その他
2026.07.21
猛暑
たく
7月中旬になっても、ずっと晴れていて日光の当たっているところでは40度を超えることも珍しくありません。朝7時を過ぎると、晴れているのでどんどん気温上がっていきます。日陰でも昼間40度を超している時があります。天気予報では今よりさらに高い最高39度の気温が明日から続くようです。晴れの日が続くのでゆうに43度以上ぐらいにはなりそうに思えます。この頃は、暗くなっても空気の生暖かい日が続いています。木陰であっても蝶にとって厳しいのかと思います。ナミアゲハの成虫を放す時に、昼間に外が実際何度以上の気温が続くような時は放すのをひかえた方が良いのか知りたく思っています。羽化まで室温20℃のところで育てましたので、外と大きく違う気温のところで育ってきた温度差のあることも気になっています。うちの周りは住宅地で木陰も少ないです。よろしくお願いします。
2026.07.23
1. 尾崎克久(昆虫食性進化研究室)
>たくさま
猛暑の中で放してよいのか、ご心配になるのはもっともだと思います。
天気予報で発表される気温は、基本的には人が生活している市街地などの観測地点の温度です。山間部や森林など都市から離れた場所には、もう少し気温が低く、チョウが暑さを避けられる環境も残っています。野外のチョウは、木陰や葉の裏など、比較的涼しい場所を選びながら過ごしていると考えられます。
ただし、住宅地で木陰が少なく、気温が35℃を超えるような状況では、放蝶は控えた方が無難です。特に、室温20℃ほどの環境で羽化した直後の個体を、急に40℃近い屋外へ出すことは、大きな負担になる可能性がありますので、お薦めはしませんが、放す場合は昼間の暑い時間帯を避け、日が沈んで気温が下がった夜の涼しい時間に、風通しのよい木や植え込みへそっと止まらせてあげてください。無理に飛ばそうとせず、そのまま一晩休ませ、チョウ自身が気温や明るさを感じて、適したタイミングで飛び立てるようにしてあげるのがよいと思います。

