生命誌について
2026.03.17
本来の道
雨田祐二
メルケルさんは、カテゴライズされるのを嫌ったと言いますが、枠組みは古くなるから、それが個人を尊重しなくなるからなのだと考えたのではないでしょうか。中村さんがカーソンについて語った時に使われた「本来の道」という言葉が意味するように、真理を求め続けて更新されるものであればよいように思います。戦争なんてしていたら、自由に、無限に考えることから遠ざかってしまいます。
メルケルさん、科学者として、政治家としてとても誠実で、正直で、信頼できると感じます。「国が枠組みを整えなければ女性が平等に扱われる社会を築くことはできない。」というのは、国という人格のあり方を示していますし、「難民の波というのはおかしい、波ではなくて、人間だ。」という見方にも心が震えます。
あらためて、小さな幸せこそが守られるべきものだ、それが生命誌が語り掛けてくれるものだと感じ、生き物の中の私は何ができるかと自問しています。
2026.03.18
1. 中村桂子(名誉館長)
雨田祐二様
生きものとしての「本来の道」は、今本当に大事だと思いますのでご一緒に考えるお仲間としてよろしくお願いいたします。
リーダーに求められるものは、力でないことは明らかで、おっしゃるように、誠実、正直、信頼などです。これは私たち誰もが大事にしているものであり、リーダーだけのものではありません。本来、みんなで考え、みんなで作っていくのが社会なのですから。幸い、学びたい先達はたくさんいらっしゃるので、地道に進んで行こうと思います。
中村桂子