詳細
日時
2003/6/14(土) 14:00〜15:30
場所
JT生命誌研究館1Fコンファレンスルーム(入館無料)
出演者
小野 肇 研究員
(昆虫と植物の共進化ラボ)
参加方法
※参加無料
※事前申込不要
内容
アゲハチョウの幼虫は限られた植物の葉を食べて成長します。例えば、ナミアゲハはミカン、アオスジアゲハはクスノキ、ジャコウアゲハはウマノスズクサを利用します。このようなチョウと食草の特異的な関係が様々な方面から研究されています。「チョウはどのような進化の道をたどって食草を選んできたのか?」「どのようにチョウは植物に適応しているのか?」「どのようにしてチョウが食草を認識しているのか?」このような問いに対して明らかにされたことについて解説します。もちろん解き明かされていない問題点も沢山あります。そこでアゲハチョウと食草の関係に関する難題を私たちのグループがどのようにして解き明かそうとしているのかについて紹介します。
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| ミカンの葉を食べるアゲハの幼虫 |
館内の催しについて
研究のお話を聞いたり、実験を体験したり、生きものを観察したり、研究員と直接語り合ったり、子供から大人までどなたにも驚きと発見が待っています。参加無料です。
