れてしまうのですが、今回はそれと対比させられる、竹が生えてくる喩えを挙げた中では、土壌の状態について…
タケノコは紙コップの底を上にして積み重ねたような感じで、伸びるにしたがって下の紙コップの底辺が上のコップの口にぴったりつくように、捩れながら成長していく…その様を思い起こし、例えば地面から出ている節々を見ると(上を見上げるまでもなく)下がマダケなら先端もマダケとわかる…最初の1、2番目が決まってn-1とn番目のつながり方がわかれば帰納法が成り立ち、そうすれば上下につながる一続きの竹の幹のようなシークエンスを安心してつらまえられる…それは超限帰納法という、大切な公理系の一つらしく、当たり前のように寝起きする地面のようなもの、この存在なしで実生活できるのは宇宙飛行士ぐらい…

…実は先週辺りか、変った夢をみまして…民家風の建物とその近辺の住宅街から出て自然豊かな野辺を歩いてから、洞窟のようなところに入っていくと脇に一つ券売機があって、その幾つも開いた岩窟の、人通りがある方に更に進むと、そこはぽっかり空が見えるプラットホームで、コンテナのない貨物車みたいのに皆が乗り込み…なぜか私にはそこが高槻駅だと感ぜられ…

また上記の本には「…実存の意味を失いかけていた自分という点が、不意に無数の点と繋がりマンダラとなるような…」という印象深い個所もありました…

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これからの生命誌研究館に期待

投稿日:2014.07.25 名前:杉山昭夫

かこさとしさんの新著『未来のだるまちゃんへ』を感動をもって読み終えました。子供への揺るぎない信頼、子供をよく観察することが一切の原点であること、そして自分に誠実な生き方や絵本作りの信念など、多くの人、特に教員に読んでほしい本です。本の最後の方に中村先生のことも出てきました。生き物はきちんと棲み分けているのに、人間だけが傍若無人に振る舞っている、これで問題が起こらないはずがないだろうと。まったくそのとおりで、人間は生き方を変えなければよりよい未来は期待できないだろうと思います。並行して、雑誌『談』に掲載された中村先生へのインタビュー「人間は生き物であり、自然の中にある」を読みました。どれも魅力的な言葉ですが、特に「複雑な自然は、複雑なままわかりたい」というのは、これからのキーワードになるように思います。人間だけが特別な生き物なのではなく、すべての生物が38億年の歴史を経て今があることの重みと価値を、人類が謙虚に受け止めることがとても大切になってくると思います。生命誌が始まって20年、その歴史と表現の努力により、生命誌を評価し、注目する人が増えたことと思います。生命誌研究館のこれからの活動と表現と発信に大いに期待しています。

お返事

投稿日:2014.07.28 名前:中村桂子館長

私も「未来のだるまちゃんへ」読みました。こういう人ばかりだったら社会はどんなにすばらしいだろうと思いますね。この「ちょっと一言」でも触れていますが(青土社さんからの「ゲノムに書いてないこと」にも入れました)かこさんは古くからのお仲間になっていただいています。私の部屋に飾ってあるメッセージを見て下さい。


その他

ものすごく間の抜けた意見ですけど…

投稿日:2014.07.21 ニックネーム:hon no mushi

投稿数が増すにつれてどんどん身が縮こまってくるようで、今回は本当に月並みなことを申します…

昨日は兵器のことをチラッと申しましたが、ウクライナで民間機が撃墜されたことについて…
ロシア側は体裁を取り繕うために必死ですが、豪首相や米国の関係者が述べているように、ロシアの軍事組織から譲り受けた兵器が使われたものとみて間違いなく…それに関する遣り取りを見ていて、人間が兵器の方に振り廻されている印象が強いです。
…というか、軍事技術が高度になるにつれて、人や生き物の命が軽くなるというか、甘くみられるというか軽んじられるというか…
昨日紹介申し上げた本でも語られていた状況なのですが、その土地に住んでいたほとんどの人達は、恐らく戦闘には全く無関与で、あるいは(関わりたくなくてもその土地に住んでいるというだけで)親ロシアの過激派によって敵か味方に選別され、敵ともなれば(よくて軟禁か)リンチかあるいは処刑されてしまう…そしてロシア側から大量に供与される武器の押し売り…ツケは後でもいいからと、タダほど高いものはないのに…でも、それでほぼ全ての住民に対する外国からの見方が決まってしまうのです。

(なんてつまんないことを申しているのだろう、という想いが右から左へかすめ飛びますが)亡くなられた方々は本当にお気の毒です。ですが、この事故によって、更に多くの人の命が巻き込まれるような事態に進展していくのは絶対に避けなければなりません…第一次世界大戦の発端になったサラエボ事件のようにしてしまっては、ここで失われた命よりはるかに多くの命がこれから奪われていくでしょう。完全に被害者でしかなかったオーストリアの皇太子夫妻が、世界大戦が長引き死傷者が膨れ上がるにつれ、そもそもそんな奴がいなければ私たちはこんなことに巻き込まれなかったのに…という怨恨の声と共に、最大の加害者に祭り上げられてしまうような二の舞は恐らく踏まないでしょうが…ここで事態の進行を食い止めなければ、今回の犠牲者達の魂は浮かばれない…最初で最後の犠牲者にとどめなければ…

その他

外国人の視点で描かれたものを眺めてみて…ショックを受けたこと

投稿日:2014.07.20 ニックネーム:hon no mushi

方々で祭りもたけなわになっている時節かと思われますが、なんとなく持て余した時間があったので、ふと、とある2冊の本を手に取ってみましたら、ガツンとショックを受けました…

一冊目は孫向文さんの、大洋図書から出ている本で、中国の上海近くに住む人の眼から見た中国の内情が描かれていて…は~ものすごい格差社会なんだな~と感じました…
2冊目は挿絵が気に入らなくてほっぽっておいたのですが、『ニンジャスレイヤー』(エンターブレイン発行)という、アメリカ在住の人達が書いた娯楽小説で、まだ読み始めたばかりですが(この本については、やはり絵がない方がいい)、米国人って日本の文化をこう捉えているんだ…とこれもかなりショッキングでした…
何にしろ、銃火器などの武器が当たり前のように登場してくるので、マーシャルアーツ(軍隊柔術?)など、私にも実際のところどういうものか分からないものばかり…あまつさえ、バンザイ・ニュークなどという兵器?に至っては、今の日本の原子力の現状を見るにつれ、オテアゲ・ニュークの方がずっと近いはず…しかしその中でも、センタ試験で良い点を取ってカチグミ人生を送るよう親に叩き込まれながらも、その両親の後ろ姿をみて「これがカチグミなのか?」と疑問に思い、そうなりたくないと願いながらも親に逆らえない少年の話など、現実に重なる部分も多く、ついつい読んでしまいます。…ただ、どうして外国人、特に米国人の眼からみると、忍者ってそんなにツヨく、魅力的に映るのだろう…ローマ帝国時代に、紀元前後に滅ぼされたイスラエルの残党が暗殺部隊となって、首都ローマに居る皇帝の首を狙って暗躍した、という話が実際あったと聞きましたが…しかし、初期設定としてなぜサイタマになっていて、ソウカイヤに狙われてジアゲされて、コケシマートという名の店があって(コケシは東北地方で飢饉の時に子供を消した身代わりだったと…柳田国男さんの話では…)、その上尚更、重金属の雨が降る…?
前者として挙げた本の舞台の杭州では、ちょうどそのような雨が降ったことが臨場感を持って詳しく書かれていましたが…ショックですね…

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