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RESEARCH & PERSPECTIVE サルの中のヒト・言語をもった人間
RESEARCH & PERSPECTIVE

サルの中のヒト・言語をもった人間

チンパンジーとヒトの系統が共通祖先から分かれたのはおよそ700万年前、現生のヒトの登場は20万年ほど前です。誕生の地アフリカを離れたヒトの祖先は、わずか数万年のうちに南米大陸の先端まで広がりました。そして今も私たちは、言葉を用い、世界各地で地域集団ごとに多様な文化に基づく生活を送っています。

[RESEARCH & PERSPECTIVE]の導入に一枚の「物語絵巻」を描きました。ゲノムに刻まれた多様な生きものの一つとしてのヒトの歴史と、多様な文化を生み出した人間の歴史を重ねて考える俯瞰図です。画面をスクロールしてご覧ください。

サルの中のヒト・言語をもった人間

主な参考文献

『核DNA解析でたどる 日本人の源流』斎藤成也著 河出書房新社(2017)
『日本人はどこから来たのか?』海部陽介著 文藝春秋(2016)
Nielsen et al. Nature 541 302-310 (2017)
Teixeira et al. PNAS 116(31) 15327–15332 (2019)
McColl et al. Science 361(6397) 88-92 (2018)
Kanzawa et al. Anthropological Science 127(2) 83-108(2019)

 

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シンポジウム

5/18(土)13:30〜15:45

虫の会(拡張版)第三回 「ピン留め」と「退縮」で作る昆虫の鋭い構造