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研究館より

ラボ日記

2020.08.17

情報化社会による生物学のつながり

今年も夏がやって来ました。ただ今年の夏は、新型コロナウイルスや長期的な梅雨と台風が発生しない7月など例年とは違う夏になりそうです。現在は、長い梅雨が明けましたが、新型コロナウイルスの再度の感染拡大と非常に暑い気温により外出がためらわれます。ただ、現代は情報化社会なので、在宅しながら生き物の動画を視聴したり生物学の授業を受けたりすることができ、オンライン上で生物学を学ぶことができます。私も最近はクモの動画を見たりオンラインセミナーに参加したりしています。

新型コロナウイルスによる外出自粛により研究者の中で変化したものの一つとして、学会発表があります。学会発表は研究者の成果発表の場の1つであり、そして8月、9月は多くの学会が開かれる学会シーズンです。通常の学会は全国各地の開催地に研究者が集まり開催されるのですが、今年は多くの学会がオンラインでの開催を予定しております。私も9月に開催される日本動物学会や日本植物学会へオンラインにより参加する予定です。これらの学会の一部では、一般への公開講座を予定しているところもあります。通常の公開講座は学会開催地で開かれ現地に行かないと参加ができませんが、今年は公開講座もオンラインで開催されるところが多く、家にいながら参加ができるようです。また、このような催しは日本だけでなくもちろん世界各国でも行われており、日本にいながら外国のセミナーにオンラインで参加することもできます。当生命誌研究館も8/15-23にオンラインでの催しが予定されておりますので、皆様の参加をお待ちしております。新型コロナウイルス終息の先行きが見えませんが、情報化社会の利点を生かして在宅しながらオンライでの公開講座や生き物の動画を通して、皆様も生命現象の面白さに触れてみませんか。

藤原 基洋 (奨励研究員)

所属: 細胞・発生・進化研究室

生物の形作りにおける物理背景、特に力学に興味があります。力学を基にした数理モデルを構築し、コンピュータ上でクモ胚の形態形成を再現することで、生物の形作りのルールを見つける研究を行っています。