発生・進化・生態系の切り口で

研究活動

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大学院を希望する方へ

「生きている」を支える基本は細胞です。
私たちはそれを出発点に発生・進化・生態系という切り口で、チョウ、クモ、コバチ、カエルなど生きものたちの物語りを読み解いています。卵(一つの細胞)からクモやカエルの形ができていく発生、昆虫の多様性や植物との共進化、チョウの食草選択など興味深いテーマがたくさんあります。

論文一覧

チョウが食草を見分ける
しくみを探る

昆虫食性進化研究室
尾崎克久

チョウは食草の選び方を生まれながらにして知っています。本能のしくみを分子の言葉で理解し、どの様な変化が進化を引き起こしたのか解明します。

研究室サイト

DNAから進化を探る

系統進化研究室
蘇 智慧

進化研究の原点は観察と比較です。分子レベルの比較、表現型の比較、そして分子から表現型に至る過程の比較を通して、進化・種分化のきっかけとメカニズムを探ります。

研究室サイト

ハエとクモ、
そしてヒトの祖先を知ろう

細胞・発生・進化研究室
小田広樹

私たちが開拓したモデル生物オオヒメグモを中心に細胞や形作りの仕組みを調べ、昆虫や脊椎動物と比べることによって、動物多様化の根底に存在する基本原理を探ります。

研究室サイト

カエルとイモリの
かたち作りを探る

形態形成研究室
橋本主税

脊椎動物の「かたち作りの進化」を、細胞増殖と分化そして組織移動の観点から、カエル・イモリ・プラナリアを用いて考えています。

研究室サイト

表現を通して
生きものを考えるセクター

表現セクター

研究は論文発表だけで終わらず、皆が楽しめるよう正確に、美しく表現するところまでを含むという考えから研究館の活動は生まれています。その中で表現を受けもつのが「表現を通して生きものを考えるセクター」です。