シアノバクテリア
シアノバクテリアのコロニー
 藍藻あるいは藍色細菌ともいう。原核の生物で、海、湖沼、土壌面、岩上面、生体など至るところに生息する。光と二酸化炭素から糖と酸素をつくる光合成をおこなう。植物がもつ葉緑体の起源は、およそ18-10億年前に真核細胞にシアノバクテリアが共生したものである ことがわかっている。<関連記事-生命誌30号「光合成-生きものが作ってきた地球環境」>。一部のシアノバクテリアは大気中の窒素を吸収して核酸やタンパク質をつくる窒素固定をおこなうが,光合成で出す酸素が窒素固定を阻害してしまう。そのためシアノバクテリアは、光合成ができない夜にのみ窒素固定をおこなう。昼は光合成、夜は窒素固定というこのリズムは太陽から遮断した実験室の連続明条件でも見られる。シアノバクテリアは、体内に生物時計をもち自律的な概日リズムを刻む、もっとも単純な生物なのだ。
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