更新情報

23.04.18

[ワークショップ] 生きものらしさをコンピュータで再現しよう!

6月の生命誌の日 開催記録 日時等はこちら

 15組23名の方にご参加いただきました。みなさんがご自身のパソコンを持ち込み、研究員の藤原基洋さんが作ったプログラムを動かしました。細胞に見立てた多角形がふえながら、うごきました。参加者の皆さん、生きものらしさを感じましたか? 個々の多角形の形やうごきはいろいろ、でも全体は調和している。どうして? 細胞ではたらく力をもとに運動方程式を立てて計算しています。コンピュータ計算を使った生物学に興味を持つきっかけになるとうれしいです。






詳細

タイトル

生きものらしさをコンピュータで再現しよう! (ワークショップ)

日時

2023/06/17(土) 14:00〜15:30

内容

生きものらしさのひとつに、細胞集団の調和の取れたダイナミックな動きがあります。私たちは時に、その動きに魅了されます。どうやって動いているんだろう? 本ワークショップでは、細胞をコンピュータにプログラムとして組み込んで、生きものらしい細胞の動きを再現する試みを行います。Colabと呼ばれるGoogleが提供するオンラインプログラミング環境を利用して、参加者ご自身がお手元でプログラムを実行します。

講師

藤原基洋  小田広樹  (ハエとクモ、そしてヒトの祖先を知ろう  細胞・発生・進化研究室)

場所

【現地開催】 JT生命誌研究館(大阪府高槻市) 1階展示フロア
【ライブ配信】 JT生命誌研究館 ホームページ

参加方法

【現地開催】 事前申込制 ・ 定員15組(先着順)(当初募集10組、追加募集5組)・ 1グループ3名まで
【ライブ配信】 オンライン視聴は予約不要

参加対象者

中学生、高校生、大学生、親子連れ(小学生)歓迎。一般の方。
生きものらしさってなんだろうと疑問をお持ちの方、生きものが動く仕組みに興味がある方、プログラミングに興味のある方など。プログラミング初心者でも大丈夫です。

参加資格

・事前にお申し込みされた方(先着15組まで)。
・wifi接続できるノート型パソコンを持参でき、かつgoogleアカウントを持っている方
・持参されるパソコンの機種、OSは問いません。事前の環境設定も不要です。(持参できるノート型パソコンがない方は、スマートフォンやタブレットでも代替可能です)。

その他

・YouTube配信あり(視聴は予約不要)、チャット等で質問はお受けできません。
・録画のアーカイブ配信は行いません

主催

JT生命誌研究館

催しプログラム
1) 生きものらしさとは?(小田広樹)
2) コンピュータで細胞を動かしてみる(藤原基洋)
3) プログラミングを始めてみよう(藤原基洋)

開催フライヤーはこちらをご覧ください。

生きものらしさをコンピュータで再現しよう!

 

YouTubeライブ配信は終了しました。ご視聴ありがとうございました!


●録画のアーカイブ配信は行いません●

このイベントを開催する研究員の紹介

藤原基洋

藤原 基洋

  • 研究分野 発生生物学、理論生物学
  • 学位 博士(理学)

生物の形作りにおける物理背景、特に力学に興味があります。力学を基にした数理モデルを構築し、コンピュータ上でクモ胚の形態形成を再現することで、生物の形作りのルールを見つける研究を行っています。

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