1-1 季刊「生命誌」

カードを楽しみ、細かな内容はWEBで読むというユニークな組み合わせの季刊誌です。

2009 年間テーマ「めぐる」

愛づる、語る、観る、関わる、生る、続く…と続けてきた動詞で考える。今年は「めぐる」です。回る、廻る、巡る。地球全体で水や炭素などの物質がめぐる、体内を血液がめぐる、季節がめぐる…自然界はさまざまなところでの「めぐる」から成っています。有限な地球で、生きものたちが38億年続いてきたのも、一つの生命体が滅び、また新しい生命体が生まれるというように「めぐる」をくり返してきたからです。さまざまな研究室をめぐって興味深い研究を探し出すのも楽しみです。
時と場をめぐる
 今年のテーマは「めぐる」でしょう。カードの愛読者から言われてドキリ。図星だったからです。生命誌について一緒に考えて下さっていることをありがたく思います。地球を形成する海と陸。その関わりの中で生きてきた人類の歴史の縮図を見せてくれるのが「島」であることを教えて下さった印東さん。島を巡る人々の自然との関わりから、改めて生きものの一つとしての人間を感じました。

 リサーチは巡る季節を知るメカニズムの解明です。引き金は日長。地球が自転しながら太陽のまわりを回り続けてきた中で得た生き方です。ふと、24時間明かりをつけて暮らす現代の都会生活の異常さを思います。
 「BRHをめぐる研究」として、館での研究と、それに関わる外部の研究とを紹介します。さまざまな生きものでの体つくり、とくに体節つくりを比較し、個体の発生から進化を見ている小田研究室です。学会で数理モデルで同じテーマに取り組んでいる藤本さんと出会い、遺伝子ネットワークを探る共同研究が始まりました。

 サイエンティスト・ライブラリーは顕微鏡で見た細胞の美しさへの感動を基に、自ら開発した急速凍結法で観察できる細胞像の中に知りたいもののすべてがあるとおっしゃる廣川信隆さん。研究者のお手本と尊敬しています。(中村桂子)
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生命誌年刊号
『めぐる』生命誌年刊号 2009
『めぐる』 生命誌年刊号 vol.61-64  中村桂子 編集
季刊「生命誌」61号〜64号の内容を一冊の本にまとめました。
(A5版変形サイズ・300ページ)
定価:2,000円(税込)
発行:JT生命誌研究館
発売:新曜社
発行日:2010.07.31
全国書店、研究館グッズコーナー及びこのホームページの通信販売にてお求めになれます。

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