生命誌の広場

生命誌は“生命“を基本に置き、最先端の生命科学の知見に基づき、「生きる」について考えています。このホームページを読んで思ったこと、研究館の活動について、みなで語り合う場を設けました。いろいろな方の考えを出し合ってこれからの生命誌につなげていきたいと思います。あなたの考えをお聞かせ下さい。

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みなさんからのご意見

中村桂子のちょっと一言

生きた書斎

投稿日:2014.08.06 名前:寺内正子

 陶芸家の浜田庄司さんは、ご近所の方達の世間話が飛び交う中で轆轤を引いていたと聞きました。お子様達と、丸い大きなテーブルに向かう先生のお姿を思い描いていたら、ふと、思い出しました。
 「重ね描き」の原点だぁ~。なんて、感じてしまいました。
 と、同時に、昨日の、とっても残念なニュースには、科学ど素人の私も、「専門家」の危機的現状を思い知らされてしまいました。「生きている」ということの大切さを、当たり前にしなければ、と思いました。
 

お返事

投稿日:2014.08.06 名前:中村桂子館長

浜田庄司さんと並べていただいて光栄です。なるほど、浜田作品のもつ暖かさは、近所の方の世間話から生れているのかなと思いました。科学の世界を人間を出発点にするものにしなければならないと思っています。

その他

アサリの海外進出

投稿日:2014.08.04 ニックネーム:のり

 先日、休暇で初めてポルトガルに行きました。南部のスペイン国境に近い沿岸部で、一帯は砂州が複雑に入り組んだ湿地帯を背後に持つ、国立公園(Parque Natural da Ria Formosa)です。さて、ここで驚いたことの第一。鳴き砂です。石英の多い細かな白砂で、いい音がします。第2、日本種のアサリやハマグリが定着し、アサリは市場の人気商品になっていたこと。外来生物種が漁業に組み込まれています。浜辺にはこのほか、マテ貝、白っぽい浮遊性の貝、菱形の貝が大量に発生し、在来種に害を為してはいないようです。ハマグリは日本で絶滅に近い状態であることに思いが及びます。入り江の裏側にはトリガイ(小柄の赤貝)が泥地に、ムール貝、牡蠣が岩にへばりついていました。第3、コウノトリ、白サギ、千鳥類、そして何とフラミンゴ(海の向こうはアフリカ)が内側の塩田地域に。塩田では炎天下、手作業で塩をかき集めていました。重労働です。第4、農作業に向かう馬に乗った一家が国道を歩いていたこと。何とのどかな風景かと思いましたが、いや、機械を買う金がないからだと連れに言われました。そういわれると、皆体格が小さい。第5、浜辺にゴミが目立たない。昨年、隠岐の奇岩地帯が、大量の浮遊物に足下を囲まれて、浜が一メートルを超える厚さのゴミで埋められていたのを思い出しました。太平洋と大西洋は、一字違いでも、環境は大違いであるという感想を持ちました。

お返事

投稿日:2014.08.06 名前:中村桂子館長

ポルトガルですか。酷暑の中にいる身としては羨ましい限りですが、ヨーロッパも今年は暑いようですね。驚かれたことがたくさんあり、現場を見て感じることの大切さを思いました。最近ちょっとアサリのお味噌汁(子どもの頃からおみおつけと言っているのですが、あまり通じなくなったので)食べていないなと思い出しました。おいしいですよね。

展示・映像について

20周年記念東京展示会について

投稿日:2014.08.04 名前:長谷川源治

東京展示会が1日の3時間開催では短いのではと思います。
20年間の成果をもう少し時間を取っていただきたかったと思います。中村館長は関西に力を入れていることは解かりますが、関東へもう少し目を向けて欲しいと思います。
関東へ常設展示室を設けていただければ最高です。宜しくね。

お返事

投稿日:2014.08.06 名前:中村桂子館長

20周年にいらしていただいてありがとうございます。20年間の仕事を見ていただくには1日ではとても短かったと発表する側も感じております。関西に力を入れているというのではなく、たまたま大阪の高槻市というところにある研究館が私たちの仕事の場であり、是非皆さまにそこへいらしていただきたいということなのです。いつかいらして下さい。

その他

〈あるじ〉は冷たい土の中に

投稿日:2014.07.29 ニックネーム:hon no mushi

…勝手に書き進めるのは誠に忍びないのですが…
今朝、道端でナナフシが死んでいるのを見かけ、この辺りにもいたんだな…メズラシイ…と思いました。
奇妙な出会いは2週間以上前にもありまして、カシの木の間から輝くような白い斑紋が際立つ黒いアゲハが悠々と飛び出してきて、目の前をかすめて脇道に飛び去りましたが、またそこを通りかかったところ、デジャヴかと思われるぐらい同じパターンで、同様のシーンが再現されました…
もう一つ、生命の不思議さに驚かされたのは、昨年掘り起こし寒さにあてないで冬を乗り切らせたサツマイモに、芽が生えてきたことです。水も遣ってないのになんという生命力だろう、と感心しました。…ただ、よく考えてみると、サツマというのは、元々水の少ない地方の産物で、地下茎を自ら太らせることによって、冬では枯れてしまうような地上部の寒さにも土の中で耐え、組織を密にして毛細管現象のように保水力を獲得しているのではないか、と…

土の中…15cmも掘ればそこは別環境…冬の-15度の冷気も幼虫が越冬できるぐらい緩和され、夏の炎天下でも15度ぐらいで安定してひんやりしている…

…昨日は、一つの始まり(生え際)があると、そのてっぺん(生の行き着く先の…極大値)が規定される、という数学の公理も交え、今を生きている者達の存在を、白日の下に晒された竹林に譬え、それを認識しているのが覚醒している状態…と申しましたが、そこは一度始まってしまえばDNAのシークエンスに従わざるを得ない世界…
それに対し、光の届かない水底にも似た、無意識にも当て嵌められる土の中は、遺伝子の乗り換えがいつ起きていてもおかしくない、横のつながりもたくさんある世界で…モザイク的に生存の可塑性、可能性が担保され…ただそこは意識の光が届きにくく、まるで物理学で云うディラックの海のよう…

…本当に毎回失敬ですが…すみません…

お返事

投稿日:2014.07.30 名前:中村桂子館長

小さな虫たちには本当にあちこちで出会いますね。動いているのも死んでいるのも。でも都会の人たちはそんなものはないと思って見もしませんでしょう。見るようになるとよいのだがと思います。

その他

つながりをつかんで

投稿日:2014.07.27 ニックネーム:hon no mushi

先に紹介致した、想像力を掻き立てられる文体の『ニンジャ…』に「その日キョートは雲ひとつない快晴で、たいへんな暑さであった…」というくだりがあったのですが、懲りずに投稿申しているこちらも関東のど真ん中、内陸なので既に37℃を超え…今は胸をかきむしられる様な天気の急変に遭遇しています…

…本当にいつも独り善がりなことを申してしまいますが…どうしても伝えたいことがある時は、無視されるのがわかっていても書き切るつもりで臨んでいます…
以前申したようにそれが私の目が覚めている状態で、うだる暑さも忘れてしまうのですが、今回はそれと対比させられる、竹が生えてくる喩えを挙げた中では、土壌の状態について…
タケノコは紙コップの底を上にして積み重ねたような感じで、伸びるにしたがって下の紙コップの底辺が上のコップの口にぴったりつくように、捩れながら成長していく…その様を思い起こし、例えば地面から出ている節々を見ると(上を見上げるまでもなく)下がマダケなら先端もマダケとわかる…最初の1、2番目が決まってn-1とn番目のつながり方がわかれば帰納法が成り立ち、そうすれば上下につながる一続きの竹の幹のようなシークエンスを安心してつらまえられる…それは超限帰納法という、大切な公理系の一つらしく、当たり前のように寝起きする地面のようなもの、この存在なしで実生活できるのは宇宙飛行士ぐらい…

…実は先週辺りか、変った夢をみまして…民家風の建物とその近辺の住宅街から出て自然豊かな野辺を歩いてから、洞窟のようなところに入っていくと脇に一つ券売機があって、その幾つも開いた岩窟の、人通りがある方に更に進むと、そこはぽっかり空が見えるプラットホームで、コンテナのない貨物車みたいのに皆が乗り込み…なぜか私にはそこが高槻駅だと感ぜられ…

また上記の本には「…実存の意味を失いかけていた自分という点が、不意に無数の点と繋がりマンダラとなるような…」という印象深い個所もありました…

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