生命誌の広場

生命誌は“生命“を基本に置き、最先端の生命科学の知見に基づき、「生きる」について考えています。このホームページを読んで思ったこと、研究館の活動について、みなで語り合う場を設けました。いろいろな方の考えを出し合ってこれからの生命誌につなげていきたいと思います。あなたの考えをお聞かせ下さい。

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みなさんからのご意見

その他

オノマトペの世界

投稿日:2014.12.20 名前:岡野桂子

宮沢賢治さんの童話の中のオノマトペ、不思議な心地にさせられて気になっていました。”ものの言い方西東”という本を読んで、東北の人々は豊かなオノマトペと感動詞を生み出してきたと知りました。擬声語’何かが発する音や声を人の声でマネたもの’に合わせ、擬態語を’モノや情態の音なき声を人の声で表したもの’と思いますと、オノマトペの世界ではモノや情景が音を出すもの出さないものいろんなものが声を発して語りかけてくる、そんな世界に思えてきました。宮沢賢治さんには周りの自然のあらゆるものが、生きものだけではなく山も星も風も雪も電信柱までが語りかけ、そして彼はその声を聞くことができた。自然と語り合う中で絵画のような音楽のような作品が生まれてくる。自然の発する声、何を語っているのか聞き取るには相手のことを知らなくてはなりません。よく見る。時には客観的分析的な目。目と耳が折り重なって対話が続く。見つめ見守り語り語りかけ語り合う。愛づるにつながるでしょうか。時を忘れて愛づる。愛づるを深めていくにはたくさんの時間が必要です。せめて子供たちだけでも愛づるときを過ごしてもらいたい。とりとめもなく。
季刊誌、そして今年一年ありがとうございました。

お返事

投稿日:2014.12.22 名前:中村桂子館長

こちらこそありがとうございました。
「宮沢賢治のオノマトペ集」という本が出ましたね。本棚に置いてありまだ読んでいませんが、独特の音があり面白そうです。

その他

山風とも海風とも知れぬ空のぬし雪袖振い地を染めぬかん

投稿日:2014.12.17 ニックネーム:hon no mushi

…キアゲハはどこかに隠れてしまいました…
昨日は冷たい雨で、その前日の昼間、三つ葉から離れようとしたところを強引に引き戻しても尚離れていくので、蛹になって越冬するのかなと思いました…くどくなりますが、政治の世界の小渕さんも、もうちょっと脱皮をして耐えていると、ドイツのメルケルさんみたいになれるかも…そんな機会があるかもしれません…
そして、この時期急速に発達する爆弾低気圧が北海道にまたもや…生命誌研究館の皆様のご健闘をお祈りします…
 

お返事

投稿日:2014.12.18 名前:中村桂子館長

まさにグルグル巻きの低気圧のいる北海道で”ゴーシュ”を演ってきました。テレビで見ていると豪雪と暴風の中となるのですが、実は、札幌はお日様も照っていて大勢の方が来て下さいました。もっとも往復の飛行機については、ヒヤヒヤでしたけど。報道されることと現場にいる者の実感の差を体験しました。

中村桂子のちょっと一言

今年も終わりですね・・・

投稿日:2014.12.16 ニックネーム:teru

何もできなかった感じの一年・・ボランティアには成果と評価も自分にかかっています。真面目に取り組んで来たか・・評価を意識したか・・
研究者はゼロ・1か・・大変とおもいます。
現役の時にボーナス査定をするとき一番苦しみました。
動物の世界ははっきりしてますね。
「ちょっと一言」を読みながら中村先生は冷静に物事を見ておられます。
時々ファイルを開いて読み直しもしております。
山極先生はコンタクトされたのでしょうか・・・事件もありバタバタされているかもしれませんね・・・
皆さん良いお年をお迎えくださいね。

お返事

投稿日:2014.12.18 名前:中村桂子館長

山極さんは大変なお役目を引き受けられましたが、学問のことは忘れていらっしゃらないので、そのお話はこれからもと思っています。楽しみになさって下さい。

季刊生命誌について

3つの対話に漂う凛とした空気と危機感

投稿日:2014.12.16 名前:杉山昭夫

生命誌83号のTALKを読ませていただきました。写真に写っている顔の表情はどれも穏やかですが、語っている言葉一つ一つは非常に厳しく重いものです。和やかな対話の行間から伝わる強い危機感。特に印象に残ったのは、「震災直後は多くの方がそれ(人間は生きものであり、自然の一部である)を考えてくださいましたが、3年経つと忘れられてもとに戻ってしまった気がします。」(中村)、「経済一辺倒で動いているために、他の感覚や価値観が麻痺して、人間が壊れるんじゃないか」(伊東)。全く同感です。自分の中でも少しずつ不安感が大きくなっていて、なかなか希望の光を見いだせません。末盛先生のお話も直接伺ったことがありますが、自分の価値観を大事にし、人への思いやりが深く、こうと思ったら行動し続ける信念の人という印象を持っています。今回TALKされた3人に限らず、中村先生の対話される相手は、様々な分野で一流の活躍をされつつ、震災前から、あるいは震災を大きな契機として今の人間社会のあり方について強い危機感を抱いている方々のように思います。「科学が明らかにした生きものの知識を使って、自然の中でどう上手く生きるかを考える文明を作りたい」(中村)という生命誌の考えをベースにこれからもネットワークを広げていかれることを心から期待しています。来年は、完成予定の映画を教育の場や大学など、若者が集まる多くの場所や東北で公開してください。公開のためにお手伝いできることがあれば喜んでやらせていただきます。この一年、生命誌研究館および中村先生の発信から多くのことを考えることができました。ありがとうございました。

お返事

投稿日:2014.12.18 名前:中村桂子館長

3人の方のすばらしさを改めて思い出す御指摘ありがとうございます。社会全体の動きはとんでもないものになっていて辛いですが、すばらしい方達はたくさんいらっしゃるので、その力に望みを託しています。

中村桂子のちょっと一言

農林水産と製鉄を半年づつ

投稿日:2014.12.16 ニックネーム:弥勒魁

 沢史生(さわ・しせい)という1926年茨城県水戸市生まれの歴史作家が著書に書いていたことですが,源頼朝が富士川で平家を打ち破り幕府を構えさせねばならなくなったとき,新都鎌倉を建設したのは伊豆の海山の民だったそうです。
 山の民は夏の間は狩猟採取農耕に従事,冬の間は製鉄に従事,海の民は夏の間漁労と交易に従事,冬はやはり製鉄,農林水産資源を保全しつつ良質の鉄も得ていたらしい。両方とも半年づつしかやらないところがミソなのです。
 この考え方は,現代にも活かせるのではないでしょうか。ちなみに,うちの先祖はこの取りまとめををし,ゼネコン稲村組が築いた新都防護壁だから「稲村ヶ崎」というのではないか,と私は思っています。

お返事

投稿日:2014.12.16 名前:中村桂子館長

農林水産と製鉄とは。生活の基本の基本を生きているということで羨ましい生活です。おっしゃる通り、今もこのような考え方で生きると地に足がつくのでしょうね。

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