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研究館より

ラボ日記

2022.03.15

「気軽に研究室訪問」 始めます(イベント予告)

新型コロナ感染症の影響で、一般の方々が生命誌研究館にご来館いただける機会もなかなか作れない状況が続いておりますが、感染収束が見通せる状況になり次第、感染対策を万全に取れる形で研究室にお越しいただけるように準備を進めています。予告となりますが、簡単にその内容をお伝えしたいと思います。

土曜日に不定期に行う5人程度までの事前予約少人数制の小イベントです(40分)。イベント名は
「気軽に研究室訪問。 研究の現場から動物の進化を考えよう!」
です。特別にイベントページを作っていますのでそちらもご覧ください。

3階の研究室のフロアーは普段公開していませんが、私または当研究室の研究員が研究室にご案内します。どのような興味で研究しているのか、何を発見したいと考えているのか、どのような実験技術や実験材料で研究しているのか、どんな研究が世界の最先端で進展しているのかなど、実物や、実際のデータやサンプルを見ながらご紹介できればと思います。特に若い方にお越しいただいて、どんな研究が面白くなるのか、どんな研究がまだ進んでいないのかなど、参加された方の興味に合わせて研究の未来の話ができるとうれしく思います。
私たちの研究室は長い生命の歴史の中でも特に奥深いところで起こったイベントを理解すべく、研究を行なっています。私たちはどこから来てどこへ向かうのか、長大な時間スケールで動物の進化を考える機会が提供できればと考えています。

イベントページへはこちら
 

動物多様化の背景にある細胞システムの進化に興味を持っています。1) 形態形成に重要な役割を果たす細胞間接着構造(アドヘレンスジャンクション)に関わる進化の研究と、2) クモ胚をモデルとした調節的発生メカニズムの研究を行っています。