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今号テーマ

生まれるまでの時間

多細胞動物の受精卵は、ゲノムに刻まれた情報を少しずつ展開して体をつくっていきます。その過程は必ずしも厳密ではなく、その場合わせの調節や、やり直しもする緩やかな一面があることがわかってきました。私たちの体には一つひとつの細胞の挙動―細胞のリズムや移動の軌跡―が形として記憶されているのです。多細胞動物である限り、どんな種でも、どんな人でも例外はありません。
超ひも理論の橋本幸士先生の語る、宇宙の絶対的な時間と、ひもが感じる自在な「個」の時間という2つの時間から、寿命をもち体内時計を刻む「生きものの時間」と重なる面が見えてきました。

対談の様子

TALK

物理の時間・生命の時間

橋本幸士京都大学大学院理学研究科教授
永田和宏JT生命誌研究館館長

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RESEARCH & PERSPECTIVE

生まれるまでの時間

私たちがこの世界に生を受けるのは誕生の瞬間ですが、生まれたての赤ちゃんは小さいながらもすでにヒトとしての完全な身体ができています。この身体は、どのようにつくられるのでしょうか。今回は、受精卵から体をつくるさまざまな細胞が生まれ、そのたくさんの細胞が絶妙なタイミングで互いに精巧につながり、1つの個体となる「生まれるまでの時間」に迫ります。

PAPER CRAFT

近くて遠いトカゲのなかま

モササウルス

爬虫類は私たち哺乳類と同じ、胎児をつつむ羊膜をもち陸上で子供を育てる仲間です。爬虫類のなかでもトカゲの仲間は、約7千種と陸上動物の中では最も種類が多い頼もしい隣人です。
しかし、変温動物で冬は苦手なのか日本の在来種はわずかに約30種。身近なようで、なかなかお目にかかれないトカゲのなかまに紙工作で迫ります。

PAPER CRAFT

モササウルスのペーパークラフト画像

CARD

記事のエッセンスが詰まったカード型の読みもの
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レクチャー

3/16(土)15:00〜

個体発生は進化をくりかえすのか