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2022.11.18

矢野さんと高田さんの出会い (ご参考まで)

参照記事「研究館より」

ぴうか

高田造園設計HPより
http://www.zoukinoniwa.biz/blog/2014/10/in261028.html

最後の高田さんの言葉、”自然の一員としての人の役割” が印象的です。”上から目線でなく”、杜人上映会での先生の言葉を思い出します。(以下抜粋)
〜〜〜〜
真剣に、真摯に自分の道を追及していけば、自分がなすべき役割はおのずと与えられます。それもまた、ちょっとしたきっかけで自律して再生し、調和を取り戻そうとする自然界のシステムを目の当たりにして、その一員である人間の役割も、自然の中でおのずと与えられるもののように感じます。

2022.11.26

1. 中村桂子(名誉館長)

ぴうか様
 「自然の一員」って当たり前すぎるくらい当たり前のことですのに今の社会はそうなっていないのですよね。日常自然を全く意識しない生活になっているのでしょうね。そろそろ街路樹にイルミネーションです。そんな時だけ樹に目が向くのでしょう。樹に申し訳ないです。
                    中村桂子

2022.11.26

2. ぴうか

大地の再生で矢野さんが手を入れると自然が本来の力を取り戻します。
人も自然の一員、例外ではなく、講座に参加して実践すると、少しずつ自然の本来の姿が見えるようになり、自然の中で与えられたその人の役割に気づくようになるのだと思います。
無為自然。無為の為。
矢野さんは人知を超えるガッツ(腸)の人。その世界を、8年前出会った高田さんは具体的にわかりやすい活動を展開し、4年前出会った前田さんは映画『杜人』で多くの人に感動を与え続け、それぞれ、頭とハートに訴えているようです。

日比谷での『杜人』上映会、先生との対談が楽しみで参加しました。自宅で自主上映会もやっているので5度目になりますが、前の席に先生がいらしてちょっとドキドキしながらの鑑賞でした。休憩でトイレのドアを反対側から開け合って対面。目を丸くした矢野さんの顔が忘れられません。3年前に定年退職して家内と美深に移住。慣れない畑仕事/田舎暮し、途方に暮れるたび講座の矢野さんを思い出し乗り切ってましたが、祈りと感謝を通した産みの苦しみかもしれません。

先生のお庭を矢野さんが見られたら何が起こるのでしょう。ここでのご報告を楽しみにしております。

2022.11.26

3. 中村桂子(名誉館長)

ぴうか様
 矢野さん、高田さん、前田さんのことをよくご存知なのですね。上映会もなさっていらっしゃるとのこと、皆様を支えていらっしゃる様子がよく分かりました。大事なことですので、広がっていくことを願っています。
 土の中の水と風の大切さについて、ケイタケイさんとコラボで「根っこ」という舞台をつくっています。12月28日に両国のシアターXでやります。
                  中村桂子



2022.11.29

4. ぴうか

闇の中濁流の此岸をずっと瞑想して彷徨ってます。
昔、大野一雄さん・慶人さんの稽古に通ってました。
その頃大橋先生との対談記事で生命誌に出会いました。
聴覚が発達する前、身体全体で触覚として音を感じていた。
今記事を読み返して、ずっとやってるガーナの太鼓パンロゴのリズムが心音のウェーブレットだと気づきました。
瞑想とパンロゴで進化を遡ってます。
ちょっとシンクロしたようでうれしかったです。

長らくお付き合いいただきありがとうございました。

2022.11.29

5. 中村桂子(名誉館長)

ぴうか様
毎朝起きてニュースを聞くのが恐いこの頃です。
社会にとって最も大事な、そこで暮らす人々が信頼し合っていることという基本がどんどん崩れ、勝手な主張と戦いの方向に進んでいますから。
基本を考え、行動することを忘れずにいよう。自分に言い聞かせています。ぴうかさんもお仲間だろうなと思っています。
                    中村桂子

2023.02.02

6. ぴうか

中村桂子様
今の世の中の混迷は、目の前の欲望や感情に振り回されてエゴを伴う主観が暴走、その反動として表面的客観性を取り繕おうとする振舞いが自然との乖離に拍車をかけているためのように感じます。一方で、主観と客観を超えて、この嵐を超えることで初めて、個を大事にし、ものに縛られず、型にはまらない、多様な価値観を認め合える世の中が実現し得るのだと思います。

年末の『根っこ』は行けませんでしたが、その頃私も瞑想で面白い体験をしました。瞑想は自分の根っこを探ること。時間と空間を超えて生命と宇宙の進化を遡ります。科学の世界では電波望遠鏡がビッグバンの残光を捉えて宇宙の進化の解明を進めていますが、瞑想によるビッグバンの私的(詩的)体験です。
〜〜〜
生命の源は水の記憶。生命の継続と進化はビッグバン衝撃によるトラウマ解消の歴史。ビッグバンの残響は、今もすべての生命の中で脈動/鼓動として鳴り響いている。そしてその響きは、同じ起源をもつ宇宙/自然のあらゆる脈動と共鳴している。
〜〜〜
耳を澄ます(五感を駆使する)ことで、生命の繋がりに気づき、現代に適合する形で野生を取り戻す “生命の進化” に想いを馳せると、希望が湧いてくるのでシェアさせていただきます。

1月8-9日に大地の再生の新年の集まりに参加してきました。(美深の私どもはいたってマイペースですが)新たな展開が楽しみです。14日に矢野さんが先生のお庭を見られるとお聞きしました。ここでのご報告を楽しみにしてます。

『杜人』に続き、映画『君の根は 大地再生にいどむ人々』が好調です。

おもしろい世の中になってきたと思います。この時代に生まれてきたことに感謝です。
主観と客観を超えて。これからの生命誌科学に期待しております。

2023.02.02

7. 中村桂子(名誉館長)

ぴうか様
 矢野さん来てくださいました。その時のことは、簡単にですが1日の「ちょっと一言」に書きましたので、お読みくださいますか。その後、毎日庭に出て感じるのが、一言で言うなら「すっきり感」です。すべてがあるべきところにあるべき姿である感じがするのです。樹の場所が変わった訳ではありませんし、穴をあけたほかは大げさなことはなにもしていないのですが。ゆっくり楽しもうと思っています。
                    中村桂子

2023.02.09

8. ぴうか

あるべき時にあるべき場所であるべき姿で。これが自然界の本来の姿なのでしょうか。
お庭の樹々は動けないので、先生そして矢野さんが東京ご自宅に呼ばれたのかも知れませんね。

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