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2026.01.15

生命とは

はるひなた

はじめまして、こんにちは。
2月に来館する予定ですが、フライングでお便りします。

去年、『日本の「食」が危ない!』を図書館で借りて、この生命誌研究館を知りました。私は生きものであること、トイレの水は飲める水を使用している、忘れません。

名誉館長に直接お話を伺いたかったけれど、ここに記しておきます。
「生命は大切」と言うけれど、ずっと「なんかおかしい」でした。
きっかけは多分、小学生の頃に動物愛護センターで行われている悲しいことを知ったこと。
40年近く経った最近では、クマに対するヒトの行動。
20年ほど前、「生命は大切」をどう伝えるか、考えたことがありました。思い付けなかった。私の中にある矛盾。分かるけど、納得できない感覚。

研究館へ行ったら、この長い疑問に対するヒントが見つかるでしょうか。

寒い日が続きますが、皆様どうぞご自愛ください。

2026.01.15

1. 中村桂子(名誉館長)

はるひなた様
 本をお読みいただきありがとうございます。
「いのちは大切」と言いながら、生きるためには多くの生きもののいのちを必要とすることの矛盾は解決できるものではなく、そこにい続けながら、どのように生きるかという問題ではないでしょうか。現代社会は、まずよいか悪いかと二分し、すぐに結論を出すことを求めます。実は、生きものとして生きるには、すべてが二分法で考えられるものではないという感覚が必要なのです。研究館は、その感覚がなんとなくわかる場所になっている・・・これまで来館なさった方でこのようにおっしゃって下さった方が、少なからずいらっしゃいます。ひなたさんにとって、研究館がそのような場所であることを願っています。
                  中村桂子

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