生命誌について
2026.04.18
にぎやかな方が、にぎやかじゃないと。
雨田祐二
すごい古典入門拝読しました。「いま」を生き抜くための100ページという事ですが、カーソンさんが書かれたとき、50年後、100年後、知識が広まり、社会が成熟し、問題解決の技術も発展して、沈黙化する危機は回避されるという期待を持たれたのではないかと思います。
私も、私の先輩方、仲間たちも沈黙の春、センスオブワンダーを指標として、頑張ってきているもののの、生き物環境の悪化は加速度的だと感じてしまいます。昔、田のあぜ道で袋を持って走っただけでイナゴがいっぱい採れました。今は物音ひとつしません。生き物の宇宙だと呼ばれた水田は、水稲という作物以外は生きられないところがほとんどです。これから田植えの時期を迎え、水鏡で残雪の山と相まって美しいのですが、畦は除草剤で茶色いところが普通です。農業経営されてる知人は沢山いますが、それぞれ事情があるようです。
生き物が多様であることの維持以外に私たちが命をつなぐ術はないのだという事が、人間社会の判断すべての基礎となるようにできることをやっていきたいと、改めて思いました。
2026.04.21
1. 中村桂子(名誉館長)
雨田裕二様
カーソンが「別の道」という言葉で求めた方向は、その後の研究で、土を活かし、生きものとして生きるという形で見えてきています。ところが、高速道路を走っている人は、まだそこを走ろう、しかも加速しようとしています。AIが気になるのは、加速主義者から期待されているところです。
そろそろ、生きものの道にしないと危ないと思うのですが。
中村桂子

