さまざまな交流

さまざまな分野の専門家と交流をはかり、生命誌を考えています。

2011年度BRH公開セミナー

BRHの研究と関わりの深い魅力ある研究を行っている外部の研究者をお招きし、最新の研究成果についてお話を伺います。生きもの研究の魅力や生命誌の展開を探る新しい試みです。

※本セミナーは終了いたしました。当日のもようは開催レポートをご覧下さい。

開催レポートはこちら

開催概要

日時
2011年12月3日(土)13:00~16:00
場所
JT生命誌研究館 1階展示ホール
プログラム
第一部:セミナー「手足の形づくりに見る普遍と多様」
【講師】田村宏治(東北大学大学院生命科学研究科)
第二部:討論会「新たなモデル生物の開拓者たち」
詳しいご案内[PDF]は、こちらからダウンロードいただけます。
参加方法
参加希望の方は、事前のお申し込みをお願いします。
※本セミナーは終了いたしました。

当日は、「エルマー・バイオヒストリーの冒険 - 鳥になったリュウ - 」「ニワトリ胚の顕微鏡観察コーナー」「新たなモデル生物の紹介コーナー」を特別展示いたします。
こちらは予約不要です。

セミナーの内容

※本セミナーは終了いたしました。当日のもようは開催レポートをご覧下さい。

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第一部:セミナー「手足の形づくりに見る普遍と多様」

講師:田村宏治(東北大学大学院生命科学研究科)

マウスの5本指とニワトリの3本指。あまり考えられずにきた両者の関係ですが、発生過程をていねいに追うことでそこに違いを見出しました。それが150年続いてきた鳥類の恐竜起源説の論争に決着をつける答を出したのです。多様な生きものに共通する発生のしくみとその変化から生れる進化の過程とを関連づける進化発生学(Evolutionary Developmental Biology、通称エボデボ)のモデルとも言える研究です。なるほどそうなのかと思う喜びを共有して下さい。

第二部:討論会「新たなモデル生物の開拓者たち」

「大腸菌にあてはまることはゾウにもいえる」。DNAを基本に生命現象を理解する分子生物学は大腸菌をモデル生物とし、それですべてがわかるとしていました。しかし、研究が進むにつれ、共通性を踏まえたうえでの多様性を見る重要性と面白さがわかってきました。生命誌はまさにそれを基本にした知です。具体的には、進化、発生、生態系を探ります。そのとき、どんな生きものを研究すれば大事なことがわかってくるか。BRHではどの研究もそれを意識して進めています。

第二部では、新たにモデル生物を開拓する研究者が、新しい実験生物をモデル生物に育てていく苦労と魅力、その生きものならではの研究の展開について語り合います。BRHでの努力の中、オオヒメグモやアゲハチョウが参加し、大いに語ります。

  • ・ソメワケササクレヤモリ/トラザメ:田村宏治(東北大学)
  • ・オタマボヤ:西野敦雄(大阪大学)
  • ・ナミテントウ:新美輝幸(名古屋大学)
  • ・ナミアゲハ:尾崎克久(JT生命誌研究館)
  • ・オオヒメグモ:小田広樹(JT生命誌研究館)

「新たなモデル生物の紹介コーナー」では、生きものを実際にご覧いただけます。

ソメワケササクレヤモリ

トラザメ

オタマボヤ

ナミテントウ

ナミアゲハ

オオヒメグモ

同時開催特別展示 「エルマー・バイオヒストリーの冒険 –鳥になったリュウ–」

『エルマーの冒険』はエルマー・エレベーターが、ネコから聞いた話を手がかりにどうぶつ島にいるリュウを助けその背に乗って空を飛ぶお話です。島にはライオンもゴリラもワニもいます。ところで、もう一人の男の子エルマー・バイオヒストリーは、賢いネコに生命38億年の歴史物語を聞き、どうぶつ島にたった一匹生き残った恐竜を探しに行きます。鳥の先祖である恐竜と「飛びたい」という夢を語り合うために。エルマーと動物とのやりとりの中で生命の歴史を楽しみましょう。

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