生命誌について
2026.09.01
40億年かけてできてきたシステム
雨田祐二
小学校国語では、6年生で説明文を読み、書くことを論理的であるかを視点として学びます。演繹と帰納の基礎です。その題材として、ある教科書では、「笑うから楽しい」、「時計の時間と心の時間」「情報 主張と事例」という教材を使います。技術的な学びだけでなく、この時期の子供達に考えてほしい内容になっています。「情報」では、ブラジルのアグロフォレストリーと日本の里山を例にして、共通点をまとめるという活動を行います。
中村先生の今回の文章を拝読して、国語の授業の場面が思い出されました。日本語学習の技術も、取り上げている教材の内容も、大切にしているのは「自分で」どう生きていくかです。そこでは「考える」ということが大事で、考えられる時間を持つことの尊さを感じます。
40億年かけてという言葉で最近強く感じるのは、その時間に比して、ヒトの手によるここ100年程度の変化が急すぎて、とっても自然じゃないなーということです。40億年かけたって事の理解はできる人間なのだから、速度の調節もしたいものです・・・道交法が大きく変わった今日です。
2026.09.03
1. 中村桂子(名誉館長)
雨田裕二様
先生でいらっしゃるのでしょうか。6年生が、「時計の時間と心の時間」について考えているというお話いいですね。ここからいろいろなことが考えられますから。最近、急ぎすぎ、急がせすぎです。しかも、コンピュータ関係者は加速主義、速ければ速いほど素晴らしいと思っているのですからこの先どうなるのでしょう。「生きるということは時を紡ぐことです」と言っても分かって下さるかどうか。「人間は機械じゃない」と言い続けます。
中村桂子

