1-1 季刊「生命誌」

カードを楽しみ、細かな内容はWEBで読むというユニークな組み合わせの季刊誌です。

2007 Biohistory's Theme 年間テーマ「生(な)る」 第1回 第2回 第3回 第4回

生まれるところが面白い

 近年、脳研究は盛んですが、ほとんどができ上がった脳の活動を調べています。そもそも脳はどのようにして生まれ、どのように作り上げられていくのだろう。この基本の基本を問いました。
トークの中田さんは、脳の形は熱対流で生まれるとするなど、複雑系としての脳に独自の理論で取り組んでいます。流行のMRIもここから生まれました。リサーチは、ニューロンが大脳皮質の脳膜側に並ぶのは、長い繊維をもった神経 駆細胞の分裂様式で説明できるという宮田さんの研究。細胞の能力に感心します。俣賀さん、ヘンシュさんは、脳に特有の可塑性を分子・細胞のはたらきで解明する新しい方向の研究を始めており楽しみです。どれも脳の理解には、でき上がるところを知るのが大切と実感させます。サイエンティスト・ライブラリーの近藤孝男さんは、シアノバクテリアという意外な生物に注目し体内時計を動かす遺伝子、それが作るタンパク質を解明。「初心忘るべからず」という陳腐と思った言葉の意味を改めて噛みしめながら研究を続けているとおっしゃいます。

生命誌ジャーナル目次

TALK 対話を通して

脳の自己形成から人間を探る
中田 力 新潟大学脳研究所統合脳機能研究センター長・教授
中村桂子 JT生命誌研究館 館長

RESEARCH 01 研究を通して

ニューロン誕生に見る細胞社会の建設現場
宮田卓樹 名古屋大学大学院医学系研究科

RESEARCH02

生まれてから変化する柔軟な脳
俣賀宣子/ヘンシュ貴雄 理化学研究所

SCIENTIST LIBRARY 人を通して

生物時計のブラックボックスを開く
近藤孝男
名古屋大学大学院教授
ジャーナル記事のエッセンスが詰まった
CDサイズのカード読み物
カードサンプル
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※年4回(5月、8月、11月、2月)刊行予定
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年間テーマ生る 「生る」はすべての始まりです。“なる”と読み、成る、為るなどともつながります。『自己創出する生命』という書物から始まった生命誌の原点でもあり、愛づる、語る、観る、関わるより更に生きもの、そして自然そのものに近い言葉です。木の実が生るという時、あるべきものが自ずと生じてくるという感じがします。柿の木に柿の実が生り、ぶどうの木にぶどうが生る。その陰にはそれを生じさせる生命現象があります。

生命誌年刊号
生命誌・年刊号2007「生る」
(B5版・206ページ)
定価:1,600円(税込)
発行:JT生命誌研究館
発売:新曜社
発行日:2008.08.15
『生る』生命誌年刊号 2007  中村桂子 編集
季刊「生命誌」53号〜56号を一冊の本にまとめました。

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『生る』生命誌年刊号 2007は、全国書店でお求めになれます。
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