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  3. 季刊「生命誌」77号

今号テーマ

【拓く】手のひらに物をのせる。未開の地をひらく。

区切りの年の最初の生命誌ジャーナル、トークは同じ1993年に人類の拡散の跡を追うグレートジャーニーを始めた関野さん。20年お互いの展開と変わらぬ基本を確認しました。サイエンティスト・ライブラリーの近藤寿人さんはオカダ研(岡田節人初代館長の研究室)です。レンズの発生から発生一般の原理をみごとに引き出しました。脳の性差とクロロフィルの研究は今後の展開が期待できる若手の新しい仕事です。(中村桂子)

TALK

多彩な暮らしが織りなす世界

関野吉晴武蔵野美術大学教授
中村桂子JT生命誌研究館館長

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SCIENTIST LIBRARY

近藤寿人大阪大学大学院生命機能研究科 特任教授 / 大阪大学 名誉教授

転写制御によって開かれる発生のプログラムを探して

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CARD

記事のエッセンスが詰まったカード型の読みもの
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2013年年間テーマ

ひらく

1993年6月に開館したBRHは、20周年を迎えました。たくさんの方の応援で育ってきたと実感します。人間は生きものという基本に立ち、生きているとはどういうことかを考え、その知を社会に生かしたいと始めた活動です。小さな生きものたちの研究を通して考えてきた20年、館内の展示は歴史が刻まれ変わったと思いますが、空気は同じです。基本は変えずに変わる生きもののようにと思います。そして今年。成人としての新展開を願ってテーマは「ひらく」です。拓く、開く、展く。新しさと広がりを求めます。

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