生命誌の広場

生命誌は“生命“を基本に置き、最先端の生命科学の知見に基づき、「生きる」について考えています。このホームページを読んで思ったこと、研究館の活動について、みなで語り合う場を設けました。いろいろな方の考えを出し合ってこれからの生命誌につなげていきたいと思います。あなたの考えをお聞かせ下さい。

ご意見はこちら

みなさんからのご意見

中村桂子のちょっと一言

進化と意識

投稿日:2016.03.17 ニックネーム:ノブ

30年前ごろ命にかかわる事故を何回かして、命とは何だろうと思い、命から見ると言ううことを試み始めました。なんの学識があるわけではありません。

子供の頃、犬は犬の子、猫は猫の子しか産まないのは何故と疑問を持っていました。

その後DNAが身体を作る設計図だとわかりました。

その設計図は誰が造るのだろう? 宗教的には神様、科学的には偶然とは、曖昧な答えだと思っています。

人間が作るものには必ず意識と知恵が働いて、設計図を書き、資材を集め、加工し組み立てます。

生命体の構造物はすべて細胞で出来ており、この細胞で、こういう構造物を作る、素晴らしい働き、とても偶然で出来るとは思われません。

誰の意識と知恵が働いているのでしょう。

外部意識と知恵(神または生命意識)? 内部意識と知恵(細胞の意識と知恵)?

生物進化は長い年月をかけて、繰り返し運動により徐々に進化しています。

スポーツ選手が、練習(繰り返す)により潜在意識に組み込むと、練習したことが自然にできるようになり、また、絵や文字、芸術などを練習すると脳のその部分が進化して子孫に遺伝する。

細胞自体が環境による必要性から、繰り返し運動を行っていると潜在意識が細胞内部に働き進化のDNAの設計図ができるのでしょうか?

その進化した細胞が集まり、脳、心臓、肺等の適切な作用をする構造物の形成は細胞自体に意識と知恵の働きが備わっているのしょうか?

私達のDNAは38億年間の潜在意識による構造物の蓄積と言えるかもしれません(持論)?

この世にオギャーと生まれ、呼吸し、乳を飲んだ時から、生命の大循環の一員となり
成長、子孫を残す、進化、常に新しく活力のあるものに生まれ変わりながら

永延と命を繋げる役目の一過程ですが、万物の霊長と言われる知恵ある人間の進化の課題は何でしょうか?

お返事

投稿日:2016.03.31 名前:中村桂子館長

いのちについては、おっしゃるように次々と問いが生れます。私もまったく同じです。答はわからないけれど考え続けることを楽しんでいるというのが実情です。
人間の特徴を生かしてできるだけ皆が暮らしやすい世の中にできるとよいと願いながら。

中村桂子のちょっと一言

科学者は常に初々しく

投稿日:2016.03.11 ニックネーム:Miz

中村桂子先生へ
NHK「北垣柴三郎とその弟子たち」に出演された中村桂子先生の毅然としたお人柄に心惹かれたMizです。桂子先生の人物像に触れてみたいと思っていた矢先、映画「水と風と生きものと」の上映祭が伊東建築塾で開かれ、先生が来席されることを知り、田舎からノコノコ出かけました。〜〜上映後開かれた伊東豊雄氏と桂子先生とのトークタイムで、私は先生の生のお姿に初めて触れたのですが、まずオドロイタのは、伊東豊雄氏が話しかけると、先生は、はにかむような笑顔を見せて少女のように話し始めるというお姿でした。私が想像していた知的で毅然として硬派な人の面影が全く見られなくて・・。80歳にして初々しいお心をお持ちだからこそ、今のご活動があるのでしょうか。
ご著書「科学者が人間であること」にサインをいただく時に、思わず「先生って、お若いですね!」と言ってしまいました。その節はどうもご無礼いたしました。(ご著書、老眼にて読み終えました0

お返事

投稿日:2016.03.17 名前:中村桂子館長

わざわざお出かけいただき、恐縮です。ありがとうございました。しかも「科学者が人間であること」を素早くお読み下さったことにも感謝です(科学とつく本は、積んどくへの道を辿ることも少なくないものですから、読んでいただいて本当に嬉しいのです)。わからないことだらけの中にいるものですから、いくつになってもオロオロが続いています。よろしくお願いいたします。

季刊生命誌について

卓上ゲノム展第1回を組み立てて

投稿日:2016.03.03 名前:深瀬広幸

私は医師です。人間はまぎれもなく進化の産物であるにもかかわらず、医学部では進化についてほとんど学ぶ機会がありませんでした。最終的にでき上がったものだけを見ていても人間を、疾患を十分に理解できないのではないか?医師になって30年余り、ずっと疑問に思い続けてきました。生命誌はその私の疑問に応え、知的好奇心を満たしてくれる素晴らしい雑誌です。卓上ゲノム展第1回はじまりの物語り タテにつながるゲノム、を組み立て、眺めていると、1つの祖先細胞から38億年もの年月を経て我々人間が生まれてきたその時間スケールの大きさに圧倒されます。なぜこれほどまでに生物は多様なのか?多様でなければならないのか?人類の多様化は今後も進んでいくのか?疑問は尽きることなく、次々にあふれ出てきます。第2回以降も楽しみにしております。いつか研究館を訪れ、本物の展示も観てみたい。時間を忘れ、至福の時を過ごせるに違いありません。

お返事

投稿日:2016.03.17 名前:中村桂子館長

ゲノム展を楽しんでいただけたとのことありがとうございます。
ゲノム解析が進み、これから病気も進化の中で考えることになると思います。実は生命誌の中には「ライフステージ医療」という視点があります。今「生きているを見つめる医療」中村桂子・山岸敦(講談社現代新書)を教科書に大阪医大で講義をしており、学生さんたちもよく受け止めてくれています。研究館では直接医療に関わる研究はしませんが、考えの底には共通して流れるものがありますので、これからもいろいろな御意見をいただけるとありがたく思います。

展示・映像について

「水と風と生きものと」の感想

投稿日:2016.02.24 名前:丸山 千弥

先日、恵比寿映像祭にて、「水と風と生きものと」を最終日に拝見させて頂きました。中村さんのパワーをとても感じる内容で、演劇を作るにまで至っているのが驚きであり、中村さんの考えの深め方を表していると感じました。心が動かされる思いでした。「生命誌研究館」という概念が初めから浮かんでいたという言葉が映画の中にありました。まさに演劇的手法というか、表現することや、ものを作ることによって、人が考えたり、世の中が動くということが、とても素晴らしいことだなと改めて思いました。映画と、中村さんのお話を聞いていて、そのことを再確認しました。世の中を良くすること、誰かの気づきになることが、表現によって出来たらと思います。そういった仕事をしていきたいなと思います。

お返事

投稿日:2016.02.24 名前:中村桂子館長

映画を見て下さったとのこと、ありがとうございます。生きもの研究からわかってくる自然・生きもの・人間というつながりがとても面白いと感じており、その気持を共有していただきたいという願いから「表現」を続けてきました。それをみごとに受け止めて下さって本当に嬉しく、心からのお礼を申しあげます。「人間が生きものである」というあたりまえのことを基本にした社会になると暮らしやすいのではないかとも思っていたします。御一緒に考えたり、活動したりする機会があるとよいですね。

中村桂子のちょっと一言

科学者を考えてみて

投稿日:2016.02.20 名前:畑岡愛佳

こんにちは。私は高校3年生で、大学が決まったところです。大学で何を学ぶかを考えるために本を読み始めました。中村先生の同級生という先生に「科学者が人間であること」という本をいただき、本の内容に感銘を受けたので、投稿してみました。将来は生命工学の科学者になりたいと思って工学部志望したのは良いのですが、その後色々考えるうちに科学は世の中で役に立っていないのではと思い始め、自分は科学者には向いていないかもしれないと感じていました。しかし、先生の本を読み、科学と自然が対立するものではなく、科学を通じて自然の理解、生きることへの考察が深まるるとに気づきました。また、科学者として専門家内にとど まるのではなく、専門外の人と科学の楽しさを共有できるような科学者になりたいと思いました。これかも色々な人の考えを知り、さらに科学と自然の考察を深めていきたいです。

お返事

投稿日:2016.02.24 名前:中村桂子館長

高校三年生からの投稿、とてもとても嬉しいです。科学は自然を支配するためのものではなく、自然を理解するためのものという大事なことに気づいてこれから勉強して下さるのはすばらしいことです。よく理解したうえで、それを生かしていく方法を考えるとこれまでにない新しい技術を生み出すことができるのではないかと期待します。これからも考えたことをどんどん投稿して下さい。お返事を書くのが楽しみです。

1267件中 1 - 5件目 次のページへ »

過去の書き込み

ページの先頭へ