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みんなの広場

生命誌について

2025.06.19

お陰様で 今があります

参照記事「研究館より」

山道まさみ

私はただ生き物を見つめているだけのおばさんですが、齊藤様のお考えに100万票投じたい気持ちになり投稿してしまいました。 7年前、50を過ぎて立ち直れない出来事に遭遇し、後悔しても変えられない過去と希望が持てない未来に苛まれておりました。生きる意味をひたすら求める中で、お出会いしたのが中村先生の「生命誌とは何か」という1冊の本。何十億という気が遠くなるほどの歳月を経てもなお、生命が続いてきたという事実に圧倒され、地球という自然のカオスに過去も未来も忘れて「もう他には何もいらない」との思いに至り、あれほど打ちひしがれ悲嘆にくれた自分の半生も愛でたくなるような気持ちが不思議と湧いてきました。本当にありがとうございました。お陰様で現在は、ただただ「知識も理屈も超えた存在」「真理」に近づきたい一心で、興味の赴くまま知識や理屈に触れる日々を送り「今」を生きています。なんの取り柄もないアラカンですが、物心ついた頃より心惹かれた生き物たちに支えられてきたので、お返しに私に出来ることは何だろうかと考える毎日です。子育ても介護も終え、今は愛犬の介護に明け暮れて外出がままならないのですが、わんを見送ったら、真っ先に生命誌研究館に足を運ぼうと夢見ています。自分のテーマが見つかるまで、何度となく伺えるといいなと考えています。中村先生をはじめ研究館に携わっていらっしゃる皆様に、言葉に尽くせないありったけの感謝を込めて、筆をおきます。

2025.06.19

1. 齊藤わか(表現を通して生きものを考えるセクター)

なんと「100万票」いただき、びっくりしながらも光栄に思います!悩まれたことやご苦労されたことも含め、確実に歩んでこられた方に読んでいただいたこと、さらに中村名誉館長や研究館メンバーへのお気持ちを伝えていただけたことがとても嬉しいです。ありがとうございます。
私も感激屋でして、驚くべき生き方をしてきた生身の生きものや人に出会うと嬉しくなり、今を生きてる!と思います。山道さまがご自身の生を愛でたいものと感じられるようになったのも、自身を含めた人間が、億単位の年月の驚くべき産物だということを感じられたためではないでしょうか。いつでも、研究館にお越しくださいませ。

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