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2026.03.10

このまなこで見てきます

参照記事「研究館より」

山道 まさみ

表現って本当に難しいと思います。言葉にする、絵を描く、曲をかく、ものを作る、踊るなどあらゆる方法がありますが、人に伝えるともなれば力が入り過ぎてしまうように思います。

そう考える私にとって、身近に生きている動植物や昆虫、はたまた土に至るまでは、生きるという表現のプロだ!と、いつも感銘を受ける存在です。バタバタ垂直に飛んで行くカミキリムシ、ひたすら蛹化する場所を求めて移動する幼虫、土の中で力をつけて芽吹く宿根草、近いところでは病を闘いきった愛犬達…などを目の当たりにすると、自分が雁字搦めになっていても、仕切り直して生きて行こうと思えるので不思議です。みんな理屈なく無心で生きることをコンプリートしようとしているからなのか、敵わない姿勢に頭が下がります。

そして齊藤さんの日記を拝読し、敵わないお姿に感動して今回も投稿してしまいました! 流された涙はなんて清らかなんでしょう(ここは英語の表現がしっくりくる気がします)当たって砕けた先に霞が消えて、大事なことが見えてくるのだと学ばせて頂きました。真摯に生きておられる齊藤さんの足元にも及びませんが、実は私も表現したいことがあります。「種を超え 違いを認め 互いの価値を受け入れて 各々が穏やかに暮らせる世界」を表現し、それを形にして恩師に届けたいという思いもあり現在奮闘中です。 何故かお猿さんを主人公にしようと決めているので、来月屋久島に行ってヤクザル、ヤクシカをこの眼で見てくる予定です。島独特の自然にも触れて、命について考えてみたいと思います。

2026.03.10

1. 齊藤わか(表現を通して生きものを考えるセクター)

日記をお読みいただきありがとうございます。お便りの美しい言葉遣いから、山道さんが身近な生きものの動きをとてもよく意識されていることや、わんちゃんに想いをもって接してこられたことが伝わってきます。当館のスタッフも、生きものを観察したり自然を感じたりすることが好きな人が多く、周りは生きものの話でよく盛り上がっております!生物を見ていると、美しいな、賢いな、元気だな、といった具合に、手放しでその生物らしさを受け取めることができるのですが、きっと人間だって、ヒトという生きものとしての表現をしているはずですよね。言葉や手法以外にも。人間にとって、いや私にとって「無心に生きることをコンプリート」することは何なのだろうと考えさせられます。(私が一瞬で泣いたりしてしまう点は、いい大人なのに大変お恥ずかしい表現なのですが、ピュアと評していただき嬉し恥ずかしです、ありがとうございます!)

表現のためヤクザルとヤクシカ観察へ!斜め上のご発想にびっくりですが、深い思いと、ぜひ見せたい方がいらっしゃるとのこと、素敵なお話だと思いました。そのために大切なのが屋久島なのですね。僭越ながら、自然との良い出会いがきっとあることと思います。ぜひお気をつけていってらっしゃいませ!

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