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生命誌について

2026.10.02

野鳥観察の市民科学に参画している私

参照記事「研究館より」

おちゃ吉

宇宙誌から地球誌、生物誌、人間誌へと続く流れを読み、市民科学のことを考えました。
私は野鳥観察を続け、eBirdへの投稿が140日を超えました。記録するのは、声と姿の両方で確認できた種だけです。一日の記録は小さなものですが、毎日重ねると、自分が同じ林の中の生きものとして、季節や鳥の移ろいを「内から」見ていることに気づきます。
多くの人の記録が集まれば、それは生きものの歴史の一場面になります。観察する私たちも、その歴史の中にいます。市民が「内からの眼」で自然を記録することは、人間誌の一つの形と言えるでしょうか。AIの時代だからこそ、人間らしく生きるための知として、これからも観察を続けたいと思います。

2026.10.02

1. 中村桂子(名誉館長)

おちゃ吉様
 早速の反応ありがとうございます。
野鳥観察を、小さな積み重ねが、自然の本質を教えてくれると思いながら続けていらっしゃること素晴らしいですね。近くの野鳥愛好家をリーダーとする観察に時々参加してきました。一人ではなかなか見つけられず、慣れた方の眼の素晴らしさに憧れながら、子どものようについて行くのです。
 日常の観察は、まさに「内なる眼」になりますね。DNAや細胞についても同じ目を持つと、研究と日常がつながるのではないでしょうか。こうして見えてくる自然をよく理解する科学をもとに技術を生み出す。これが、これからの社会だと思っています。
                  中村桂子

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