生命誌の広場

生命誌は“生命“を基本に置き、最先端の生命科学の知見に基づき、「生きる」について考えています。このホームページを読んで思ったこと、研究館の活動について、みなで語り合う場を設けました。いろいろな方の考えを出し合ってこれからの生命誌につなげていきたいと思います。あなたの考えをお聞かせ下さい。

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みなさんからのご意見

中村桂子のちょっと一言

アノマロカリスと三葉虫の眼

投稿日:2015.04.15 名前:足立隼

少し気になったので調べてみますと、Nature (2011) 480: 237.にアノマロカリスの眼の保存状態の良い化石の論文が出ていました。この論文に依りますと、色を認知出来ていたかどうかは分子を見ないと流石に分かりませんが、複眼の中の個眼数は16700ほどでトンボなど現存の節足動物にも匹敵するほど多く、個眼同士の角度は<4.4°で眼の解像度はかなり高かったと予想されるそうです。ただ、その角度と眼のレンズ径~95µmからは眼の感度はそれ程でもなく、明るい海中で昼行性の生活をしていたという推測と一致するそうです。同時期の三葉虫は眼のレンズ径は60-150µmほどで眼の感度はこちらの方が寧ろ高そうなのですが、個眼の数は3000ほどで眼の解像度はだいぶ低そうということから、アノマロカリスはプレデターとしてのニッチに素早く適応出来ていたそうです。勿論形態学的な形質だけでなく分子まで調べないと実際の所は分かりませんが、これらの生き物は進化のモデルとしては面白そうです。子供の発想とは言っても同じ問いがNatureで扱われるホットな話題な訳ですから、子供か大人の発想という区別はほとんど意味が無く、発想自体のセンスが問われるのだと思います。生命誌に関心を持たれる方は誰でも同じように歓迎されますね。

お返事

投稿日:2015.04.17 名前:中村桂子館長

ありがとうございます。私も以前その論文は読んだはずですが、とにかく記憶力ほぼゼロの状況で、また改めて調べることをせずにいました。反省しきりです。質問してくれた坊やに伝えます。

中村桂子のちょっと一言

心に響く話

投稿日:2015.04.15 名前:橘田 篤男

 65歳から70歳を目標に出前授業を始めました。この3月で、目標の100クラスでの国語の授業も300クラスを超え、主に授業した詩「生きる」谷川俊太郎も200回を超えることができました。70歳3か月になっておりました。
 詩「生きる」の授業を通して知った中村館長さんの「生き物はつながりの中に」も11学級で55時間の授業をすることができました。
 説明的な文章は、段落の構成や要点を整理して、要旨をまとめる力をつける学習の場であると指導書には書かれています。しかし、私は、説明的な文章でも、筆者の心に響いていることを受け取ることに重点を置いて指導してきました。それは、筆者がその文章を書きたいという思いがあるはずだからです。そこに共鳴させることが一番大事な読み方だと思うからです。また、科学的な読み物では、事実のもっている重みをどう伝えるかが小学校教師の大事な務めだと思っています。それは、子供達に自然に興味・関心をもってもらいたいと思うからでもあります。これは、理学部物理学科卒で理科教師になれず、小学校助教諭として踏み出すことになった私の国語指導のスタンスでもあります。(初任校での校長先生の個人教授のお蔭でもあります)でも、子供達は喜んでくれました。館長さんにその感想文も送らせていただいたりもしました。(子供達へのお返事には恐縮しております。担任も子供達も大喜びでした)
 そこで、今回の館長さんのお話を聞いて、「生き物はつながりの中に」の特別授業を、夏休み・冬休みなどに「生命誌研究館」で開催するのも面白いなと思いつきました。

お返事

投稿日:2015.04.17 名前:中村桂子館長

生き物はつながりの中に」を上手に読んで下さりありがとうございます。各地からの手紙は子どもたちの気持がこもっていて読むのが楽しみです。特別授業の件、具体的な計画がおありでしたら御相談下さい。面白いと思います。

季刊生命誌について

季刊生命誌84号感想

投稿日:2015.04.13 ニックネーム:BRHカード読者Sさん

毎回生命誌到着を楽しみにしています。趣向をこらした図工には感心しています。動くものは孫(4才)もとても喜びます。孫と一緒に作っています。今日のハナカマキリ、蘭の花とカマキリの形態の進化のありように生命の歴史の不思議さを感じます。

お返事

投稿日:2015.04.22 名前:中村桂子館長

図工を楽しみ、その後で進化のふしぎについて考えて下さる。お孫さんもいつか一緒に考えるようになるのだろうなと思いとてもとても嬉しい御報告です。たくさんのお家でそういうことがあるようにと願っていますので。

季刊生命誌について

季刊生命誌84号感想

投稿日:2015.04.13 ニックネーム:BRHカード読者Iさん

25年前にJT生命誌研究館に仕事上必要な情報の為、参りました。中村先生の本も購入し、季刊「生命誌」も、お届け頂き、おかげ様で、植物展示にかかわる仕事でしたが、退職まで、自分では、満足いくように務めることができました。今は、無農薬で野菜を育て、余った分を販売して暮らしております。この今の生活は、人だけが頂点に君臨しているのじゃない、生き物は平等に地球で時を過していると、貴館でおしえて頂いたおかげです。BRHカードはその再確認に必要です。

お返事

投稿日:2015.04.22 名前:中村桂子館長

25年前はまだ建物がなかったのですが(私も昔のことは混り合っています)、とにかく開館初期にいらして下さったのですね。ありがとうございます。その頃に比べて館の内容はかなり豊富になっています。またお出で下さい。

その他

貴重なお言葉をありがとうございました。

投稿日:2015.04.13 ニックネーム:hanako

関連ページ: お返事をありがとうございました。

風景を見ていると、田舎という言葉の方がしっくりきます。差別用語が生まれるのは、一方に価値を置き過ぎている時だと思いました。「意識を変える」とは、ありのままを見て、その存在意義を認めるということでしょうか。私の住む地域には農家の子が少なくなく、だいたいの小学校でお百姓さんが関わっています。お田植え祭をはじめ季節ごとに行われる伝統祭祀は、自然に対する畏敬の念や見えないものとのつながりを喚起してくれるもので、秋の十五夜祭などで聞かれる祭り囃子は本当に胸が踊ります。これ以上を求める私は欲張りかもしれません。

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