生命誌の広場

生命誌は“生命“を基本に置き、最先端の生命科学の知見に基づき、「生きる」について考えています。このホームページを読んで思ったこと、研究館の活動について、みなで語り合う場を設けました。いろいろな方の考えを出し合ってこれからの生命誌につなげていきたいと思います。あなたの考えをお聞かせ下さい。

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みなさんからのご意見

その他

科学と技術

投稿日:2014.07.20 ニックネーム:バイアス郎

 科学技術館で開催されたセミナーでの先生の講演を聞かせていただきました。最後の質疑の時間で、科学と技術をひとつのものとし、科学技術と呼ぶことが納得しがたいという先生のお話が、印象に残りました。
 この時私は、寺田寅彦博士が、線香花火の研究をされていたという話を思い出し、この研究がはたして科学技術と呼べるのかと考えました。
 もはや、現代では科学とは呼べないのかもしtrません。
 それは、経済的なものを感じることが難しいから。

お返事

投稿日:2014.07.24 名前:中村桂子館長

ありがとうございます。科学技術という言葉だけで、日本の科学政策を語るようになってから歪みが出てきたように思います。科学は科学として大切にし、科学技術は科学技術として進めるようにした方が納得がいきますし、両方共よい成果を出せるように思うのです。
また御意見お聞かせ下さい。

中村桂子のちょっと一言

何人の命

投稿日:2014.07.12 ニックネーム:りょう

親の親をたどっていきますと、10代前、20代まえでも凄い人数になってしまいます。人口は反対にどんどん少なくなっていきますので、共通の先祖につながっていくとは思うのですが、いったい何人くらいの人の命が今の自分の内側に宿っていると考えられるのでしょうか。

中村桂子館長

投稿日:2014.07.16 名前:中村桂子館長

DNAで考えますと何人の命というよりもすべての命が自分の内側に宿っていると考えられることになります。38億年前の祖先細胞から地球上のすべての生き物が生れてきたわけですから。そう考えて生き物の歴史と関係を調べていくのが生命誌なのです。

中村桂子のちょっと一言

選ぶ側の責任?

投稿日:2014.07.04 ニックネーム:のり

今回の「ちょっと一言」に紹介のあった沖縄の小学生の作文、嬉しく読みました。いくら年令を重ねても、若い世代から学ぶことがあると思います。こういう子どもたちが気持ちを曲げないで、また、苦しい思いをしないで大きくなっていけるよう、我々も少しの努力を惜しまないようにしたいと思います。
 時間があって、新聞に掲載があった憲法解釈の変更を打ち出した閣議決定文を読みました。この文章は、どう読んでも意味がよくわからない屈折だらけの文章で、読み通すのが苦痛です。それでもわかったことを書きます。まず、「脅威が世界のどの地域において発生しても、我が国の安全保障に直接的な影響を及ぼ」すという表現で、なるほど、世界のどの地域にも日本の軍隊を派遣して交戦できるようにしたいということか、と合点がいきました。また、冒頭の「我が国は、戦後一貫して日本国憲法のもとで平和国家として歩んできた。」という言葉からは、1945年を区切りに侵略戦争をかさねることができなくなったことに、歯ぎしりしている気持ちがよく伝わってきます。また、「武力攻撃に至らない侵害」への対処とは、たぶん、元東京都知事の暴言から始まった、領土争いをめぐる一連の事態を指しているのでしょうが、端的に言って、隣国と一戦交えたいということでしょうか。口先だけの虚勢かもしれないな、とも思います。
さて、このような政府を抱え込んだのは、選挙権を持つ「日本国民」の国政選挙の際の投票行動である、といってしまえば、それで終わりです。本当にそうか、首をひねり続けているこの頃です。

お返事

投稿日:2014.07.07 名前:中村桂子館長

口先だけでごまかすことが政治だと言わんばかりで心はどこへ置いてきたのかと心配になります。一人一人の人間のことを考えることを止めてしまったらおしまいだと思うのですが。投票で選ばれても立憲民主々義の中で行動していただきたいですね。選挙民を無視するのは許されないことだと思います。考えること、それに基づいて行動することは止めないようにしようと思っています。

中村桂子のちょっと一言

子どもたちの感覚

投稿日:2014.07.03 ニックネーム:竹ちゃん

健琉くんの詩『空はつながっている』も有生くんの詩『へいわってすてきだね」も感覚で受け止めたことを詩にしています。素直に読むと共感が生まれます。政治の世界からみると、子どもの詩だと一蹴されるのでしょうが。でも、政治家も政治家の前に人間でなければなりません。人間は、地球上の他の生き物とつながっているから生きていられるのです。いや、地球の全てのものともつながっているのです。もちろん、太陽とも月とも関係しているのです。
そんな響きを感じました。
ところで、NHKカルチャーラジオで「科学と人間」という講座があります。6月まで土器屋由紀子さんの『水と大気の科学』が放送されていました。そこでも、宇宙船地球号を改めて印象付けられました。そこで、中村館長さんにもその講座の講師をしていただけるとよいなあ、と感じています。 

お返事

投稿日:2014.07.07 名前:中村桂子館長

大人になるということがこういう感覚を捨てなければいけないということだとすれば悲しいですね。もちろん社会的に大人になる必要はありますが、こういうところは子どもを捨てないでいよう(というより普通に行動しているとそうなってしまうのですが)と思います。生命誌研究館はその気持で動いています。

その他

むずかしいことをやさしく

投稿日:2014.06.28 名前:杉山昭夫

『生き物が見る私たち』の目次と和田誠さんの絵を見ただけでワクワクします。科学書らしくない科学書であるところがとてもすてきです。というのは、私は科学が大の苦手で、和田さんには失礼ですが和田さんと同じレベルです。ですがこの本には、たしかに「科学は特別のものではないという空気が流れてい」たように思います。和田さんが質問すると自分が質問したような気になって、興味津々と読み進めることができました。和田さんの言葉を借りれば「ほかにはないような、おもしろい科学書を作ることができ」、中村先生はあとがきで、「和田さんの絵の入った科学の本を作ることができて幸せです。」と書かれています。読み終えて、科学のおもしろさとこの本ができた幸せ感が、伝わってきたように思います。井上ひさしさんの言葉を思い出しました。「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに」。この言葉に尽きるような気がします。扉の、恐竜が振り返っている絵がかわいらしいです。この本のできたきっかけが、毎日新聞の書評委員会での中村先生のあいさつというのですから、不思議なものです。
 長くなってしまい、すみません。最後にアゲハチョウのことをお伝えします。狭い庭の隅に、山椒の木が1本あります。昨年、8匹ぐらいの幼虫が延びた若芽を一生懸命食べて、木が裸になりました。今年も出会いを楽しみにしていたのですが、一匹しか見ることができませんでした。よく考えてみると、ぴょんぴょんと延びた若芽を、床屋のように切ってしまったのがいけなかったのでしょう。たぶんアゲハチョウは切られた若芽に卵を生んでいたのではないかと思います。来年は、あの可愛い顔にたくさん出会いたいなあと思っています。

お返事

投稿日:2014.06.30 名前:中村桂子館長

「生き物が見る私たち」お読み下さってありがとうございます。和田さんがとても楽しんで下さったことが杉山さんにも伝わったのかなあと思い、和田さんのアトリエでお話し合いした時のことを思い出しました。アゲハチョウ、研究館で元気に育っています。そして研究も着実に。来年を楽しみになさりながら、アゲハの研究室からのメッセージをのぞいて下さい。

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