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新しいラボがスタート!「形態発生研究室」

2025年4月、JT生命誌研究館の研究セクターに新しく形態発生研究室ができました。研究室を率いるのは、黒田純平室長です。生きものの身体の形づくりの原理を探求する、形態発生研究室の活躍にご期待ください。



黒田室長より
生きものの身体の中で、細胞たちがどのように美しく規則正しいパターンを作りあげるのか。顕微鏡でしか見ることができない小さな世界で、細胞たちがどのようにコラーゲンなどの“素材”を組み立てていくのか。細胞の動態に迫る研究を、形態発生研究室では展開していきたいと考えています。ここJT 生命誌研究館はさまざまなユニークな研究が行われてきた場所なので、ゼブラフィッシュといったモデル生物だけでなく、まだあまり注目されていないような面白い形の生物にも注目して、新しい研究に挑戦したいです。 生きもののかたちを作っている色々な細胞たちの働き方の個性や、それら細胞たちがどのようにして協力しあって働いているのかについて、しっかり観察して突き止めたい。そのおもしろさを、ぜひ一緒に楽しんでい ただけたらと思います。
 

ゼブラフィッシュ

ゼブラフィッシュの尾びれ。直線状の構造体一本一本はコラーゲン繊維でできている。

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