生命誌の広場

生命誌は“生命“を基本に置き、最先端の生命科学の知見に基づき、「生きる」について考えています。このホームページを読んで思ったこと、研究館の活動について、みなで語り合う場を設けました。いろいろな方の考えを出し合ってこれからの生命誌につなげていきたいと思います。あなたの考えをお聞かせ下さい。

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みなさんからのご意見

その他

美しい表現に魅せられて

投稿日:2015.03.16 名前:杉山昭夫

生命誌研究館が表現に力を入れているおかげで、科学は難しくて苦手と思っていた科学への興味関心を呼び覚ましてくれました。生命誌の考えを少し理解できたためか、身近な生き物を見つめる目と考え方が新たになったように思います。
 1月に発刊された生命誌年間号「ひらく」は、細かい部分まで工夫が凝らされ、完成するまでの苦労が伝わってくるような美しさです。特に、付録「生命誌研究館20年のあゆみ」の一つ一つの工夫は半端でなく、美しい!としか言いようがありません。美しいからこそ、時々開いてみたくなります。DVDは2回見ました。20年の歩みをコンパクトにまとめて、さらに映像として美しく、内容もわかりやすくすることは、とても難しいことです。スッタフの皆さん、本当にご苦労さまでした。今回発刊された「20年のあゆみ」が、これからの新たなスタートとなり、さらに発展されますようお祈り申し上げます。
 機会がありましたら、もう一度ゆっくり訪れたいと思います。

お返事

投稿日:2015.03.17 名前:中村桂子館長

本当にありがとうございます。私たちの気持をそのまま受け止めて下さっており、とても嬉しいお言葉です。20年を一区切りにどんな新展開ができるか・・・正直今悩んでいます。でも20年前も先は見えず悩みながら始めたので、次の20年(これは私ではなく若い人たちです)どうなるかは楽しみということにします。

中村桂子のちょっと一言

がんと社会

投稿日:2015.03.16 名前:足立隼

お友達の方が元気になられて何よりです。がんは難しい病気ですね。生物が進化する為には突然変異が必要で、元々は突然変異による多様性の維持の為にDNAの複製にほんの少し誤りの余地があるものだったのが、細胞レベルの適応現象として周りを無視して自分だけが増えようとする者が出てくる。個体レベルではがんであっても、細胞レベルでは「適者」なのが厄介なところです。だから細胞内にはDNA修復遺伝子、がん抑制遺伝子や細胞死の機構、体内にはがん免疫もあって何重にも防御機構が働いている。多様性を適度に維持するのにはいろいろコストがかかることが分かります。がんの話がヒトの社会の話に直ぐには結びつかないと思いますが、どうすれば全体として調和のとれた社会を作ると同時に多様性もある程度維持出来るのか、がんにもまだまだ学べそうなことがたくさんあると思います。

お返事

投稿日:2015.03.17 名前:中村桂子館長

ありがとうございます。本当によかったです。おっしゃる通り、恐らく「がんを知ることは生きているとはどういうことかを知ることと同じ」と言ってよいのだと思います。ですから、本質を知るのは難しいですが少しづつ顔の一部を見せてくれているのでそこからわかってくることを活用して治療可能にしていく努力が大事なのだと思います。

中村桂子のちょっと一言

味覚。

投稿日:2015.03.08 名前:寺内正子

 といっても、馬やポニーの味覚なのですが、 不思議なんです。
 私の知人のポニーが放牧されている所は、雑草だらけで、毒草もたくさん生えています。放牧場といっても、普通の山野と同じようです。
 ある日、子馬が、一生懸命に山椒の葉を食べていました。帰って調べてみると、山椒には駆虫作用もあるとのこと。子馬の駆虫は重要で、生死に関わることもあるそうです。この子馬は、生後1ヶ月位でした。
 馬は、食べられる草だけでなく、自分を治してくれる草も知っている、また、いろいろな草を食べ合わせて、毒消しもする、と聞きました。本能か、経験かわかりませんが、もしかしたら、人も、自分に必要な食べ物を選ぶために、好き嫌いがあるのかな、と感じました。
 

お返事

投稿日:2015.03.10 名前:中村桂子館長

とても興味深いお話、ありがとうございます。今研究館でチョウの幼虫がなぜきまった葉しか食べないのか、他の葉に忌避物質があるのか、好きな葉に惹きつける物質があるのかを調べています。答えの出るのはまだ先ですけれど。面白いことがわかったら報告しますね。人間も本来は毒のあるものを避ける能力を持っているはずで、子どもが苦いものを嫌うなどはその一つの現れでしょう。文明人は危しくなっていそうですね。今の好き嫌いはちょっと違うかなと思います。
味覚のようなとても日常的なことにわからないことが多い・・・。これからの科学が日常とつながるようにということにはこのような問いを考えようという意味も含まれていると思います。

その他

「ふしぎ」を2つ教えてください

投稿日:2015.03.07 名前:杉山昭夫

「たくさんのふしぎーいのちのひろがりー」を楽しく読ませていただきました。この本を小学生に読んで聞かせたら、きっと「たくさんのふしぎ」が生まれ、いろいろな感想が出てくるでしょう。読み物として大人も楽しめます。松岡さんの絵もすばらしく、生命誌の世界がとてもわかりやすかったです。読んでいて疑問に思ったことを2つ教えて下さい。
一つ目は、10ページを読みながら思ったのですが、宇宙もひとつの生命体と考えてよいのでしょうか。宇宙が地球を生み、地球が海を生み、海が生き物を生んだと書いてありました。
二つ目は、28ページ、6500万年前に隕石が地球に衝突し、恐竜が滅んだので哺乳類が生き延びたと書かれていますが、隕石の衝突がなけれが人類は生まれなかったと考えてよいのでしょうか。
 最後に、この「いのちのひろがり」が絵本になり、多くの学校や図書館、家庭で、たくさんの人に読んでほしいと思いました。

お返事

投稿日:2015.03.10 名前:中村桂子館長

お読み下さってありがとうございます。
ただ、今ちょっとドキッとしています。無意識でそのように書いたのですね。周囲の人にも読んでもらい、自分でも何度も読み直しましたが、そのまま通ってきたのです。科学的に宇宙は生命体かと言われたらいわゆる生物の定義には合いません。ただ、最近、”生きている”という動詞で考えることを続けているうちに定義にピタリと合った生命体でなくても自然は生きているという感覚になってきているのではないかと改めて気づきました。ちょっと考えこみながら、今の自分について考えたいと思っています。ありがとうございました。
二つ目はその通りです。歴史に「もし」はないのですが、恐らく恐竜の世界が続いたら人間は生れなかっただろうと思います。
本を書くというのは難しいことだとつくづく感じています。

中村桂子のちょっと一言

うまく理解できないエネルギーのこと

投稿日:2015.02.28 ニックネーム:kaipan

エネルギーってどんどんむづかしくなるみたいです。(難しくしているのは、なんだかエライ人たちのような気がしますが)
私は、エネルギーも地産地消がいいと思っています。田んぼの瀬や、生活用水のような小さな水力発電や地熱や温泉温水や振動発電や、その地域の特性に合わせた。家・ビル・工場単位や、小さな地域毎に必要規模の発電蓄電システムがあれば、原発をはじめとする大規模発電をしなくていいし、大きな送電線で半分以上もエネルギーロスしながら都会まで運ばなくていいし。
送電線が山々にニョキニョキしている風景も見なくてすむし。
今の大規模発電大規模消費は一部少数の人たちだけのためにあると思いますけど•••。甘いでしょうか。

お返事

投稿日:2015.03.03 名前:中村桂子館長

おしゃる通り自然のエネルギーを活用するなどして地産地消にする生活は、生命誌研究からも出てくる答です。ただ、それを実現するには、現在の東京一極集中を止めて分散型社会(私はこれが先進社会だと思っています)にしなければなりません。今、東京オリンピックのためにこれまで以上の集中が起きているようですね。エネルギーに限らず、これからの生活を考えると分散型へという努力が答だと思っています。

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