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研究員レクチャー ゲノムから見たイチジクコバチがイチジクに適応するための鍵

詳細

日時

2016/06/18(土) 14:00〜15:30

場所

JT生命誌研究館 1階カンファレンスルーム

出演者

和智 仲是 研究員(DNAから進化を探るラボ)

参加方法

※参加無料
※事前申込不要密接に関係した植物と昆虫の共生系の中でもイチジクとコバチは最も種多様性に富んでいることが知られています。イチジクとコバチには新しい種が生まれやすい理由があるのでしょうか。まさに新しい種がどちらかで分化しつつあるイチジクとコバチを調べることで、この「新しい種が生まれやすい理由」を探ろうとしています。
 見た目がよく似ている一方で利用するイチジクが異なるイチジクコバチがいます。そのコバチのゲノムを比較することで、イチジクとの共生関係を築くのに欠かせないゲノム領域を明らかにしようとしてきました。そのようなゲノム領域が、いくつあって、どこにあるのかを明らかにすることが出来れば、イチジクコバチの「新しい種が生まれやすい理由」を明らかにできるのではないかと考えたからです。まだ答えにはたどりついていませんが、この三年間で得られた研究成果と、そこからわかってきたことについてお話します。

内容

密接に関係した植物と昆虫の共生系の中でもイチジクとコバチは最も種多様性に富んでいることが知られています。イチジクとコバチには新しい種が生まれやすい理由があるのでしょうか。まさに新しい種がどちらかで分化しつつあるイチジクとコバチを調べることで、この「新しい種が生まれやすい理由」を探ろうとしています。
 見た目がよく似ている一方で利用するイチジクが異なるイチジクコバチがいます。そのコバチのゲノムを比較することで、イチジクとの共生関係を築くのに欠かせないゲノム領域を明らかにしようとしてきました。そのようなゲノム領域が、いくつあって、どこにあるのかを明らかにすることが出来れば、イチジクコバチの「新しい種が生まれやすい理由」を明らかにできるのではないかと考えたからです。まだ答えにはたどりついていませんが、この三年間で得られた研究成果と、そこからわかってきたことについてお話します。

レクチャーについて

JT生命誌研究館の研究員をはじめとするさまざまな分野の研究者が、探究と発見の日々をお話します。
進行形の研究、そこで考えたこと、苦労話など研究を身近に感じる絶好の場です。
レクチャーを聞いた後には、会場も一体となって話の輪が広がります。入場無料です。