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研究館より

中村桂子のちょっと一言

2019.11.15

みごとな80代に刺激された日

舘野泉さんが83歳のお誕生日を記念してのコンサートに「宮沢賢治によせる - 語りと左手ピアノのための」をなさいました。作品は 序/やまなし/宛名のない手紙/鳥百態/牧歌(種山ヶ原の歌)/星めぐりの歌(ピアノ・ソロ)/オホーツク挽歌より/銀河鉄道の夜よりから成り、作曲は吉松隆さん、朗読は草笛光子さんと豪華です。
 
吉松さんのデビュー作である「朱鷺によせる哀歌」はBRHの5周年の時に井上道義指揮の京都交響楽団に京都コンサートホールで演奏していただき、トキへの想いを語った思い出があります。吉松さんがお隣の席にいらしたのでその話をしましたら、「その時ラウタヴァーラも演ったでしょう」と覚えていて下さいました。感激です。草笛光子さんすてきでした。張りのある声でのみごとな朗読に惹きこまれました。もちろん白髪と紫のロングドレスもうっとりする美しさ。改めて表現について考える一日でした。

中村桂子 (館長)