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2023.01.26

お役に立つかな。

参照記事「研究館より」

こうちゃん

齋藤様の“輪郭を広げて包む”を読み、表現のことを真摯に考えておられる様子がよく伝わってきましたので一筆させて頂きます。
 総じて感じましたのは“分類・整理して要点を掴む”ことを習慣化されてはどうかなということです。

【1】今のサッカーボールの円の中には様々な種類と大きさの野球ボールの円で溢れていると思います。それをKJ法的に似たものをくっつけたり近くに寄せたりして単純化すると、このボールはもう少し大きくしたいなとか、この辺にボールがないなと課題が見つかったりとか、これからやりたいことの方向が見えてくるかも知れません。

【2】テーマ内容で、5W1Hの内のWHYやHOWTOの掌握ですが、取材する研究者のお話や理解したい論文の訴求品質にはバラツキがあるので大変でしょうね。
そこで、機能系統図を頭で描きながら取材するのはどうでしょう。聞き取った内容はどのあたりのポジションかや系統的にまだ聞いていないことを忘れずに済みます。

【3】常にモチベーションを持ち続けるためには、中村先生がよく言われる“私たちの中の私”、“表現スタッフの中の私”として研究者を引っ張ってゆくビジョンをより明確にすることが第一かなと思います。

【3+1】余談ですが、昨年の読売新聞で芦生によく行かれていたという記事を見ました。トロッコ道が懐かしいですね。そこでお勧めの一冊が五木寛之の“下山の思想”幻冬舎新書。山登りは登りと下りで完結。PDが登りとするとCAは下り。一仕事ごとの後半が大切と解釈することもできます。

★的を得たお話にはなっていないと思いますが、反面教師からの指摘として、これからを考える刺激になれば幸いです。

★業界の常用略語を多用しました。ご存じない略語はHPでお調べ下さい。どれもすぐ分かると思います。

2023.01.26

1. 齊藤わか(表現を通して生きものを考えるセクター)

記事をお読みいただき、とても具体的にアドバイスいただいてありがとうございます!

自分の理解の外にあるボールを何かと落としてしまいがちなのが悩みなのですが、系統だてて頭に入れようと意識することで、ボールが少しでもしっかりくっついていてくれるでしょうか。KJ法や、機能系統樹…さまざまな思考の整理方法があるのですね。目に見えない思考を枠組み化するなんて、考えた方はすごい着眼点をお持ちだな…と感心してしまいました。教えてくださってありがとうございます。いろいろ試してみて、自分に合った方法を続けてみたいと思います!

わからないなりに理解しようと努めることは、表現の仕事だけでなく日常の中でも大事なことだと感じています。毎日思いがけないものに出会うことを楽しめる度胸をつけたいと望むばかりです。

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