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2025.07.23

鳥の声と虫の声

参照記事「研究館より」

アマミナナフシ

今年の春は歌の練習をするウグイスくんが訪れなくなってとても残念に思われているとのこと。そのことをお伺いして、わが家の夏はいつも歌の練習をするツクツクボウシくんに頑張れ、頑張れと応援していることを思い出しました。アブラゼミ、クマゼミの蝉時雨たけなわの今、ぼちぼち歌の練習に奮闘中のツクツクボウシくんに出逢える頃…。はてさて今年も猛練習をするツクツクボウシくんに出逢えるでしょうか…。

また、夏は鳥の声に悩まされているとのこと。わが家の向かいのケヤキの大木が古いための強剪定されました。それ以来、ムクドリの群れは皆無となり、ここ数年は蝉時雨とたまに鳩のま声のみ。ちなみに、ムクドリの声のうるささと蝉の声のうるささのレベルは同じくらいでした。(私の主観ですが…。)

その上、秋の虫の声も半端ではありません…。周りの公園で鳴いているはずなのですが、実際に秋の虫をつかまえられません…。何故か見つけることがむつかしかったです。

20年前に息子たちが知人からスズムシを150匹分けてもらってきて
「ベランダで飼う!!!」
と、言い張りました。ベランダで飼うと、半分はオスと思われるのでスズムシがうるさくて夜、寝られないかも…。とびくびくしていたのですが、周りの公園の虫の声の大きさととさほど変わらないのに驚きました。(私の主観です。)

最近、新名神高速道路が出来たことにより最寄りの古墳が調査後さら地になり、いよいよ緑が無くなったなあ…としょんぼりしていました。(わが家は生命誌研究館から徒歩20分の所です。)

すると、聞き覚えのない鳥の声や姿が見られるようになりました。元々古墳山にいた鳥たちの一部が最寄の公園やベランダの手すりに訪れるようになったのかもしれません。鳥は直ぐに飛ぶので、種類の識別がむつかしいですが、気長にまずは耳をそばだてて鳥の声を聴き分けてみようと思います。

2025.07.23

1. 中村桂子(名誉館長)

アマミナナフシ様
 本日の報告をいたしますと、数日前からミンミンゼミが鳴き始め、庭にセミの抜け殻が見られるようになりました。大きなカラスアゲハもヒラヒラしています。鳥の声は、いつもの年に比べほとんどしないと言ってよいくらいです。どこかもっと涼しいところに行っているのだろうと思っています。また帰ってくるでしょう。これまでは、いつごろどんな生きものたちが現れるとか、消えるとか、きまったリズムがあったのに、それが分からなくなっているのが気になっているだけで、あるがままを受け入れています。時々、君たちうるさいよと言いたくなる時もありますけれど、それはそれですよね。必要があって、レーチェル・カーソンは「沈黙の春」以外も読んでいるのですが、半世紀以上も前に指摘されたことがまったく活かされずにこの異常気象の中にいるのだと思うと情けなくなります。「べつの道」を行きたいです。
                             中村桂子

2025.07.25

2. てんとう虫

生き物の観察は奥が深いですね。夫が最近バードウォッチングをしていますが、カモメも何種類もあり、チドリも何種類もいて微妙に異なります。興味を持つことで違いがあることを知り、知ることでまた次の興味が湧いてくる、と言っています。
ハクセキレイ、イソヒヨドリは、都会に進出して、食料も調達してたくましく生きています。イソヒヨドリの美しい声に励まされ毎日通勤しています。

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