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今号テーマ

情報が生まれる

●音楽・ゲノム・発生は生まれる場
テーマは情報ですが、生命誌としては、音楽、ゲノム、発生などの具体で考えていきます。トークは、音楽を時間と関係、普遍と多様と、生命誌にとっての生命と同様に捉え、それを作曲に生かしている藤枝守さん。手作り楽器で音と生命との重なりを実感しました。DNAを遺伝子として捉え、“私の遺伝子”を固定的に考えていらしたとしたら、今回のリサーチはえっと思われるでしょう。細胞では頻繁に葉緑体から核へDNAが移動しています(別の研究でミトコンドリアからも)。バクテリアDNAはかなりの頻度で水平移動しています。ゲノムは遺伝子という要素が生まれ、死に、動く動的な場、情報ネットワークの場なのです。まさに“生る”です。サイエンティスト・ライブラリーの佐藤矩行さんは、よき師や友人、ホヤとの出会いが200%の力を引き出して仕事をすることにつながったと語り、75歳まで実験を続けると意欲満々です。ホヤの魅力は本文で。

TALK

音の響きにいのちのつながりを聴く

藤枝 守作曲家
中村桂子JT生命誌研究館館長

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SCIENTIST LIBRARY

佐藤矩行京都大学大学院教授

発生から進化へ ホヤから見えた生きものの時間

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CARD

記事のエッセンスが詰まったカード型の読みもの
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2007年年間テーマ

生る

「生る」はすべての始まりです。“なる”と読み、成る、為るなどともつながります。『自己創出する生命』という書物から始まった生命誌の原点でもあり、愛づる、語る、観る、関わるより更に生きもの、そして自然そのものに近い言葉です。木の実が生るという時、あるべきものが自ずと生じてくるという感じがします。柿の木に柿の実が生り、ぶどうの木にぶどうが生る。その陰にはそれを生じさせる生命現象があります。

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