生命誌について
2026.06.04
子守唄と呼吸
ひとつぶのぶどう
赤ちゃんを抱っこして子守唄を歌っていると、お互いの呼吸が響き合い、とても穏やかな、幸せな気持ちになれます。赤ちゃんも、きっとそんなふうに受け止めているのではないでしょうか。大げさかもしれませんが、子守唄には呼吸のリズムがあり、繰り返し歌うことで、人と人との信頼関係が築かれていくように思います。上手下手は関係ありませんね。
中村先生の文章を読んで、赤ちゃんを抱っこして語りかけたり歌ったりする、という素朴な繰り返しを大切にしたいな、と思いました。体温と呼吸でつながること―これはAI にはできないことですね、きっと。
2026.06.09
1. 中村桂子(名誉館長)
ひとつぶのぶどう様
おっしゃるとおりですね。人と人というより、生きものと生きものの関係ですね。
呼吸やぬくもりや、赤ちゃんの甘酸っぱい匂いも・・・。
マザリーズという言葉ご存知ですか。お母さんは赤ちゃんに、普段大人と話す時より高い音で、ゆっくり、抑揚をつけて語りかけます。可愛いなと思いながらお話すると、自然にそうなるのでしょうね。まさに、歌う様に。赤ちゃんは、その語りかけが心地よく、それに応えて自分も音を出すようになります。言葉の始まりです。とっても大事なこと。
子守唄は、そんな語りかけに節がついたもので、大事な役割をもっています。
自然な子育てでは、なんとなく子守唄が出てきて、皆が幸せということですね。

