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研究館より

中村桂子のちょっと一言

2026.04.01

可愛らしい「バイオネスト」ができました ―新年度も相変わらずですー

あまりにも元気に樹が伸びすぎて、窓から富士山が見えなくなってしまいましたので、植木屋さんに手入れをしてもらいました。伐られた枝たちを、一部はいつものように薪にしたのですが、残りは「バイオネスト」にしましょうとのご提案。「バイオネスト」ってなあに? ネットで調べましたら、伐採した枝を組み合わせて鳥の巣のようなものを作り、その中に落ち葉を入れて堆肥づくりをするとありました。

我が家には大きな落ち葉溜めがあるのですが、崖の下の方なので野菜ゴミを捨てにいくのがちょっと大変です。上の方にあったら楽かも。

昨日の日曜日の「オープンガーデン」に、ネスト作りの上手な方がいらしたので、作っていただきました。まず、真っ直ぐな枝を探して突き刺し、輪をつくります。そこに様々な枝を重ねていくと(写真)、ちょっと大きめの鳥の巣ができます。その中に落ち葉を入れ……なかなか可愛らしく、便利そうです。

新しい年度も、このようなな暮らしを楽しみながら「生命誌」を考えるという、相変わらずの日々になりそうです。

「相変わらず」という言葉、「相も変わらず」とも言って、ちょっと否定的な意味をこめて使われますが、今こそこの「相変わらず」を大事にしたいと思っています。日常を大事にです。

桜が咲いて4月になると新しい気持ちになるのは、幼稚園に入った時以来の習慣で、ちょっと特別な気持ちになります。2026年度もよろしくお願いいたします。

中村桂子 (名誉館長)

名誉館長よりご挨拶