今号テーマ
自然選択から進化を考える
生きものは時間と共に、より環境に適したものや多くの子孫を残したものが選ばれていきます。これが「自然選択」と呼ばれる進化の原動力です。自然選択による進化は何億年・何万年前に起こったことだけではなく、ごく短い時間スケールでも絶えず起こっていることがわかってきました。人間活動による環境変化が、その引き金となっていることも。生きものに影響を与える環境要因は無数にありますが、そこに適応しようとする生きものの答えの出し方も無数です。目の前の進化から、生命が40億年も続くことを可能にした進化のしくみを探ります。
背景図:チャールズ・ダーウィン著『種の起源』に掲載された唯一の挿図。
自然選択による進化は樹の形で示せることを表現している
PERSPECTIVE 目の前の進化-自然選択-を観測する
深野祐也千葉大学
全ての生きものは、地球で生きていく中で環境から影響を受けます。気候条件や生物間競争などさまざまな条件が、生物の新しい姿や生き方を進化させてきました。ヒトが作った都市環境も例外ではありません。目の前で起きている進化から生きものを考えます。
ジュラマイア
ジュラ紀真っ只中の約1億6000万年前、中国・遼寧省(りょうねいしょう)では恐竜たちが闊歩していました。そんな時代に私たちの祖先は、どんな姿で、どのように暮らしていたのでしょうか。
森の中で枝の上を歩くネズミのような小さな動物、ジュラマイア。名前の意味は「ジュラ紀の母」。ヒトを含め、胎盤を使って子を育む動物のグループを真獣類と言い、その中でも最古級の動物です。

EXHIBITION 食草園
ー チョウと植物が出会う場所
チョウの幼虫はどんな葉でも食べられるわけではありません。
幼虫が食べる植物「食草」とそこに集まる生きものたち、
屋上の小さな食草園で見つけた発見や驚きを展示します。
START
2026. 88 〔土〕


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