生命誌について
2025.11.09
あなたの手
ゆきこ
5、6年前、高校生に平和教育として被爆者の先生の講話を配信で聴きました。
(あなたの手は、何に使いますか)と問われていました。この問いかけがきっかけで、私は被爆体験を語り継ぐ朗読ボランティアに入りました。フェイクニュースの広がり、物事の解釈が自分本位になる事が多くなる中、本当に起こった事実まで無くなりそうで。自分の手は小さいけれど、戦争を体験された被害者である皆さんが残してくれた言葉を残すお手伝いなら出来るかなと。参加したら、沢山の手に出会いましたよ。
中村先生の詩、まさに、あの時に聴いた被爆者の方の思いと同じでした。私も、職場で子供たちにこの詩を読んであげたい、聞いて欲しい言葉が詰まった詩です。
2025.11.11
1. 中村桂子(名誉館長)
ゆきこ様
被曝なさった方の声に耳を傾けること大事ですね。トランプ大統領の傍らにある鞄を開いてスイッチを押すのも手ですから。地震や台風は起こさないということはできませんが、戦争は、私たち一人一人がしないと決めればなくなるものです。
そのような社会にしましょう。
中村桂子