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ラボ日記

研究セクターのスタッフが、日常で思ったことや実験の現場の様子を紹介します。
月二回、スタッフが交替で更新しています。

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2015年未年:明けましておめでとうございます。

2015年1月5日

吉澤 靖貴

この日記を書いているのは2014年12月の暮れですから、このようなご挨拶をすることには違和感があるのですが、まずは、明けましておめでとうございます。きっと私は無事にBRHにやってきて二度目の正月を迎えることが出来ていることかと思います。

年の瀬ということで今年を振り返ってみると、2014年は私にとってまさに激動の年でした。というのも、実はBRHで働き始めて間もなく入籍し、更には年末には妻の出産と、様々な重大なライフイベントが目白押しであったからです。なんだ、研究で素晴らしい成果を挙げたという意味じゃないのか、結果も出さずに嫁探しに大阪くんだりまで来たのか、けしからん。と、お叱りの言葉を飛ばされそうで恐縮ですが、いい仕事をするには地に足を着けて研究に没頭できる環境作りも大切です。その意味では、成功へ着実に歩を進めることが出来たと言えるのではないでしょうか。

さて、申し開きも終わり、皆様ご納得されたところで来年度の抱負を述べさせて頂きます。来年度の抱負は「覚悟して家庭に研究に臨む」です。先ほど書いたように、暮れに妻が出産するにあたり立ち会いをしたのですが、「うむ」という行為には大変な苦痛が伴うものであることを、ただただ思い知らされた4時間でした。さらには子を育てた経験のある先輩方からは、これからが大変だとのこと。妻は安産でしたが、自分の研究はどうなるでしょうか。与えられた仕事をこなしつつも、いつの日か新しい概念をうみだせるような研究を模索するため、覚悟を改め臨みたいと思います。ただそうは言っても、研究だって安産がいいに越したことはありません。妻にあやかり私も近所の上宮天満宮神社まで安産祈願に行こうかと考えています。

まだ我が家には子どもの名前をきめるという大仕事が残っております。もうひと頑張りしての年越しとなりそうです。

[ チョウが食草を見分けるしくみを探るラボ 吉澤 靖貴 ]

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