“ウイルス”での検索結果を表示しています。(8 件の記事が該当しました)
 
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となりの生命誌 ウイルス❸ ミミウイルス
ウイルスはどんな生物より小さいと考えられていましたが、アメーバに感染するウイルスから小型のバクテリアよりも大きなウイルスが発見されました。サイズは750nm、周りにフサフサした繊維が生えた姿でアメーバの餌のバクテリアをまねて(mimic)おり、食べられて感染するので「ミミウイルス」と名づけられました。その後も巨大なウイルスが次々見つかり、真核生物、原核生物と並ぶ「生物」ではないか、すでに絶滅した生物が寄生体に変化したのではないか、などさまざまな見方があります。
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              RESEARCH
ウイルス感染細胞がたどる生死の分かれ道
岡崎朋彦
2006年東京大学工学部卒、2013年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。東京大学分子生物学研究所特任助教などを経て、2015年より同大学院薬学系研究科助教。
 
              RESEARCH
巨大ウイルスから見える新たな生物界の姿
緒方 博之
これまで、ウイルスは生きものではないとされてきた。ところが2003年に、ミミウイルスと呼ばれる巨大ウイルスが同定され、ウイルスの概念が変わった。巨大ウイルスがどのように進化し、生物界でどのような役割を担っているのか。そこから新しい生物界のありようを解明したいと考えている。
 
              RESEARCH
ウイルスに寄生する「小さな核酸」
増田 税
細胞に寄生するウイルスに寄生するものがいるのだから驚く。サテライトと呼ばれる仲間だ。私は、植物に感染するキュウリモザイクウイルス(CMV)に寄生し、植物の症状を劇的に変えるサテライトRNAのはたらきを30年にわたり探ってきた。
 
              RESEARCH
エンベロープタンパク質が結ぶ母と子の絆
宮沢孝幸
1990年東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程獣医学専攻修了。博士(獣医学)。
英国ロンドン大学名誉研究員、日本科学技術振興事業団さきがけ21研究員、帯広畜産大学畜産学部獣医学科助教授などを経て、2009年より京都大学ウイルス研究所細胞生物学研究部門(信号伝達学研究分野)准教授。2013年より同研究所進化ウイルス研究領域准教授を兼任。
 
              SCIENTIST LIBRARY
ヒトのがんウイルスに挑む
吉田光昭
1939年
    富山県生まれ
1961年
    富山大学薬学部卒業
1967年
    東京大学大学院薬学系博士課程修了
    薬学博士
    東京大学薬学部助手
1969年
    英国MRC分子生物学研究所客員研究員
1975年
    癌研究会癌研究所ウィルス腫瘍部門研究員
1977年
    同主任研究員
1983年
    同部長
1989年
    東京大学医科学研究所教授
1999年
    萬有製薬つくば研究所所長
 
              SCIENTIST LIBRARY
自分の頭で考える ~ウイルス研究からがん遺伝子の発見へ~
花房秀三郎
1929 年
兵庫県生まれ。
1950 年
大阪大学理学部化学科入学
1953 年
大阪大学理学部化学科卒業、同特別研究生となる
1958 年
大阪大学微生物病研究所助手
1961 年
米国カリフォルニア大学(バークレイ)
ウィルス研究所研究員
1964 年
仏国コレッジ・ド・フランス(パリ)
実験医学研究室研究員
1966 年
米国ニューヨーク公衆衛生研究所癌ウィルス研究部長
1973 年
米国ロックフェラー大学教授(分子腫瘍学)
1986 年
米国ロックフェラー大学 Leon Hess Professor
1998 年
米国ロックフェラー大学名誉教授
大阪バイオサイエンス研究所所長
 
              SCIENTIST LIBRARY
がん遺伝子を追う
豊島久真男
1930年大阪生まれ。大阪大学医学部を経て、同大大学院医学研究科博士課程修了。59年同大微生物病研究所助手、61年助教授となる。同年大阪府立公衆衛生研究所主査、65年から再び大阪大学微生物病研究所助教授。67~69年ワシントン大学(シアトル)で研究。72年大阪大学微生物病研究所教授。79年東京大学医科学研究所教授併任。87年同所長。90年大阪大学微生物病研究所長併任。91年東京大学名誉教授。94年大阪府立成人病センター総長。99年4月より住友病院院長。日本ウィルス学会会長、日本癌学会会長などを歴任。93年日本学士院会員。98年文化功労者となる。公職のかけもちで東京と大阪を往復する生活が続く。
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              2025年 地球というわたしたち   
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              2024年 あなたがいて「わたし」がいる   
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              2023年 生きものの時間2   
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              2022年 生きものの時間   
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              2021年 自然に開かれた窓を通して   
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              2020年 生きもののつながりの中の人間   
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              2019年 わたしの今いるところ、そしてこれから   
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              2018年 容いれる・ゆるす   
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              2017年 和なごむ・やわらぐ・あえる・のどまる   
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              2016年 ゆらぐ   
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              2015年 つむぐ   
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              2014年 うつる   
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              2013年 ひらく   
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              2012年 変わる   
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              2011年 遊ぶ   
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              2010年 編む   
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              2009年 めぐる   
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              2008年 続く   
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              2007年 生る   
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              2006年 関わる   
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              2005年 観る   
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              2004年 「語る」 「語る科学」   
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              2003年 「愛づる」 「時」   
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              2002年 人間ってなに?   
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              2001年 「生きものが作ってきた地球環境」ほか   
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              2000年 「骨と形 — 骨ってこんなに変わるもの?」ほか   
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              1999年 「化学物質でつながる昆虫社会」ほか   
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              1998年 「刺胞動物を探る サンゴの一風変わった進化」ほか   
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              1997年 「花が咲くということ」ほか   
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              1996年 「ゲーリング博士が語る 目の進化の物語」ほか   
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              1995年 「生き物が語る「生き物」の物語」ほか   
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              1994年 「サイエンティフィック・イラストレーションの世界」ほか   
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              1993年 「生き物さまざまな表現」ほか   
季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
          多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
          さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。
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                ![]()  動詞で考える生命誌生命誌では生きものの本質を知る切り口となる動詞を探し、毎年活動のテーマとしてきました。これらの動詞を出発点として記事を巡る表現です。生命誌の活動の広がりと、独自の視点でのつながりが見えます。 - PC閲覧専用コンテンツです。
 
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                ![]()  生命誌の世界観科学、哲学、美術、文学など多様な分野の記事を「生命誌の世界観」の上に置き、統合する表現です。「生きている」をさまざまな視点から見つめてみませんか。 - PC閲覧専用コンテンツです。
 
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                ![]()  生命研究のあゆみ日本の生命研究の基礎をつくった研究者が自らの人生を語るインタビュー記事(Scientist Library)を総合する表現です。先生方の研究人生と、分子生物学誕生からの生命研究のあゆみを重ねた年表から記事が読めます。 - PC閲覧専用コンテンツです。
 


 
           
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                 
                 
                