その他
2026.10.07
アゲハチョウの幼虫について
ちむちむまー
アゲハチョウの観察用に4年前位からヘンルーダの植木鉢があります。いま7、8匹育っています。大きさは様々で、黒い幼虫もいれば終齢の幼虫もいます。
今朝、様子をみるとどれも同じ様子なのですが、体はシワが多く、脱糞して仰向けになりながら繋がっていて、どれも弱っているようです。
今朝は晴れていますが、とても寒いです。
何が理由なのでしょうか、他に食草がないのですが、何か出来ることはあるのでしょうか。ご教示いただけると幸いです。
2026.10.07
1. 尾崎克久(昆虫食性進化研究室)
研究用に飼育しているアゲハチョウの幼虫でも、稀に同じように、体にしわが寄って元気がなくなり、そのまま死亡してしまう個体が見られることがあります。
我々の経験では、特に初齢幼虫の時期に餌への食いつきがあまり良くなく、十分に成長できなかった個体で、このような状態になることが多いように感じています。ただし、原因について詳しく調べたわけではありませんので、今回の幼虫が同じ原因なのかどうかは分かりません。
残念ながら、昆虫の場合、弱ってしまった幼虫に対して、人やペットのような「治療」をすることはほとんどできません。無理に何かを食べさせたりするよりも、食草を切らさず、できるだけ自然に近い状態で見守っていただくのがよいと思います。
ヘンルーダが十分に残っているのであれば、そのまま食草として与えて問題ありません。
なお、複数の幼虫が本当に同じタイミングで急に弱ったのであれば、食草の状態や殺虫剤などの薬剤が付着していなかったかについても、念のため確認してみてください。

