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季刊「生命誌」は音楽などの文化を最新の科学と同居させ、新しい知の表現を試みる冊子として、開館と同時に創刊しました。
2019年に100号を迎え、記事数は800を越えます。生命誌の本棚を巡る気持ちで自由に記事を行き来してみてください。

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検索結果を表示しています。(791 件の記事が該当しました)

TALK

数学の眼で人間のものの見方を解く

杉原厚吉 × 中村桂子

1948年岐阜県生まれ。東京大学大学院工学系研究科計数工学専門課程修士課程修了。名古屋大学大学院工学研究科情報工学専攻助教授、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻教授などを経て、現在、明治大学大学院先端数理科学研究科特任教授。工学博士。専門は数理工学、とくに計算幾何学。著書に『エッシャー・マジック』『形と動きの数理』『へんな立体』ほか多数。

RESEARCH

ハエの消化管から見る左右非対称な形づくり 

前田礼男

2007年東京理科大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。現在同大学基礎工学部生物工学科助教。ショウジョウバエを用いて左右非対称性形成のメカニズムを研究している。

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SCIENTIST LIBRARY

初登頂の精神で心の進化を見つめる

松沢哲郎

1950年
愛媛県生まれ
1969年
京都大学入学
1974年
京都大学文学部哲学科卒業
同大学院文学研究科入学
1976年
京都大学霊長類研究所助手
1987年
京都大学霊長類研究所助教授
1992年
京都大学霊長類研究所教授
2006年
京都大学霊長類研究所所長
1991年
秩父宮記念学術賞
1996年
中山賞特別賞
1998年
日本心理学会研究奨励賞

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生命誌の広がり

第4弾 虫愛づる心から

大澤省三 吉川寛

生命誌研究を大きく展開されたお二人の近況です。まず大澤省三先生は、研究館設立時「オサムシの進化をDNAから探る」研究の中核となり生命誌の概念をみごとに具体化されました。世界中のアマチュアをまきこみ、大陸移動と生物進化の重なりから自然を見る研究の先鞭をつけました。そこから生まれた静と動の進化は魅力あるアイデアです。最近、研究人生を振り返った長編記録「虫から始まり虫で終わる~昆虫採集から分子生物学へ」を発表されました。是非お読み下さい。

そして吉川寛先生。2001年に始めたアゲハチョウ産卵の際の食草確認のしくみ探索が、遺伝子の特定から、細胞、器官、個体の行動までを結ぶ成果となり、注目を浴びました。「チョウが食草を見分けるしくみを探る」ラボで更に深めていきます。ここでご紹介するのは、ラボでの仕事と同時に始めた「都会のオアシス蝶図鑑」です。自宅近くで撮り続けた蝶の生態写真と観察記録の10年を楽しんで下さい。お二人共まさに「虫愛づる人」です。「都会の中の蝶のオアシス」へ。

TALK

心ゆさぶる生き方を追い求めて

阿形清和 × 中村桂子

1954年大阪生まれ、東京育ち。京都大学大学院理学研究科生物物理学教室卒業。大学院時代に岡田節人研究室で薫陶を受ける。基礎生物学研究所助手、姫路工業大学(現兵庫県立大学)助教授、岡山大学理学部教授、理研CDBグループディレクターを経て、現在、京都大学大学院理学研究科生物物理学教室教授。専門はプラナリアやイモリを用いた再生研究。1994年より矢野スポーツクラブのサッカー監督。

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SCIENTIST LIBRARY

シロイヌナズナで花開いた分子遺伝学

岡田清孝

1948年
大阪府生まれ
1973年
京都大学大学院理学研究科修士課程修了
1975年
東京大学理学部生物化学教室助手
1982年
ハーバード大学生化学教室研究員
1986年
岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助手
1989年
岡崎国立共同研究機構基礎生物学研究所助教授
1995年
京都大学大学院理学研究科植物学教室教授
2000年
理化学研究所植物科学研究
センターグループディレクター兼任
2007年
自然科学研究機構基礎生物学研究所所長

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TALK

短歌と科学、定型の中に生まれる遊び

永田和宏 × 中村桂子

1947年滋賀県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業。後に結婚する河野裕子らと共に大学時代から本格的に短歌を始め、高安国世氏に師事。森永乳業に就職後、京都大学胸部疾患研究所で市川康夫氏に細胞生物学を師事。米国NIHに留学しコラーゲン特異的分子シャペロンを発見する。京都大学再生医科学研究所教授を経て、京都産業大学総合生命科学部教授・学部長。現在、宮中歌会始詠進歌選者を務める。

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RESEARCH

カイメンの幹細胞から見る多細胞化の始まり 

船山典子

1993年東京大学博士課程修了。博士(医学)。米国Gumbiner研究室でポスドク、北里大学理学部助教を経て、2006年より京都大学大学院理学研究科准教授。カワカイメンの幹細胞システム、骨片骨格形成過程などを細胞・分子レベルで研究している。

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RESEARCH

小鳥がさえずるとき脳内では何が起こっている? 

和多和宏

2003年東京医科歯科大学大学院修了(医学博士)。米国デューク大学医療センター神経生物部門リサーチアソシエイト、北海道大学大学院先端生命科学研究院准教授を経て、2011年より同大学理学研究院准教授。

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SCIENTIST LIBRARY

統計学から進化と多様性の森に分け入って

長谷川政美

1944年
新潟県生まれ
1966年
東北大学理学部卒業
1970年
名古屋大学大学院退学
東京大学理学部助手(生物化学科)
1975年
統計数理研究所第2研究部研究員
1986年
統計数理研究所予測制御研究系教授
2005年
統計数理研究所予測発見戦略研究センター長
2007年
復旦大学生命科学学院教授
国立遺伝学研究所客員教授
2008年
統計数理研究所ゲノム解析グループ特命教授

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TALK

多義性をかかえた場を遊ぶ

松岡正剛 × 中村桂子

1944年京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。東京大学客員教授、帝塚山学院大学教授を経て、現在、編集工学研究所所長、イシス編集学校校長。1971年に工作舎を設立、オブジェマガジン『遊』を創刊し、分野を超えた編集を実践。多方面の研究成果を情報文化技術に応用する「編集工学」を確立。日本文化研究の第一人者でもある。著書に『知の編集工学』『遊学』『フラジャイル』『日本という方法』『松岡正剛千夜千冊』(全7巻)『わたしが情報について語るなら』ほか多数。

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RESEARCH

味覚受容体遺伝子がむすぶ化合物と産卵行動 

尾崎克久

2000年弘前大学(岩手連大)博士課程修了。博士(農学)。農林水産省果樹試験場りんご支場生物系特定産業技術研究推進機構ポスドク、JT生命誌研究館奨励研究員を経て2005年より同研究員。

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RESEARCH

アナログかデジタルか? 滑らかな動きを生む進化

西野敦雄

2001年京都大学理学研究科博士課程中退。博士(理学)。東京大学新領域創成科学研究科助手、日本学術振興会特別研究員(自然科学研究機構)を経て、大阪大学理学研究科助教。現在はオタマボヤ類の研究を行っている。

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SCIENTIST LIBRARY

自然免疫の点を線につなぐ

審良静男

1953年
大阪府生まれ
1977年
大阪大学医学部卒業
1984年
大阪大学大学院医学研究科病理系専攻博士課程修了
1985年
カリフォルニア大学バークレー校博士研究員
1987年
大阪大学細胞工学センター助手(免疫研究部門)
1995年
大阪大学細胞生体工学センター助教授
1996年
兵庫医科大学生化学講座教授
1999年
大阪大学微生物病研究所教授
2007年
大阪大学免疫学フロンティア研究センター拠点長

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TALK

化石が物語る人類の始まり

諏訪 元 × 中村桂子

1954年東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科人類学専攻博士課程修了。80年よりカリフォルニア大学バークレー校へ留学し、エチオピア国立博物館、ケニア国立博物館などで標本調査、東アフリカでのフィールドワークに従事。京都大学霊長類研究所助手、東京大学理学部助教授を経て、現在、東京大学総合研究博物館教授。ティム・ホワイト、ブルハニ・アスフォーらとの国際共同研究チームによるアフリカでの初期人類研究のほか、縄文人など日本の人骨研究も手がける。

この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」68号編む

ここしばらく、生命誌の中の大事なできごとの一つとして「生きもの上陸」を見てきました。その結果生まれた水、陸、空というさまざまな環境の中での生きものたちの暮らしの工夫には眼を見張るものがあります。

対談のお相手は諏訪さん。陸上での変化の中で最大のできごとと言える人類誕生の姿を捉えつつあると思えるお仕事について、たくさんの化石の中で語り合った時間は充実したものでした。
リサーチは、陸に上がった脊椎動物と植物での、新しい能力獲得の姿を捉える若い方たちです。トリの発生の高橋淑子さん、植物の塚谷裕一さんのもとから育つ新しい力を頼もしく思います。トリ(脊椎動物)の骨や筋肉を作る基本構造の中から旅をして血管を作る細胞になっていく過程。行く先でしっかり体を作ってくれよと送り出されているようで、細胞の世界にも物語があると感じます。動物に比べると、形にそれほど変化がないように見える植物も、それぞれに必要な器官を工夫しています。イネの細長い葉をしっかり支える中肋を作る遺伝子は、既存のものを流用しているとわかりました。

サイエンティスト・ライブラリーの塚本先生は、回遊への関心からウナギの産卵場を追い続け、ついにそれを特定なさったドラマを語って下さいました。本当に知りたいのは旅をする心なのだとおっしゃりながら。(中村桂子)

RESEARCH

長い旅をしてできる血管内皮細胞

佐藤有紀

熊本大学大学院先導機構特任助教。1998年北里大学理学部卒業。2003年奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科博士課程修了。理化学研究所発生・再生科学総合研究センター、カリフォルニア工科大学バイオイメージングセンターの研究員を経て2009年より現職。

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この記事を含む季刊「生命誌」

季刊「生命誌」68号編む

ここしばらく、生命誌の中の大事なできごとの一つとして「生きもの上陸」を見てきました。その結果生まれた水、陸、空というさまざまな環境の中での生きものたちの暮らしの工夫には眼を見張るものがあります。

対談のお相手は諏訪さん。陸上での変化の中で最大のできごとと言える人類誕生の姿を捉えつつあると思えるお仕事について、たくさんの化石の中で語り合った時間は充実したものでした。
リサーチは、陸に上がった脊椎動物と植物での、新しい能力獲得の姿を捉える若い方たちです。トリの発生の高橋淑子さん、植物の塚谷裕一さんのもとから育つ新しい力を頼もしく思います。トリ(脊椎動物)の骨や筋肉を作る基本構造の中から旅をして血管を作る細胞になっていく過程。行く先でしっかり体を作ってくれよと送り出されているようで、細胞の世界にも物語があると感じます。動物に比べると、形にそれほど変化がないように見える植物も、それぞれに必要な器官を工夫しています。イネの細長い葉をしっかり支える中肋を作る遺伝子は、既存のものを流用しているとわかりました。

サイエンティスト・ライブラリーの塚本先生は、回遊への関心からウナギの産卵場を追い続け、ついにそれを特定なさったドラマを語って下さいました。本当に知りたいのは旅をする心なのだとおっしゃりながら。(中村桂子)

RESEARCH

遺伝子の段階的な進化が生む新しい植物の形

中山北斗

日本学術振興会特別研究員。2010年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。現在、東京大学大学院理学系研究科発生進化研究室にて、植物の形づくりやその進化過程に関わる分子メカニズムを研究している。

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ここしばらく、生命誌の中の大事なできごとの一つとして「生きもの上陸」を見てきました。その結果生まれた水、陸、空というさまざまな環境の中での生きものたちの暮らしの工夫には眼を見張るものがあります。

対談のお相手は諏訪さん。陸上での変化の中で最大のできごとと言える人類誕生の姿を捉えつつあると思えるお仕事について、たくさんの化石の中で語り合った時間は充実したものでした。
リサーチは、陸に上がった脊椎動物と植物での、新しい能力獲得の姿を捉える若い方たちです。トリの発生の高橋淑子さん、植物の塚谷裕一さんのもとから育つ新しい力を頼もしく思います。トリ(脊椎動物)の骨や筋肉を作る基本構造の中から旅をして血管を作る細胞になっていく過程。行く先でしっかり体を作ってくれよと送り出されているようで、細胞の世界にも物語があると感じます。動物に比べると、形にそれほど変化がないように見える植物も、それぞれに必要な器官を工夫しています。イネの細長い葉をしっかり支える中肋を作る遺伝子は、既存のものを流用しているとわかりました。

サイエンティスト・ライブラリーの塚本先生は、回遊への関心からウナギの産卵場を追い続け、ついにそれを特定なさったドラマを語って下さいました。本当に知りたいのは旅をする心なのだとおっしゃりながら。(中村桂子)

季刊「生命誌」に掲載された記事のうち、
多様な分野の専門家との語り合い(TALK)研究者のインタビュー(Scientist Library)の記事が読めます。
さまざまな視点を重ねて記事を観ることで、生命誌の活動の広がりと、つながりがみえてきます。

オンライン開催 催しのご案内

シンポジウム

5/18(土)13:30〜15:45

虫の会(拡張版)第三回 「ピン留め」と「退縮」で作る昆虫の鋭い構造