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アーカイブ

季刊「生命誌」は音楽などの文化を最新の科学と同居させ、新しい知の表現を試みる冊子として、開館と同時に創刊しました。
2019年に100号を迎え、記事数は800を越えます。生命誌の本棚を巡る気持ちで自由に記事を行き来してみてください。

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“哺乳類”での検索結果を表示しています。(19 件の記事が該当しました)

RESEARCH

柔軟に変わる海馬の回路

池谷裕二

1998 年東京大学大学院薬学系研究科にて博士号を取得。コロンビア大学客員研究員、JSTさきがけ研究員などを経て、東京大学大学院薬学系研究科准教授。同大学総合文化研究科連携准教授。

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SCIENTIST LIBRARY

神経回路は試行錯誤で

藤澤 肇

1941年
長野県に生まれる
1965年
京都大学理学部動物学科卒業
1971年
京都大学大学院理学研究科修了、理学博士
1971年
京都府立医科大学助手
1976年
京都府立医科大学助教授
1977-78年
ユタ大学客員教授
1982年
マックス・プランクウイルス研究所客員研究員
1990年
名古屋大学理学部教授
2004年
名古屋大学大学院 理学研究科特任教授

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この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」48号観る

“観る”の原点は子供時代の朝顔の観察だろう。動かない植物はこちらもじっと見ることになる。身近な昆虫を調べ尽くした後、日本の植物図鑑が全てを網羅し良質であることに気づいて、植物を徹底観察した塚谷少年は、遺伝子から野外、更には小説の中と、あらゆる植物の姿を観て、“形とはなにか”を考える魅力的な研究者になった。植物の研究者がもっと増えてもいいのにと思う。

リサーチは、光合成を支えるタンパク質が、逆の反応とみられる呼吸で使われるものとほぼ同じで、しかも更にエネルギーを効率よくつくる工夫が加えられているという話。立体構造をよく観たらわかった動かない植物特有の巧みさである。リサーチ二つめは脳内のニューロン以外の細胞の機能。大量に見えているのに何故か情報伝達とは無関係とされてきた細胞が、カルシウム濃度の増減によって運動・感覚などの脳機能に関わっていたのである。見えているものを見直した話である。

アートはマンダラ。見えない仏の世界を形にし、聖と美を一体化して宇宙観を表した見事さは、観ると表現を考える私たちを圧倒する。生きものをよく観て現代のマンダラを描きたいと思う。

サイエンティストライブラリーは藤澤肇さん。眼から伸びた神経が正確に視覚野につながるのは、試行錯誤の末のこと。軸索を見えるようにしたことで、伸びる軸索を誘導するタンパク質とこちらへ来てはいけないというタンパク質の組み合わせでだんだんに正確な方向に導かれることがわかった。“観る”が研究の始めで終わりと断言する。

まさにその通り。一年間「観る」をテーマにし、細かいことを知る、基本を考える、統合化するなど全てが、じっくり観るところから生まれることを実感した。

中村桂子

RESEARCH

ヤマネコが語る西表島の生態系

伊澤雅子

1984年九州大学大学院理学研究科博士後期課程退学。理学博士。北九州市立自然史博物館を経て、1991年より琉球大学理学部海洋自然学科助教授。

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」47号観る

ぼくらは建築探偵団”とばかり、学生時代に暇にあかせて歩き回ったのが原点という藤森さん。設計図や写真を見れば建築のことはわかるとされていた中で、町に建つ家を自分の眼で見ることで、生活感覚を含めた新しい発見が多いことに気づいたという。建築を通して人間を見つめる眼に厳しさと暖かさがある。

リサーチのツボは細胞と細胞をつなぐ分子(カドヘリン)。生きものの形づくりの基本となるこの分子自身の形に、多様でありながら共通性をもつという生きものらしい性質がみつかり、分子の形の進化から生きものの進化が見えてきた。リサーチ二つめは、イリオモテヤマネコ。長い間西表島をくまなく歩いて続けてきた観察から、たった数百匹で20万年生き続けた小さな島のネコの特異な生き方が浮き彫りになった。生態系とその中での一つの生きものの生き方との関係を知るモデルとして面白い。

アートは擬人化。動物はおろか器具にも人の目を描いてきた日本の絵画と分子に目を描いたBRHの映像「細胞くん」。愛づるというところで共通点がありそうだ。

サイエンティストライブラリーは郷通子さん。タンパク質を物質として、時に生きものの一部として見ることで、その基本構造を探し出し、進化を考えた生物物理学らしい仕事をなさった。生命誌コーギはがん。医学・医療が生きることの本質を見つめるもの、また見つめねばならぬものであると思わざるを得ない。

鳥獣戯画の人の目の鳥が、見るだけでなく「観ている」ことに気づき、目は観ていることを知らせる意味も持つという“発見”をした。日本絵画を生命誌の目で見ていくとさらに楽しい発見がありそうだ。

中村桂子

Research

ゲノムインプリンティングとホ乳類の進化

石野史敏

1983年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。東京大学応用微生物研究所(現分子細胞生物研究所)助手、東京工業大学遺伝子実験施設助教授を経て、現在、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授。

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SCIENTIST LIBRARY

日本の科学の未来を創る-発生工学の始まり

勝木元也

1943年
福岡県生まれ
1969年
東京大学大学院理学系
研究科修士課程修了
1972年
九州大学大学院理学研究科
博士課程 単位取得退学
1972年
日本学術振興会奨励研究員
1974年
慶応義塾大学医学部 助手
1980〜93年
(財)実験動物中央研究所
発生工学研究室室長
非常勤研究員
1982〜84年
米国ジャクソン研究所
訪問研究員
1984年
東海大学医学部細胞生物学
助教授
1988年
東海大学医学部DNA生物学教室
教授
1992年
九州大学生体防御医学研究所
細胞学部門 教授
1996年
東京大学医科学研究所
ヒト疾患モデル研究センター
教授
2001年
岡崎国立共同研究機構
基礎生物学研究所 所長

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Research

ゲノムインプリンティング-世代に刻みこまれる時

石野史敏

1983年東京大学大学院理学系研究科生物化学専攻博士課程修了。東京大学応用微生物研究所(現分子細胞生物研究所)助手、東京工業大学遺伝子実験施設助教授を経て、現在、東京医科歯科大学難治疾患研究所教授。

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SCIENTIST LIBRARY

哺乳類の生殖の仕組みを追う -独創的でなければ意味がない-

柳町隆造

1928 年、北海道生まれ。52 年、北海道大学理学部動物学科卒業。同大特別研究生、研究生を経て60 年、米ウースター実験生物学研究所研究員。64 年、北海道大学研究生。66 年、ハワイ大学医学部助教授、准教授。74 年、同教授。2001 年、全米科学アカデミー会員に選出される。時間があれば浅瀬でシュノーケリングを楽しむ。

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Special Story

雄と雌が決まる仕組み 魚から鳥,哺乳類まで

島田清司

1944年生まれ。名古屋大学大学院農学研究科博士課程終了後、愛知医学大学助手、講師などを経て、79年名古屋大学農学部助教授。91年より同大学教授(動物機能制御学)。その間、カナダ・ゲルフ大学客員研究員、米国アーカンソー大学医学部客員研究員などを務める。農学博士。

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Special Story

脳の雄・雌はどう決まる?

新井康允

順天堂大学医学部客員教授

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SCIENTIST LIBRARY

筋肉をめぐる闘いの40年

丸山工作

1930年東京生まれ。53年東京大学理学部動物学科卒業後、同大理学部大学院を経て、56年同大教養学部助手。62年理学部助手。65年教養学部助教授。72年京都大学理学部教授。77年千葉大学理学部教授。94~98年千葉大学学長。99年より大学入試センター所長。加えて、科学技術事業団さきがけ21「形とはたらき」総括として繁忙な生活が続き、自身の伝記執筆の予定がなかなか進まない。

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SCIENTIST LIBRARY

マウスが語ってくれた遺伝学

森脇和郎

1930年東京生まれ。54年東京大学理学部動物学科卒業。59年同理学部研究科博士課程修了。同年より国立遺伝学研究所細胞遺伝部研究員となり、67年室長、84年教授、92年副所長。その間64~66年ミシガン大学哺乳動物遺伝学センター留学。95年より総合研究大学院大学副学長。日本遺伝学会会長、日本実験動物学会会長などを歴任。マウス研究から広がった活動で、日本だけでなく、今でも年に数回は海外出張をこなす。気がつくといつも駆け足である。

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Science Topics

匂い識別のメカニズム

吉原良浩 / 森 憲作

吉原良浩 / 大阪医科大学医化学助教授
森 憲作 / 理化学研究所ニューロン機能グループディレクター

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BRHサロン

ヒトはマウスのミュータント

勝木元也

ヒトはマウスのミュータント:勝木元也

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    季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
    多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
    さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。

    オンライン開催 催しのご案内

    シンポジウム

    6/4(土)13:00〜16:30

    虫の会 コケ食昆虫の自然史 〜生物の暮らしをたずねる旅〜